投稿日:2024.8.28
出っ歯とエラ張りには関係があるの?
鏡を見るたび、口元のことや輪郭のことで悩んでいませんか?
「自分の顔のバランスが気になるけど、出っ歯とエラ張りって関係するのかな?」など、
疑問に感じることもあるかもしれません。
出っ歯やあごの張りなどの外見の悩みは多くの人が抱えるものです。
しかし、その原因や対策がよくわからずに放置してしまうことも少なくないでしょう。
この記事では、出っ歯とエラ張りの関係性、原因、そして矯正治療による改善方法について探っていきます。
あなたの笑顔をより美しくするための一助となれば幸いです。
目次
関連性について
出っ歯とエラ張りという言葉を聞くと、多くの方はそれぞれ異なる問題と捉えるかもしれません。
しかし、これらの状態は実際には密接な関連性があることも知られています。
出っ歯は、上顎の前歯が前方に突出している状態を指し、一見、口元の見た目に関わる問題と思われがちです。
一方で、エラ張りは顔の輪郭に関わる問題であり、特に下顎の咬筋が発達している場合に顕著に現れます。
それぞれ詳しく解説し、なぜこれらが関連しているのかを見ていきましょう。また、どのような治療が有効かを探っていきます。
出っ歯の原因
出っ歯(上顎前突)は、上顎の前歯が通常よりも前方に突出している状態を指します。
この状態は見た目だけでなく、機能的な問題も引き起こします。出っ歯の原因としては、以下の要素が挙げられます。
遺伝的要因
出っ歯の大部分は遺伝によるもので、親から受け継いだ骨格や歯の大きさが影響を及ぼします。
例えば、顎の骨が小さい場合、歯が前に出やすくなるのです。
幼少期の習慣
幼少期に長期間続いた指しゃぶりや、舌を前に押し出す癖などが、出っ歯の原因となることがあります。
これらの習慣は、上顎の前歯に持続的な力を加え、歯が前方に突出する原因となるのです。
顎の成長不均衡
上顎と下顎の成長が不均衡な場合、出っ歯が発生しやすくなります。
例えば、上の顎が下の顎よりも成長が早いと、上顎の前歯が前方に突出するのです。
これらの要因が組み合わさることで、出っ歯は単なる見た目の問題だけでなく、機能的な問題も引き起こします。
例えば、噛み合わせの不具合が生じることがあり、これがエラ張りの原因となってくるのです。
エラが張る原因
エラ張りとは、下顎の側面が広がり、顔の輪郭が角張って見える状態を指します。主な原因としては、以下の要素が考えられます。
遺伝的要因
あごの張りは遺伝的な要素が強く、骨格の遺伝によってその特徴が現れるのです。
親や祖父母からの遺伝で下顎の骨が発達しやすい場合、顎のラインが顕著になることがあります。
咀嚼筋の発達
硬い食べ物を頻繁に噛む習慣があると、咀嚼筋(特に咬筋)が発達します。
これがエラの張りを引き起こす要因となるのです。
咀嚼筋の発達は顔の輪郭を変えることがあり、特に顔の側面が広がって目立つようになります。
骨格の成長
下顎の骨の成長が過剰になると、あごの張りが顕著になります。
特に成長期に顕著で骨の発育が不均衡に進むと、顔の左右のバランスが崩れることがあるのです。
出っ歯とエラが張ることの影響
出っ歯とエラ張りは、それぞれ異なる原因によって生じることが多いです。
しかし、これらが関連するケースも少なくありません。影響する部分は、以下のとおりです。
噛み合わせと咬筋の発達
出っ歯の状態では、前歯でしっかりと噛むことが難しくなり、自然と奥歯に負担がかかりやすくなります。
この過剰な負担は、奥歯を支える咬筋に強い力を加え、筋肉が発達する原因となるのです。
咬筋が発達することで、顔の下部が広がり、顎のラインが目立つようになります。
歯ぎしりや食いしばりの影響
出っ歯が原因で無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりをすることが増えると、咬筋がさらに発達します。
これもエラの張りを助長する要因となるのです。
歯ぎしりや食いしばりは、特にストレスや緊張が高まるときに発生しやすく、
長期間続くと咬筋が過度に発達して顔の側面の広がりが顕著になります。
出っ歯とエラ張りを治す方法
出っ歯とエラ張りを改善するためには、いくつかの効果的な方法があります。
それぞれの症状に応じたアプローチを検討することが重要です。
歯列矯正治療
出っ歯を矯正するための最も一般的で効果的な方法は歯列矯正です。
歯並びや噛み合わせを整えることで、前歯での正しい噛み合わせが可能になり、奥歯への過度な負担を軽減します。
これにより、咬筋の発達が抑えられ、結果としてエラ張りが目立ちにくくなることが期待できるのです。
特に「裏側矯正(舌側矯正)」や「マウスピース型矯正」などの治療法は、
外見に影響を与えずに治療を進めることができ、成人にも人気があります。
注射による治療
あごの張りを軽減する方法として、筋弛緩作用のある製剤を咬筋に注入する治療があります。
これは筋肉の過度な発達を抑制し、エラの目立ちを軽減する効果があるのです。
非侵襲的で手軽に行えるため、時間が取れない方や即効性を求める方に適しています。
ただし、注射による治療の効果は一時的であり、定期的な施術が必要です。
このため、長期的な計画を立てることが重要となってきます。
手術的アプローチ
エラ張りの原因が骨格にある場合、骨切り術(エラ整形)などの手術が選択肢となります。
この手術では、顎の骨を削ることでフェイスラインを整えることが可能です。
手術後の回復期間が必要ですが、効果は永久的であり、大きな変化をもたらすことができます。
日常的な習慣の改善
無意識の歯ぎしりや食いしばりは、咬筋の発達を促進し、あごの張りの原因となります。
これらの習慣を改善するために、ナイトガードの使用やリラクゼーション技術を取り入れると良いでしょう。
ストレス管理も重要で、リラックスする時間を持つことで無意識の噛みしめを減らすことができます。
矯正治療の効果とメリット
出っ歯とエラが張ることの関連性を理解することで、適切な矯正治療が重要であることが分かります。
矯正治療を行うことで出っ歯を改善し、噛み合わせを整えることが可能です。
その結果、咬筋にかかる負担が軽減され、エラ張りの改善が期待できるでしょう。
顔のバランスの改善
出っ歯を矯正することで、顔全体のバランスが整い、エラの張りが目立たなくなることがあります。
これにより、自然な顔立ちが形成され、自信を持てるようになるでしょう。
咬筋の発達を抑制
矯正治療により噛み合わせが改善されると、咬筋にかかる過度な負担が軽減されます。
これにより、咬筋の過剰な発達を抑制し、エラの張りが改善されるでしょう。
歯ぎしりや食いしばりの軽減
噛み合わせが整うことで、歯ぎしりや食いしばりの頻度が減少することが期待できます。
これにより、咬筋への負担が減り、エラの張りが改善される可能性があるのです。
まとめ
出っ歯とエラ張りは一見異なる問題のように見えますが、実際には関連していることも多いです。
出っ歯は噛み合わせの問題を引き起こし、咬筋の発達を促進しエラの張りを目立たせることがあります。
しかし、適切な矯正治療を行うことで、これらの問題を改善することが可能です。
矯正治療は、出っ歯を改善し、顔全体のバランスを整える効果があります。
治療によって噛み合わせが正しくなり、エラの張りが軽減されることも期待できるのです。
最新の矯正技術を活用することで、見た目に配慮しながら効果的な治療を受けることができるでしょう。
顔のバランスや噛み合わせに悩む方は、専門の矯正歯科医と相談し、最適な治療計画を立てることをおすすめします。
健康で美しい笑顔を手に入れるために、一歩踏み出してみましょう。
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