投稿日:2023.7.26
妊娠中でも体に負担の少ない歯科矯正とは?
みなさま、こんにちは☆彡
新宿歯科・矯正歯科です(*’ω’*)
矯正治療を始めてから妊娠された患者様や、
妊娠期間中に矯正治療についてリサーチされている患者様は少なくありません。
矯正期間は長い為、ご生活に変化がある方は多いと思います。
今回は、「妊娠中でも矯正ができるのか?妊娠中でも体に負担の少ない歯科矯正」についてお話させて頂きます。
女性の方はもちろん、奥さまやパートナーが矯正を考えられている方は
ぜひ一度ご覧ください♬
目次
妊娠中に矯正治療はしても大丈夫?
結論から申し上げますと、妊娠中に矯正治療はしても大丈夫です。
特に矯正装置を用いて歯を動かすことに関しては、妊娠中でも問題なく行えます。
ですが、安定する前までに悪阻などで吐き気がある場合や、
お腹の張りが強く通院が困難な場合には、
お体に無理のないように治療期間の調整をしていくように、ご相談をさせていただきます。
また、妊娠が分かってから、矯正治療をスタートされるのはおすすめできません。
その理由は、矯正治療を行う前にするお口の中の検査で
レントゲン撮影や、場合によってはCT撮影を行います。
レントゲンの撮影は、妊娠時は避けなければなりません。
矯正治療時に抜歯が必要な場合も、
妊娠中の抜歯は母体に負荷がかかりますので現実的ではありません。
それに加えて、悪阻などが起こると治療が計画通りに進められず
中断する恐れがあることや、
お口の中がホルモンバランスの変化によって、
歯肉から出血しやすくなる症状が出ます。
矯正装置がお口の中に入っていることが慣れていない状況に、歯磨きがいつもより難しい状況になると、
歯肉は腫れやすくなり、お口の中の環境が悪化してしまいます。
吐き気が加わると壮絶な妊娠期間を過ごすことになりかねません。
もし現在妊娠が分かっている場合には、出産後落ち着いた後から矯正を検討しましょう。
母体に負担のかからない矯正治療の方法は?
矯正治療を始めてから妊娠をした、という患者様もいらっしゃいます。
ですが、やはり悪阻が辛い吐き気を伴う場合には
矯正装置自体を取り外す処置を行う場合もあります。
ワイヤー矯正(裏側矯正)の場合
お口の中に矯正装置があるだけでも吐き気を誘発してしまう。
という方も中にはいらっしゃいます。
その場合にはワイヤーを取り外すなどして
負担を軽くする処置を行い、治療を一時中断します。
その後完全に症状が落ち着いてから治療を再開します。
しかし実際には、ご装置を外すほどつらいという方は多くなく、たいてい方が妊娠期間をお休みをし
出産後落ち着いてからそのまま再開される方がほとんどです。
当院では、もしどうしても難しい……という場合には個別で相談させていただいておりますので
悩まずに医師にご相談くださいね^^
マウスピース矯正の場合
マウスピースが異物感に感じて吐き気を誘発されることもあります。
その場合には治療を中断してマウスピースを入れずに生活をしてもらい、
安定してからマウスピースを再開するという方法があります。
マウスピース矯正のメリットは、
取り外しておく事ができるという点です。
矯正装置が取り外せない!という精神的に負荷がかかることは無くなります。
しかし、せっかく矯正をしたのにマウスピースをつけるのを辞めたとたん
歯は後戻りを起こしてしまいます。せっかく良いところまで進めたのに、また歯がガタガタになってしまうのは勿体ないですよね。。。
ワイヤー装置よりもマウスピース装置のほうが、つわりの際辛く続けられない方が多い印象です。
そして大体の方が、一度矯正をストップして後戻りするため、少し治療期間が長くなる傾向にあります。
装置をはずせる安心感があるのはマウスピース矯正ですが、
ワイヤー矯正の方が妊娠期間中でも負担がかかりにくいと言えるでしょう。
妊娠中の歯科矯正におけるリスクと注意点
妊娠中の歯科矯正には、いくつかのリスクと注意点があります。
妊娠中はホルモンバランスの変化により、歯茎が敏感になりやすく、矯正治療中に炎症や出血が起こることがあります。
また、妊娠中はエックス線検査が避けた方がいいため、歯科矯正を始める前にレントゲン撮影が必要な場合は、タイミングに注意が必要です。
矯正装置が食事や歯磨きの際にトラブルを引き起こさないよう、特に口腔衛生に気をつけることも大切です。
ホルモンバランスが歯並びに与える影響
妊娠中は、ホルモンバランスの変化によって、歯茎が腫れやすくなったり、歯周病が悪化するリスクが高まります。
このため、歯並びに影響を与えることもあります。歯茎が腫れると歯が少し動くことがあり、歯並びにわずかな変化が生じる場合があるのです。
また、歯周病が進行すると、歯を支える骨が弱まり、歯の位置が変わることもあるため、妊娠中は特に口腔衛生に気をつけることが重要となります。
妊婦が気をつけるべき歯科矯正中の食事管理
もし矯正中に妊娠が発覚した場合、妊娠中の食事管理は特に重要です。
矯正装置をつけていると、食べ物が歯に詰まりやすく、歯茎の健康を守るためには、栄養バランスの良い食事が必要です。
糖分や酸性の強い食品はできるだけ控え、カルシウムやビタミンCを豊富に含む食品を積極的に摂取しましょう。
また、硬い食べ物や粘着性のある食べ物は、ブラケットが外れてしまう可能性があるため、引き続き避けていただきます。
妊娠中となると、なかなか歯医者にも来られない期間も出てくると思いますので、装置が取れないように気を付けてお食事をしていただきます!
矯正治療を始めてから妊娠がわかったときにすることは?
矯正治療期間中に妊娠されたことが分かりましたら、
ぜひ次の受診の際に担当医にご報告ください。
妊娠期間中の体調の変化はみなさんそれぞれにとても個人差が大きいです。
妊娠3ヶ月頃から5ヶ月頃まで悪阻があり、6ヶ月以降は落ち着いてくるなどと言われていますが、
妊娠初期から出産前まで長い期間悪阻で辛いという方もいらっしゃいます。
その時の通院時の体調を報告していただき、母体に負荷のかからない選択をしていくことが最優先です。
新宿歯科・矯正歯科では、ご体調にあわせて出産ギリギリまで受診される方もおおくいらっしゃいます。
その際はなるべくユニットを倒さずに処置をしたりなど、なるべくお辛くないような態勢で対応させていただいております。
当院は女性のスタッフが多く在籍しておりますので、なにかあればお気軽にお申し付けください。
本日のブログはいかがでしたでしょうか?
矯正治療を開始してから妊娠が判明した場合には、母体に負担のかからないように治療を進めて参りますので、
遠慮なくご相談ください。ご一読して頂きありがとうございます(^_-)-☆
新宿歯科・矯正歯科ってどんなところ?
★新宿駅から徒歩3分★
・裏側矯正歴16年、症例数20,000件以上
・全国に分院を持つ裏側矯正専門医
裏側矯正の経験の豊富さは都内1です!
新宿駅からアクセスも近くてとっても便利♪
土曜・平日夜遅くまでやっているので会社員の方も多く通われています(*^^*)
SNSも毎週更新中です!ぜひチェックしてみてください☆彡
インスタグラムでは、症例写真のまとめや、矯正についてのお役立ち情報、院内の雰囲気がわかる動画など
様々な情報を発信しています(^^♪
→★Instagramはこちら★
毎日カウンセリングのご予約も承っております!
当日精密検査を受けることも可能ですので、当院の治療方針が気になる…
という方は是非一度ご来院ください♪
→★カウンセリングのご予約はこちら★