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投稿日:2024.9.9

歯を抜かない歯科矯正にはどんなものがある?

こんにちは。新宿歯科・矯正歯科です。
いつも当医院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
矯正治療と聞くと歯を抜くイメージがあるかもしれません。
そのため、「歯並びが気になるけど、健康な歯を抜きたくない」このように思う方もいるでしょう。
実は、歯を抜かずに矯正する方法もあります。今回は、そんな「歯を抜かない矯正」について解説します。

歯を抜かない歯科矯正とは?

歯を抜かない矯正 非抜歯矯正 抜歯矯正

矯正治療では、歯を動かすスペースが不足している場合、それを作るために健康な歯を抜くこともあります。
この方法を「抜歯矯正」と呼びますが、健康な歯を失うことに抵抗を感じる方もいるでしょう。
一方、歯を抜かずに矯正する方法を「非抜歯矯正」と言い、さまざまな工夫を凝らして歯を動かすための隙間を確保します。

どのような人が対象となるのか?

歯を抜かない矯正は、軽度から中等度の叢生(ガタガタの歯並び)や、前歯の突出感がある方などが対象となります。
しかし、歯並びの状態によっては抜歯が必要な場合もありますので、歯を抜く必要があるのか、
それとも歯を抜かない矯正で対応できるのか、まずは歯科医師に相談してみましょう。

歯を抜かない矯正のメリット

歯を抜かない矯正メリット 非抜歯 抜歯しない矯正

歯を抜かない矯正には、以下のようなメリットがあります。

健康な歯を残せる

抜歯矯正では、歯並びを整えるスペースを作るために、健康な歯を数本抜くことがあります。
しかし、「健康な歯はできる限り残したい」と考えるのは当然のことです。
歯を抜かない矯正なら、歯を1本も犠牲にすることなく歯並びを整えられます。

口元の変化が少ない

抜歯矯正では、歯を抜いた隙間を埋めるために他の歯を大きく動かす必要があります。
それにより、口元が大きく変化してしまうことがあります。
しかし、歯を抜かない矯正なら、歯を大きく動かす必要がないため、口元の変化を気にせずに進められます。

治療期間が短くなる場合がある

歯を抜くスペースを作る必要がないため、抜歯矯正に比べて治療期間が短くなる場合があります。
もちろん、歯並びの状態や治療方法によって個人差はありますが、たとえば、結婚式という大切な日に向けて、
少しでも早く歯並びを整えたいという方にとってはメリットと言えるでしょう。

身体的・精神的負担が少ない

抜歯は、どうしても痛みや腫れがつきもの。
さらに「健康な歯を失ってしまう」という不安やストレスも決して小さくはありません。
歯を抜かない矯正なら、身体的・精神的な負担も軽減できます。

歯を抜かない矯正のデメリット

歯を抜かない矯正 デメリット 噛み合わせ

メリットがある一方で、デメリットも理解しておく必要があります。

噛み合わせが悪くなる可能性がある

非抜歯矯正では、歯を動かすための隙間を作るために、無理な力を加えると、噛み合わせが悪くなる可能性があります。
ただ、心配しすぎる必要はありません。
経験豊富な歯科医師のもとで、適切な治療計画を立て、丁寧に進めていけば、
噛み合わせの問題が起こるリスクは大きく減らすことができます。

治療期間が長引く可能性がある

歯を抜かない矯正では、少しずつ丁寧に歯を動かしていく必要があります。
そのため、抜歯矯正に比べると、治療期間が少し長くなってしまうことも。
ただし、治療期間は、歯並びの状態や選んだ治療方法によって大きく変わってきます。

後戻りするリスクがある

歯を抜かない矯正の場合、もとの歯並びの状態によって異なりますが、歯が元の位置に戻ろうとする力が働きやすく、
後戻りのリスクが高まる可能性があります。矯正後は保定装置(リテーナー)をきちんと装着することが大切です。

適応症例が限られる

重度の叢生や骨格的な問題がある場合は、歯を抜かない矯正では対応できないことがあります。

歯を抜かない矯正って、どうやって歯を動かすの?

「歯を抜かない矯正って、一体どうやって歯を動かすの?」 そんな疑問が浮かんだ方もいるのではないでしょうか。
歯を抜かない矯正でも、さまざまな方法で歯を動かすための隙間を確保します。
たとえば、奥歯をほんの少しだけ後ろに下げることで、前歯がキレイに並ぶスペースを作ることもあれば、
「拡大床」と呼ばれる装置を使って、歯列全体を少しずつ広げて、歯を並べる空間を確保することもあります。

また、歯と歯の間をほんの少しだけ削ることで、歯を動かすためのわずかな隙間を作り出すこともできます。
これらの方法を組み合わせて進めていくのが一般的です。

歯を抜かない歯列矯正で使用する装置

歯を抜かない矯正 ワイヤー矯正 マウスピース矯正

歯を抜かない矯正では、主に3つの装置が使われます。それぞれの特徴を見ていきましょう。

マウスピース矯正(インビザラインなど)

透明なマウスピースを歯に装着することで、少しずつ歯並びを矯正していく方法です。
最大のメリットは見た目の自然さ。薄くて透明なマウスピースなので、装着していてもほとんど目立ちません。
さらに、食事や歯磨きの時には取り外せるので、普段通りの生活を送ることができます。

ワイヤー矯正

歯にブラケットという小さな装置を付けて、ワイヤーを通して歯を動かす方法です。
装置が目立つのが気になる方もいるかもしれませんが、
歯を効率よく動かすことができるため、さまざまなケースにも対応できます。

歯科矯正用アンカースクリュー

顎の骨に小さなスクリューを埋め込むことで、歯を動かす際の支えとして使う方法です。
少し怖く感じるかもしれませんが、アンカースクリューのおかげで奥歯を後ろに下げたり、
歯を歯ぐきの向きに動かしたりすることが可能です。

歯を抜かない矯正を検討する際のポイント

歯を抜かない矯正を検討する際には、以下のポイントに注意しましょう。

複数の歯科医院で相談する

歯科医院によって、治療方針や得意な治療法が異なることがあるため、
複数の歯科医院を訪ねて、歯科医師の話をじっくり聞いてみることをおすすめします。
治療期間や費用はもちろん、あなたの歯並びに対する悩みや希望を遠慮なく伝えて、
納得できる治療プランを見つけてください。

経験豊富な医師を選ぶ

歯を抜かない矯正は、歯科医師の技術と豊富な経験が求められます。
そのため、治療を安心して任せられる経験豊富な歯科医師を選ぶことが大切です。
歯科医師の経歴や症例数、専門分野などを確認し、あなたの歯並びに合った治療を得意とする歯科医師を探しましょう。
ホームページや口コミサイトで、実際に治療を受けた方の感想をチェックしてみるのもおすすめです。

費用だけでなく治療内容も比較する

「矯正治療は費用が高い」そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
費用は歯科医院を選ぶ際の大切なポイントですが、安さだけで決めてしまうのは避けましょう。
歯科医院によって、使用する装置の種類や治療期間、アフターケアの内容などが異なる場合があります。
「安いから」という理由だけで選んでしまうと、こんなはずじゃなかったと後悔してしまうことも。
治療内容をしっかり確認し、自分に合った治療法を選びましょう。

まとめ

自分に合った治療法選ぶポイント 矯正選び

歯を抜かない矯正は、健康な歯を残しながら歯並びを整えたい方にとって、魅力的な治療方法です。
しかし、症例によっては、抜歯した方が口元のバランスや噛み合わせがキレイに整うことがあります。
そのため、歯を抜かない矯正を選択する際は、メリット・デメリットを理解し、
歯科医師とよく相談しながら、自分に合った治療法を選びましょう。
当院では矯正相談を実施しています。抜歯矯正・非抜歯矯正について疑問や不安がある方は、お気軽にご相談ください。

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