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投稿日:2023.8.1

出っ歯だと無呼吸になりやすい?

皆様、こんにちは。新宿歯科・矯正歯科です!
いつも当院のブログをご来院いただきまして誠にありがとうございます。

歯が出ていると、お口が閉じにくいという方が多くいらっしゃいます。
また、歯が出ている・出ていないに関わらず無意識だと
お口がポカンと空いた状態(口呼吸)になっている方も多いのではないでしょうか。

歯並びは、睡眠時無呼吸症候群に関係あるのかどうかを
今回は、日本人の歯列のお悩みで1番多い出っ歯と睡眠時無呼吸症候群の関係性について詳しくお話しさせて頂きます。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)について

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まずは、睡眠時無呼吸症候群とはどういう症状かをお話致します。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が一時的に止まってしまうまたは減少する障害のことを指します。

主に気道が閉塞することで呼吸が停止していまう状態になる「閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)」と
脳が呼吸の指令を正しく送らないことが原因で起こる「中枢性睡眠時無呼吸症候群(CSA)」の2種類があり、
場合によっては両者が混在する「複合型睡眠時無呼吸症候群」も存在します。
OSAが最も一般的と言われています。

意識のない就寝時に呼吸が止まる、ということは命の危険に晒されているのと同等です。

睡眠時無呼吸症候群は、ご自身での自覚症状よりも
ご家族や近くで寝ている人からの報告で気が付く割合が高い病気です。

「最近いびきがうるさいと思ったら、急に10秒近く息をしてなかった」
「夜中に息が止まって、むせて起きる時がある」
「聞いているこちらが心配で眠れない」
など、就寝時や仮眠時の一緒の空間に居た人からの報告で気が付く場合が多いです。

原因とリスク

上気道の構造的な異常や筋肉の弛緩、肥満などが原因で起こります。
具体的に言うと、舌や喉の周りの筋肉がリラックスしすぎることで気道が閉塞し、呼吸が停止します。
気道の圧迫が多い状態だと睡眠時無呼吸症候群のリスクを高めます。

睡眠時無呼吸症候群になりやすい特徴

下記では、具体的にどのような特徴の人がなりやすいかを上げていきます。

・最近急激に太り出した人
・肥満体型
・首が太く短い
・舌が大きい
・下顎が小さい
・扁桃腺が大きい
・アデノイド
・慢性鼻炎

これらの特徴がある方は、睡眠時無呼吸症候群を発症している方に多いと言われています。

症状

無呼吸症候群の症状 いびき 呼吸停止 集中力低下 

睡眠時無呼吸症候群の主な症状にはどんなものがあるか見ていきましょう。

いびき

特に大きないびきが特徴です。

呼吸停止

睡眠中に呼吸が止まることがあり、これが数秒から数分続くこともあります。

昼間の眠気

睡眠の質が低下するため、日中の過度な眠気や倦怠感が現れます。

集中力の低下

眠気や疲労により、集中力が欠けることがあります。

頭痛や喉の痛み

朝起きた際に頭痛や喉の痛みを感じることがあります。

出っ歯は睡眠時無呼吸症候群になりやすい?

出っ歯 無呼吸症候群 歯並びと 無呼吸症候群の関係

では、なぜ出っ歯の人は睡眠時無呼吸症候群になりやすいと言われているのでしょうか?

出っ歯で上の前歯や上顎ごと前に突出しているお口元の方は、お口を閉じる動作がとても難しくなります。
次第に、お口を閉じる動作を諦め、いつも自然とお口が開いている状態になってしまいます。
これは出っ歯の人に限らず、気づくとポカンとお口があいた状態になる方全てに同じことが言えます。
口呼吸の方も、当てはまるのではないでしょうか。

そうすることで、下顎が更に後退してしまうのです。
就寝時にも力を抜いてリラックスしている状態だと、出っ歯の方はお口が自然と開き、
下顎も後ろに下がってきてしまうことで、舌も舌根から喉の奥に落ちます。

この状態になると、気道が塞がってしまい仰向けの状態で寝ていると呼吸が一時的にできなくなってしまうのです。

歯科治療で睡眠時無呼吸症候群にアプローチ?

睡眠時無呼吸症候群では、歯科からの治療のアプローチと睡眠時無呼吸症候群(SAS)
外来からの双方のアプローチを受けて治療をすることをお勧めしています。
治療において、口腔内装置(マウスピース)が効果的です。

マウスピース装置は、下顎を前方に引き出すことで気道を広げ、呼吸を改善します。
主に2つのタイプがあります。

マンドibular Advancement Device(MAD)

下顎を前方に保持し、気道を開放します。

Tongue Retaining Device(TRD)

舌を前方に固定し、気道を確保します。

これらのマウスピース装置は、軽度から中等度の治療に有効とされています。

幼少期の矯正治療で下顎の発達をカバーできる?

睡眠時無呼吸症候群では、下顎が極端に小さい、下顎が極端に後方へ下がっているという症状の方も見受けられます。
幼少期の顎骨が発達している段階で、発育を促す、前方への成長を促進させる矯正方法もございますので、
下顎が小さい、顎がないように見えるというお顔立ちが気になるようでしたら、いつでもご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群セルフチェック

このような自覚症状はありませんか?

「寝ても疲れが全く取れない」

「朝起きると頭が痛くて、ぼーっとする」

「日中に耐えられない眠気に襲われる」

「日中に記憶が飛ぶ時がある」

「夜中に苦しくて飛び起きることがある」

「自分のいびきで起きることがある」

「仰向けでは苦しくて寝られない」

このような自覚症状があれば、一度、睡眠時無呼吸症候群を懸念した方がいいかもしれません。

まとめ

歯列矯正 無呼吸症候群   ワイヤー矯正 マウスピース矯正

今回は、出っ歯(上顎前突)との関係としてこちらではご紹介しましたが、
開咬や叢生で歯がガタガタで噛み合わせもズレていると上の歯と下の歯が噛み合わず隙間が空いてしまい、
自然と口が開いてしまう場合もあります。
睡眠時に口を開けたまま寝てしまうと、重力の作用で下顎が下がってしまうため気道が狭まり、発症の原因となります。

ご自身の歯並びが気になっている方は、睡眠時無呼吸症候群のリスクを少しでも少なくするために、
歯列矯正で正しい歯並びと噛み合わせにしてあげることもひとつの方法といえるのではないでしょうか。
歯列矯正にも様々ありワイヤー矯正、裏側矯正、表側矯正、ハーフ・リンガル矯正、部分矯正、
マウスピース矯正など歯並びや治療期間、ライフスタイルに合わせ様々な方法のご提案ができます。

既に睡眠時無呼吸症候群でお悩みのかたも、歯並びや噛み合わせでお悩みの方も
これからを健康に過ごしていく為にもまずはカウンセリングを受けていただく事をおすすめします。
今回は、出っ歯と睡眠時無呼吸症候群の関係性について詳しく解説しました。
皆様のご参考になれば幸いです。

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