投稿日:2025.4.25
矯正中、装置が付いていてちゃんと磨けているか不安…矯正中のクリーニングは受けられるの?
皆様、こんにちは。
大安ビル8階にある【新宿歯科・矯正歯科】です。
矯正中は装置を使用するため、しっかり歯が磨けているか不安になっている方へ。
矯正治療中は、よりセルフケアや歯のクリーニングを徹底するのが望ましいです。
そこで今回は、矯正中はちゃんと磨けているか、クリーニングは必要か、クリーニングのメリット、
プロフェッショナルケアとセルフケアのポイント、歯のクリーニングがおすすめの人などを解説します。
目次
矯正中はちゃんと歯は磨けているの?
矯正中はちゃんと磨けているのか、磨く技術やむし歯になりやすいのかという点でみていきましょう。
しっかり磨くのには技術が必要
矯正治療中は、歯がしっかり磨けているのか不安になる方もいらっしゃると思います。
理由としては、
・装置が邪魔になる
・食べものが装置につまる
・歯磨きがしにくい
などが挙げられるでしょう。
たしかに、矯正治療をすると装置を装着するためセルフケアの技術が必要になることがあります。
そのため、適切なセルフケアを身に付けること、可能であれば歯科医院で歯のクリーニングを受けることが大切です。
矯正しない方がむし歯になりにくいのでは?
矯正治療をすることでむし歯や歯周病のリスクが高まるとは一概にはいえません。
矯正治療中であっても適切なセルフケアと歯科医院による歯のクリーニングによって歯の健康を守ることはできます。
歯並びが悪いまま放置しておく方が今後の人生において歯の寿命が短くなる可能性があります。
歯並びが悪いと食べかすが歯に詰まりやすく、歯磨きも困難な部分が出てきます。
その結果、むし歯や歯周病のリスクが高まるといえます。
そこで原因となる悪い歯並びを矯正治療で改善することは、今後の歯の健康を守ることにつながるのです。
矯正治療中であっても適切なクリーニングで歯の健康を守ることはできますので安心しましょう。
矯正中のクリーニングは必要?
矯正中のクリーニングは必要です。
このクリーニングとは、大きく2つにわかれており「セルフケア」と「プロフェッショナルケア」が挙げられます。
矯正中のセルフケア
セルフケアとは、自分の歯を自分自身で磨くことを指します。
歯の健康を守るためには、適切なセルフケアが欠かせません。
いくら歯科医院に通っているからといっても、毎日の歯磨きを疎かにしていればむし歯や歯周病になるリスクは高まります。
矯正治療中は歯磨きの技術を高めることや、清掃補助用具の選択を見直すことが大切です。
セルフケアでは食事で付着した食べかすはもちろん、食べかすの中で増殖した「歯垢」という細菌の塊を取り除くことが可能です。
歯垢を放置しておくと、徐々に唾液の成分により石灰化して「歯石」という汚れに変化します。
歯石に変化するとセルフケアでは落としきることが不可能になりますので、歯科医院でのクリーニングが必要になるのです。
矯正中のプロフェッショナルケア
プロフェッショナルケアは、歯科医院で国家資格のある歯科衛生士や歯科医師が歯のクリーニングを行うことです。
歯の表面や矯正装置に付着した歯垢や食べかすはもちろん、セルフケアでは落としきれない歯石や着色汚れを取り除くことが可能です。
矯正中のクリーニングのメリット
矯正中のクリーニングのメリットはさまざまあります。詳しくみていきましょう。
むし歯や歯周病を防ぐ
むし歯や歯周病を防ぐには、セルフケアはもちろん歯科医院での歯のクリーニングがおすすめです。
特に、矯正治療中は歯並びが悪いことに加えて矯正装置が歯に装着されていることから
セルフケアが難しいと感じる方もいらっしゃるでしょう。
そこで、セルフケアに加えて歯科医院で歯のクリーニングを受けることでより歯の健康を守ることができるでしょう。
むし歯や歯周病の原因となる「歯垢(プラーク)」をしっかり取り除くには、歯のクリーニングは大切です。
着色汚れ
着色汚れとは、歯の表面が茶色や黄色っぽく汚れることです。
歯の表面に付いている着色汚れであれば、歯科医院で受けるクリーニングで取り除くことが可能です。
本来の歯の色を取り戻すことが可能です。
ただし、歯の内部に付着している着色汚れは薬剤を用いる「ホワイトニング」でなければ取り除けませんのでご注意ください。
矯正治療中のホワイトニングは基本的にはおすすめしておりませんが、
装置が歯の表面に装着されていない人「裏側矯正(舌側矯正)やマウスピース型矯正」であれば治療を受けることは可能です。
このような装置の人であっても矯正治療中はアタッチメントなどの
細かな装置が装着されていることもあるためまずは歯科医師にご相談ください。
口臭の予防
歯の汚れや歯垢をしっかり取り除くことができれば、口臭を予防することも可能です。
矯正治療中もお口の中を清潔に保つためにも歯のクリーニングを受けましょう。
矯正治療が予定通りに進みやすい
矯正治療中にも歯の健康を保つことができると予定通りに治療を進めることができます。
たとえば、矯正治療中にむし歯が発生した場合には治療を一時的に中断しなくてはいけないケースもあります。
このようなリスクを避けるためにも歯のクリーニングは受けるべきなのです。
矯正中のクリーニング【プロフェッショナルケア】
ここからは、歯科医院で行う矯正中のクリーニングを詳しくみていきましょう。
希望の方にはクリーニングを行っていますので、歯科医師にご相談ください。
当院で歯のクリーニングを受ける場合は、別途費用がかかります。
スケーリング
スケーリングとは、歯の表面に付着した歯垢や歯石を取り除くためのクリーニングです。
スケーラーという専用の器具や機器を用いて歯垢や歯石を取り除きます。
PMTC
当院では、矯正治療中にクリーニングを希望される患者様にはPMTCを行っています。
PMTCとはプロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略称です。
国家資格のある歯科衛生士が行う歯科のクリーニングで、歯の表面に付着した歯垢や歯石はもちろん、
着色汚れやバイオフィルムを取り除くことが可能です。
歯の表面がツルツルになり、歯垢や着色などの汚れが再度付着することを防ぐことができるのも特徴です。
歯に付着した歯垢や歯石、バイオフィルムをスケーラーで取り除いたあと、
専用のブラシカップなどにペーストを付けて清掃します。
通院の際にクリーニングを続けていただくと健康なお口を保つことができます。
矯正中のクリーニング【セルフケア】
矯正中のクリーニングはセルフケアも大切です。最後に矯正治療中のセルフケアを見直してみましょう。
歯磨きの時間
歯磨きをしっかり行うためには、歯磨きに用いる時間も重要です。
できれば1回の歯磨きに10分くらいかけるとよいでしょう。
1~2本ずつじっくり歯の表面や矯正装置を磨いていきましょう。
鏡を使用する
歯磨きをする際は、鏡を使用するのが基本です。
自分がどこをどのように磨いているかを確認して磨くことで、取り残しが減ります。
テレビを見ながら、ソファでくつろぎながらと「ながら磨き」をされている方は、
磨いた気分になったり、磨き残しが多くなったりする傾向があります。
歯磨きと向き合うためにも鏡を使用してみましょう。
清掃用具を見直す
清掃用具を見直すことも適切なセルフケアには欠かせません。
歯磨きは歯ブラシだけで行っている方も多いでしょう。
ただし、歯ブラシだけで歯磨きを行うと6割程度しか磨けないことがわかっています。
そのため、歯間ブラシやデンタルフロスなどの清掃補助用具を用いることが大切です。
これにより歯垢除去率を高めることができます。
なんとデンタルブラシを併用することで8割以上の歯垢除去率になることがわかっています。
まとめ
矯正治療中にもしっかり歯を磨けているか不安な方も多いでしょう。
そのため、当院で矯正治療を受けられる方でご希望があれば歯のクリーニングを行っております。
歯のクリーニングを歯科医院で行うことで、セルフケアだけでは取り除けない歯石や着色を取ることが可能になります。
矯正治療中も歯の健康を保つためにも、ご希望の方は歯のクリーニングのご相談をしてください。
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