投稿日:2024.9.18
歯列矯正でどのくらい顔つきがかわるのか
「歯列矯正をすると顔つきが変わる」と聞いたことがある方も多いでしょう。
しかし、歯並びや噛み合わせを中心に治療をする歯列矯正が、
なぜ口元を治療すると顔つきが変化するのでしょうか?
今回は、歯列矯正で顔つきが変わる理由について触れるとともに、
顔のどの部分が特に変化していくのかも併せて紹介していきます。
今後、歯列矯正を考えている方の参考になりましたら幸いです。
目次
なぜ歯列矯正をすると顔つきが変わる?
まず、歯列矯正によって顔つきの印象を変えることは可能です。
かならず変化するとはいえませんが、矯正前と矯正後では変化を感じる方が多くみられます。
では、なぜ歯列矯正で顔つきが変わるのでしょうか?
その理由は、矯正することで本来あるべき位置に歯が戻るからです。
歯を正常の位置に戻すと、以下のような効果が期待できます。
歯列を綺麗にする効果
・歯並びが整う
・噛み合わせのバランスが整う
・あごのバランスが整う
正常な位置に歯がとどまり、あごのバランスが整うと機能面が改善されますが、同時に見た目の変化を伴います。
たとえばフェイスラインがシュッと整ったり、口周りがスッキリしたりするなど、なにかしら顔つきに違いが出るでしょう。
しかし、顔つきは矯正治療とともに変化していくため、緩やかな変化となります。
顔つきの変化を感じるのはいつ?
矯正前の状態や治療内容など個人差はありますが、
歯列矯正をするなかで顔つきの変化を実感するのは約半年から1年後という方が多い印象です。
毎月少しずつ歯を動かしていくため、すぐに実感できるわけではありません。
一般的に矯正治療は2~3年の期間をかけておこないます。
そのため、顔つきの変化も治療中から治療後ではまた異なっていく可能性が高いでしょう。
歯列矯正で顔のどの部分が変わるのか
矯正することで、まずは歯が正常な位置に動こうとします。
その移動によって、唇の位置やあごの形が変化しはじめるでしょう。
さらに歯やあごが変化すると顔の筋肉のバランスにも変化が生まれ、全体的な顔つきの変化を感じやすくなります。
では、どの部分に変化が現れると顔つきが変わったように見えるのでしょうか。
ここからは、歯列矯正によって得られるであろう変化を詳しくみていきます。
横顔(Eラインが整う)
矯正をするうえで美しさを象徴する部位が「横顔」です。
よく「Eライン」という言葉を耳にすることがあると思いますが、このEラインこそ理想の横顔を表す指標になっています。
Eラインとは、横から見て鼻の先端と下あごを直線で結んだときのラインのことです。
このライン上に唇が当たらない、または少し触れる程度であれば美しい横顔・理想の横顔と位置づけています。
より詳しい定義として、Eラインよりも上唇が4㎜ほど、下唇が2㎜ほど内側にあると、さらに理想的でしょう。
歯列矯正では治療のゴールを決めるうえで、このEラインも意識しながら進めていきます。
そのため、Eラインが整うようになれば必然的に変化が生じるようになるのです。
スマイルライン
横顔と同じように、口角のラインにも理想とされるラインがあります。
それがスマイルラインです。
スマイルラインとは、笑うときに上の歯の先と口角を結ぶラインのことを示します。
この理想的なスマイルラインの定義として、歯の大きさや長さが関係しており、
中央の歯である中切歯をベースに隣の側切歯はそれより一回りほど小さく、さらに犬歯は中切歯と同じ長さ、
または少し長いと美しいラインが仕上がるといわれています。
矯正によって歯のバランスが整うと、自ずとスマイルラインも整い、結果的に顔全体の印象がよくなるでしょう。
歯が邪魔して笑顔がぎこちなかった方が矯正をして笑いやすくなったことで、「笑顔になる回数が増えた」という声もあるほどです。
フェイスライン
矯正することでフェイスラインも整うようになるといわれています。
なぜなら、歯並びを正常に戻したり、噛み合わせのズレを改善したりすると
歪みが生じていたフェイスラインがスッキリしたように見えるからです。
かならずフェイスラインが整うわけではありませんが、歯並びを治すためにおこなった矯正治療で、
結果的にフェイスラインが整うケースは多く見られます。
また、矯正したことでエラが解消したという声もあります。
なぜエラにも効果的かというと、噛み合わせの治療をすると筋肉バランスが整うからです。
骨格的なエラではあまり効果が期待できませんが、
筋肉バランスが原因でエラが張っている場合は効果が期待できるかもしれません。
エラが少しでも解消すれば、さらに美しいフェイスラインが期待できるでしょう。
小顔
矯正をすると、よく耳にする効果が小顔ではないでしょうか。
歯並びの悪さによって口を閉じることができない場合、どうしても顔が長く見えてしまいやすくなります。
しかし、矯正で歯並びが改善されることで口を閉じることができ、結果的に小顔に見えるようになるでしょう。
もちろん、外科手術を取り入れるとさらに効果が期待できますが、歯列矯正だけでも小顔効果を感じるという方も多くいます。
顔以外で変化を感じるメリット
歯列矯正をすると変化が生じるのは顔つきだけではありません。
ほかにもメリットを感じる点がたくさんあります。
ここでは、顔以外にも変化を感じるメリットについて紹介していきましょう。
発音や滑舌機能の向上
歯並びが悪いと支障をきたすのが発音や滑舌です。
歯と歯のあいだに隙間があると、どうしても話すときに空気が抜けて滑舌が悪くなってしまいます。
歯並びを改善すると隙間が解消され、発音しやすい、滑舌が安定するなど、話しやすさに大きな変化を感じるでしょう。
消化器官への負担が軽減
歯並びが悪いと噛み合わせバランスが崩れる傾向にあります。
噛み合わせが安定していないと食べ物を十分に噛み砕くことが難しくなることから、
胃腸に負担を強いられるようになるでしょう。
そのため、消化不良を引き起こすと健康を阻害してしまう可能性が高くなります。
ですが、歯列矯正をして歯並びを改善していけば、胃腸の負担を軽減することが可能です。
結果的に全身の健康面も安定するでしょう。
肩こりや頭痛、腰痛の改善
消化器官への負担軽減だけではなく、噛み合わせの安定は姿勢バランスを整えてくれます。
姿勢の悪さは歯並びの悪さとも直結しており、
普段から肩こりや頭痛など不調を抱えている方は歯並びが原因かもしれません。
歯並びの改善によって噛み合わせが安定し、身体の歪みも修正されます。
すると姿勢が改善され、悩みの種であった肩こりなどが解消される可能性が高まるでしょう。
症例別でみる顔つきの変化とは
実際、どんな症例が歯列矯正をすることで顔つきの変化を感じやすいのでしょうか。
ここでは、症例別に効果が期待できる可能性の高い、顔つきの変化について触れたいと思います。
受け口
受け口は下あごが上あごより前へ出ている状態のため、特に横顔が特徴的な容貌をしています。
矯正治療後は顔全体のバランスが整い、横顔に変化が生じるでしょう。
歯列矯正のほかに外科手術も取り入れると、さらに理想的な横顔に近づける可能性が高いといえます。
出っ歯
出っ歯は上の前歯が突出しているため、口が閉じにくく「口ゴボ」のような口元が盛り上がる状態になります。
出っ歯も横から見ると不自然に口元だけ出てしまっていることから、顔つきが特徴的です。
歯列矯正で出っ歯が改善されると口を閉じることができるようになり、顔つきに変化が生じます。
横顔の変化だけではなく小顔効果も期待できるでしょう。
オープンバイト
オープンバイトとは、噛んだときに奥歯だけが噛んでいるのに対し、前歯が一切噛んでいない状態のことを指します。
噛み合わせのバランスが悪いせいで、顔に歪みを生じてしまう可能性が高いでしょう。
オープンバイトを改善するとバランスが整うことから、フェイスラインやスマイルラインの効果が期待できます。
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やはり不安要素として残るのは「本当に理想の顔つきになれるのか」ではないでしょうか。
良い変化はうれしいですが、理想とかけ離れた顔つきになることは絶対に避けたいですよね。
そんなときこそ、当院のカウンセリングがおすすめです。
当院では患者さまに治療のイメージができるよう、シミュレーションを使いながらゴールまで併走していきます。
理想の口元、顔つきなどを歯科医師と共有することで、
ギャップが出ないよう目指すべきゴールまで進めていきますので、ご安心ください。
まずはお気軽にご相談いただけると幸いです。
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