投稿日:2023.7.12
歯並びによって違いが出る能力とは?
皆様、こんにちは!新宿歯科・矯正歯科です!
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
皆様は綺麗な歯並びになる事により得られる、歯以外で発揮できる能力があることをご存知ですか?
実は、笑った時のスマイルラインが綺麗になる、虫歯・歯周病へなりにくい、
しっかり噛めるようになるという歯や口の印象以外にも得られることがあるので今回はそちらをご紹介致します。
目次
綺麗な歯並びとは
そもそも、良い歯並び・綺麗な歯並びとは一般的にどのような状態を指すかご存知でしょうか。
綺麗な歯並びの条件
・上下の中央が合っている
・歯の形などが左右対称である
・前歯に凸凹・重なり・隙間がなく並んでいる
・奥歯の噛み合わせに隙間がない
・上の前歯が下の前歯よりも少し出ている
・横顔(Eライン)がきれいに整っている
歯の本数が上下合わせて全部で28本(上下各14本ずつ)の永久歯に凹凸がなく、
歯の並びを全体的に見たときに綺麗なアーチ状(円形)を描いているのが理想的とされています。
運動能力への影響
歯並びは見た目の審美性が理由で改善される方が多いと思いますが、実は運動能力にも影響します。
日本ではオリンピック・パラリンピックの代表候補選手には歯科健診の義務づけがされています。
ではなぜ歯並びが運動能力と関係があるのでしょうか?ご説明させて頂きます。
歯並びと運動能力の関係性
「噛む」ということは脳への刺激以外にも「咀嚼筋」という噛む時に使うお口の周りの筋肉が大きく関係しています。
例えば、スポーツが好きな方は試合中によく見る光景かと思いますが、
プロ野球選手やプロサッカー選手等は試合中にガムを噛んでる方が多いことにお気づきでしょうか。
それはガムを噛むことで、血流が良くなりリラックス効果・判断力・集中力を高め、
より高いパフォーマンスが発揮しやすかったりと、噛むことには様々な効果があると言われています。
歯の噛む力と運動能力の関係は噛みあわせが整っており、咬合力が強くしっかり噛める選手の方が
スポーツ能力テストのあらゆる項目で良い成績であることが研究の結果にも表れています。
また、幼少期に食べることに関心が高かったり野菜を多く食べるお子様は、
噛む力も強く運動能力も高いという研究結果もあります。
運動が苦手なお子様は噛むことを意識づけると運動能力の向上につながるかもしれません。
身体のバランスが安定する
噛み合わせが良い歯並びと悪い歯並びでは身体のバランスに違いが出ます。
噛み合わせが悪いと重心がブレやすいのでふらつきやすく、無駄なエネルギーの消耗が増えてしまいます。
しっかり歯を噛みしめると首の筋肉に力が入り、首が安定します。
首が安定することは、体の軸がブレないのでパフォーマンスの向上に繋がります。
ボクシングの選手などがマウスガードを装着することは、歯や顎関節の保護するためでもありますが、
噛みしめ時の顎位が安定することで、頭や首、腰の位置が適正に保たれ、身体バランスが維持するためでもあるのです。
プロアスリートの中でも噛み合わせを矯正したことでパフォーマンスを大きく向上した方もいるくらい、
スポーツと歯並びと噛み合わせが深い関係があるかわかります。
小さい頃から競技に取り組んでいるお子様は、成長期に同じ動きを繰り返すと顎のバランスが崩れやすいので
平衡感覚に影響が出る可能性が高いです。
お口の機能を確立するためにも世界で戦えるアスリートを目指すためにも歯並び・噛み合わせが重要になってきます。
学習能力への影響
勉強には、ある程度の集中力と、学んだことを長く記憶することが重要で、そのどちらも脳が関係しています。
「噛む」ことによる歯の底部分にある歯根膜や下顎骨頭への刺激は脳へと伝わり、脳が活性化されることが分かっています。
歯並びも噛み合わせがも悪い状態にあると、脳への刺激も少なくなり、記憶や集中力へも影響するようです。
歯並びと学習能力の関係性
勉強という言葉を聞くと、「子供がすること」と思ってしまいがちですが、大人になっても続いています。
例えば学校を卒業して就職すると、新しい仕事を覚えていかなければいけません。これも、勉強と言えるのではないでしょうか。
勉強や学習とは、文字を読むことで得た知識や、自ら行動し体験したことを、脳内に記憶していくことに他なりません。
脳の中で記憶に関係している部分として「海馬」が一般的に知られています。
勉強や学習で得た知識や体験を一時的な記憶ではなく、できるだけ長く脳にとどめておく事が重要なのではないでしょうか。
そのためには海馬だけでは不十分といえ、実際には海馬の周辺にある脳の組織や脳の前側、
ちょうど額のすぐ後ろにある前頭葉(前頭前野)、あるいは脳の上の部分(頭頂葉)が関係しています。
そう考えると、勉強したことを長く記憶としてとどめるためには、
海馬はもちろんのこと、脳全体が活性化されていることが必要条件と言えるのかもしれません。
その刺激を受け与えるのは、歯の底の部分にある歯根膜と咀嚼に関わる筋肉が多く付着している、
耳の前側にある顎関節の一部である下顎頭です。
歯根膜は脳の末梢神経の一つである三叉神経につながっていて、
噛むことによる歯根膜への刺激によって三叉神経が刺激され、これが脳に伝わり、
海馬や脳全体への活性化につながることが、明らかにされています。
また、下顎頭はより脳に近い部分に存在しているので、噛むことにより与えられる刺激は脳へと伝わります。
このように、噛むことは人の知的、あるいは身体的活動の中枢である脳にとてもいい影響を与えているのです。
噛む力を高めるために
上記の、運動能力や学習能力を高めてあげる為には幼少期からの歯科的なサポートや管理が重要と言えます。
永久歯と乳歯が生えている混合歯列期には噛みあわせがまだ確立していないので、
顎の筋肉を発達させて顎を広くし歯並びを良くするために、良く噛んで食べる事を教育します。
完全に永久歯が生え揃った永久歯列期には虫歯や歯周病の指導が必要となります。
生えてすぐの永久歯は酸にとても弱く虫歯になりやすい状態です。
お菓子やジュースを制限なくダラダラ摂取したり、親の管轄外になった時に虫歯になるお子様が多いです。
小学生の高学年くらいまでは仕上げ磨きをすることを推奨しています。
噛む力を改善する方法
噛む力は噛みあわせがとても重要となります。噛みあわせを改善する方法としては、歯列矯正があります。
ワイヤー矯正、マウスピース矯正等があり元の歯列の状態にもよりますが
ご自身のライフスタイルに合わせて選択することが可能です。
気になる方はお気軽にご相談ください!ご一読して頂きありがとうございます。
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