投稿日:2023.5.10
出っ歯の矯正は痛い?
皆様、こんにちは。新宿歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、出っ歯と矯正治療についてお話です。
出っ歯
まず、よく耳にする「出っ歯」とはどのような状態なのかをご説明致します。
出っ歯とは
「出っ歯」とは、お顔を横から見た時に、上顎や上の前歯が前方に飛び出た状態をいいます。。
歯科用語では「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」と呼ばれ、日本人に多く見られる歯並びです。
代表的なお口のコンプレックスに数えられるほか、口元が盛り上がる「口ゴボ」の原因の一つでもあります。
なぜ日本人に出っ歯が多いのか
日本人は欧米人に比べて出っ歯になりやすい顎骨の構造となり、
上顎が大きく前方ぎみもしくは下顎が小さく後方ぎみであると言えます。
歯は骨に埋まっていますが、その土台となる骨(顎)の位置と
人それぞれ歯の大きさや形が異なるので、土台とのバランスより出っ歯になりやすい傾向にあるようです。
出っ歯はよくない?
出っ歯は、噛み合わせなどの機能面だけでなく、
見た目や印象を気にして矯正歯科を受診する患者さんも多い不正咬合です。
出っ歯になると、唇が閉じにくくなり口呼吸になる可能性があり、健康問題を引き起こすこともあります。
不正咬合とは
不正咬合(ふせいこうごう)とは、歯並びや噛み合わせが正常でない状態のことをいいます。。
さまざまなタイプがあり、それぞれ異なる原因や治療法があります。
不正咬合は、見た目だけでなく、食事や発音、口腔衛生にも影響を与えることがあります。
不正咬合になる原因
遺伝的要因のほか、早期の乳歯の喪失や指しゃぶり、舌を突き出す癖などの習慣、
口呼吸、顎の発育不全などの原因があります。
出っ歯のセルフチェック
自分が出っ歯かどうかは、下記のような方法で確認ができます。
・唇を閉じたときに上の前歯が邪魔でうまく閉じることができない
・横から見て、上の前歯が下の前歯よりも5mm以上前に突き出ている
・鼻の先端とあごの先端を結んだラインより前に上唇がはみ出している
・上の前歯の真ん中の2本が目立つ
出っ歯は治るのか
専門知識がないと、歯が正しくない方向に動いてしまったり、歯が欠けたりするリスクも伴います。
マウスピース矯正
透明なプラスチック製の装置を歯に装着して、歯を少しずつ移動させる方法です。
この方法は、歯の動きを確認しながら治療が進められるため、治療の進捗を予測できます。
軽度な出っ歯に適しています。
ワイヤー矯正
軽度から中程度の出っ歯でしたら、ワイヤー矯正で治すことができます。
ブラケットと呼ばれる器具を歯に装着し、そこにワイヤーを通して、動かしたい方向に向かって歯に適切な力を加え、
徐々に歯を移動させることで歯並びを良くするという治療法です。
表側矯正や裏側矯正、ハーフリンガル矯正など装着範囲を選択することも医院によっては可能です。
インプラント・セラミック矯正
歯を削ったり、人口歯を入れることに抵抗のない場合は、インプラント矯正やセラミック矯正を検討しても良いでしょう。
歯の色や、形など自分好みに選択することができます。
外科矯正
出っ歯の矯正に伴う「痛み」について
矯正の相談で多いのが「痛み」について聞かれる方が多いです。
想像できない痛みだと矯正期間乗り越えれるか不安ですよね。
歯を動かしているわけなので当然痛みは伴います。
ですが、矯正期間中ずっと続く訳ではなく、一時的な痛みなので必ず乗り越えられます。
しかし痛みにも個人差があり、抜歯の有無や歯並びによっても違ってきます。
中でも日本人に1番多い歯並びの「出っ歯」の場合痛みはどうなのでしょうか。
意外と出っ歯の歯並びは痛みを感じることは少ないんです。
それはなぜなのか、これから矯正をされる方、または検討される方は
これを機に矯正へのネガティブイメージを払拭していただいて、明るい矯正 生活になれば嬉しいです。
痛みが出る原因
歯は骨の中に埋まっていて少しの力で動くはずがありません。
なので機械的な力を加え歯に負荷をかけ続けることで少しずつ歯を動かしていきます。
その際に歯が動いていく方向の骨が溶けていき、反対側の骨が形成されていく仕組みの中で
骨が溶ける過程で痛みを感じる物質が分泌されます。
矯正装置を着けり調整した直後は痛みというより圧迫感が強いですが
徐々に痛みが出始め、およそ36 時間後がピークに痛んできます。
歯に当たるだけで痛みが生じるので飲食が苦に感じたり、お話するのもままならなかったりするでしょう。
しかし一時期な痛みなので徐々に緩和していき、1 週間程で痛みは落ち着いていきます。
それに対してマウスピース矯正だとマウスピース 1 枚での歯の移動量が0.25 ㎜とコンピュータ計測により決められています。
0.25 ㎜とは歯根膜(歯と骨の間のクッション的な役割)の厚みで、
この歯根膜分の移動量しか歯が動かないように最適な力加減が計測されています。
それによって歯を段階的に動かすので、マウスピースはワイヤー矯正に比べて痛みが少ない傾向があります。
矯正装置にあたる痛み
ワイヤー矯正の場合
ワイヤーが飛び出て口腔内の粘膜や舌に引っかかって痛みがでたり傷がついてしまう可能性があります。
マウスピース矯正の場合
丁寧に作られていますが、マウスピース自体に研磨不足で尖っていたり
出っ張っていると口腔内の粘膜が傷付いたり、同じ部分が擦れてしまうと口内炎になってしまうことがあります。
もしこのように矯正装置によるトラブルによって痛みが生じた場合は、そのトラブルに対応しなければ解決しないので、
我慢せずなるべく早く歯科医師に相談しましょう。
出っ歯の矯正治療の痛みは?
もちろん個人差はありますが、出っ歯の場合の矯正は意外と痛みは少ないです。
奥歯より前歯の方が比較的根元が動きやすいので部分矯正や全体矯正どちらとも痛みが少なく済むことが多いです。
しかし人工的に歯を動かすので違和感を得ることはあり、その違和感が痛みに感じる方もいるでしょう。
一昔前とは違い矯正装置の選択肢が増え、患者様にとってベストな方法が選べます。
痛みが苦手な方は、1日 20 時間以上装着するルールを守れるなら、
移動量が計測されて段階的に動いていくので痛みが少ない「マウスピース矯正」をおすすめします。
矯正装置による痛み以外の痛みは、歯が動いている証拠です。
患者様の協力の下、長く続けることによって歯並びが綺麗になっていくのが矯正治療です。
治療し始めは長い長い道のりですが、ゴールが見えてくると新しい自分に心が踊ります。
必ず皆さまもワクワクする時期が来るのであまり心配しすぎず、お悩みの際はお気軽にご相談してください。
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