投稿日:2024.10.21
ガミースマイルはマウスピース矯正で改善できる?
口元のお悩みは歯だけではありません。
歯ぐきが目立ってしまい、口元がコンプレックスになってしまう場合もあります。
笑った時に歯ぐきが目立つと口元を隠すこともあり、改善したいと思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、歯ぐきが目立つガミースマイルがマウスピース矯正で改善できるかについてご紹介します。
目次
歯茎が目立つガミースマイルとは
笑った時に歯ぐきが見えすぎる状態を「ガミースマイル」といいます。
一般的には、3ミリ以上見えているとガミースマイルといわれています。
しかし、ガミースマイルの原因は1つではなく、様々な原因が考えられ、
いくつかの要素が合わさっている場合もあります。
見た目だけでなく、機能的にも問題があるケースもみられます。
そのため、ガミースマイルの原因を知って、その原因に対して治療をすることが大切です。
ガミースマイルの原因とは
歯の生えている位置・歯の長さ
ガミースマイルは、出っ歯などの歯が前に出ているケースがあります。
また、歯ぐきの見える量が多いとガミースマイルになってしまうため、
歯が小さい方や歯が生えている位置が低い方は、その可能性が高くなります。
治療法
軽度のガミースマイルで歯の生え方に問題がある場合は、矯正治療で改善が見込めます。
その場合、歯並びの不正の程度によってマウスピース型矯正かワイヤー矯正が適用になるか診断されます。
症状が強い場合には、ほかの治療法が適用になることもあります。
上唇が原因
唇の厚みは個人差がありますが、唇が薄い方は歯ぐきは見えやすくなります。
また、唇を上にあげる筋肉が発達し過ぎている場合は、ガミースマイルの原因になることがあります。
治療法
筋肉が過剰に発達している場合には、注射による治療で筋肉の働きを緩やかにすることで、改善が見込めます。
上顎の骨が過剰に発達している
上顎の骨が過剰に発達している場合は、唇の中におさまりにくくなり、ガミースマイルになりやすいです。
顎の骨に原因がある場合には、骨のバランスを改善して整える外科矯正が検討されます。
治療法
外科矯正は、顎の骨のアンバランスさを改善して整える方法です。
骨を切除して整えることもあり、大がかりな手術が必要になります。
また、外科矯正ができる歯医者は限られており、大学病院などで治療することもあります。
歯ぐきが過剰に発達している
通常は、歯が見えるはずの位置でも歯ぐきが覆ってしまうと歯ぐきが目立ちやすくなります。
歯ぐきが過剰に発達していると、歯が見える範囲が少なくなるため、ガミースマイルになりやすいです。
治療法
歯肉切除は、歯ぐきが覆っている部分を切除する方法です。
1日で治療が終わるメリットはありますが、徐々に歯ぐきが元に戻ってしまう可能性があります。
歯冠長延長術は、歯肉切除をした上でセラミックの被せ物をする方法です。
被せ物があるため、歯肉切除だけをする治療より歯ぐきの後戻りが少なくなります。
ただし、セラミックにする必要があるため、大幅に歯を削る必要があります。
ガミースマイルを放置すると起きるデメリット
見た目がコンプレックスになりやすい
口元は、顔の中で印象を大きく左右するといわれています。
ガミースマイルの方は、口元がコンプレックスになりやすく、笑う時に口元が隠してしまうことも少なくありません。
口元がコンプレックスになってしまい、話すことにも消極的になるケースもあります。
ただし、ガミースマイルは年齢とともに少しずつ落ち着いてくる傾向になり、若い方が悩む場合が多いでしょう。
加齢で口元の筋力が低下することが関係しているといわれています。
むし歯や歯周病のリスクが高くなる
歯ぐきが出ていることが多いため、唇が閉じにくくなります。
そうすると、口の中が乾燥しやすく、唾液の働きが弱くなってしまいます。
唾液には細菌を洗い流す作用や再石灰化を促進する作用があるため、口内環境を整える役割があります。
そのため、お口が乾燥することで、むし歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます。
ガミースマイルの症状によってはマウスピース矯正も可能
ガミースマイルは、歯の生えている位置が原因で軽度な症状の場合には、マウスピース矯正が適用になります。
マウスピース矯正は、大幅に歯を動かすケースは適用していないこともあるため、
その場合にはワイヤー矯正が適用になることもあります。
また、ガミースマイルの原因によってそのほかの治療法になることもありますので、
まずは歯医者に相談してみましょう。
マウスピース矯正とは
マウスピース矯正は、口の中をスキャンしてぴったり合った透明のマウスピースを作製します。
段階的に形の違うマウスピースに交換することで、少しずつ歯並びを動かす方法です。
マウスピース矯正のメリット
取り外し可能な装置
食事や歯磨きの時にマウスピースを取り外すことができるため、矯正前と同様に食事や歯磨きをすることができます。
透明な装置で目立ちにくい
透明で薄いマウスピースを使用するため、矯正中の装置の見た目が目立ちにくくなります。
矯正中の装置の見た目が気になって迷っている方におすすめの矯正方法です。
ほかの矯正と比較すると、矯正中の痛みが少ない
マウスピース矯正は、1枚のマウスピースを10日から2週間程度で交換します。
ワイヤー矯正は、1ヶ月に1度程度で調整をするため、マウスピース型矯正の方が1度にかかる力が弱くなります。
そのため、マウスピース型矯正は痛みが少ない矯正方法です。
治療後の予想のシュミュレーションが確認できる
マウスピース型矯正は、スキャンをした情報を元に治療計画を立案します。
マウスピースの枚数ごとに歯の動きを見ることができるため、治療後の歯並びの予想を見ることができます。
整った歯並びを見ることができるため、治療のモチベーションにつながりやすいです。
金属アレルギーのリスクがない
マウスピースはプラスチック製のため、金属アレルギーのリスクがありません。
マウスピース矯正のデメリット
マウスピースの自己管理が必要
マウスピースは、1日20~22時間の装着が必要です。
食事や歯磨きの時には自分で取り外しができますが、その後は歯磨きをして装着する必要があります。
しかし、取り外している時間が増えてしまうと、治療計画通りに歯並びが動かなかったり、
マウスピースが合わなくなったりする場合があります。
マウスピースを作製しなおすと、1ヶ月程度の時間がかかるケースもあるため、
マウスピースは決められた時間必ず装着する必要があります。
適用のならない症例もある
歯並びの状態によっては、マウスピース型矯正は適用にならない場合もあります。
マウスピース型矯正の適用は広がっていますが、
大幅に歯を動かすケースではワイヤー矯正が適用になることもあります。
まとめ
ガミースマイルは、その原因によって治療法が異なります。
まずは、ご自分の状態がどの原因によって引き起こされているか歯科医院で確認しましょう。
その上でどの治療法が適用になるか相談させていただきます。
軽度のガミースマイルで、歯並びが原因の場合にはマウスピース型矯正が適用になることもあります。
ただし、症状によってはワイヤー矯正の方が良いこともありますので、
患者様の歯並びの状態やご希望を考慮して矯正方法をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
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