投稿日:2023.6.7
マウスピース矯正が出来ない人ってどんな人?
みなさま、こんにちは!
新宿歯科・矯正歯科です(^_-)-☆
最近よく見るマウスピース矯正ですが、以前は治療できる歯並びが限られていました。
しかし技術は進歩し、適応する範囲が広くなってきているので
マウスピース矯正ができる方が多くなってきて、今すごく人気の歯列矯正の方法ですよね。
それでも残念ながら現在も対応できないケースもあります。
今回はマウスピース矯正が適応しない症例をまとめました。
興味のある方や検討中の方、ぜひ参考にしてください。
目次
マウスピース矯正ができない症例
コロナ禍のマスク生活中にマウスピース矯正を始めた方が増えました。
最近はマスクの着用義務が解消され、お口元を見る・見られる機会が増えたので
意識が高まり、目立ちにくいマウスピース矯正を検討する方も多いでしょう。
マウスピース矯正は、
・目立ちにくい
・着脱ができる
・歯磨きが通常通りできる
・通院回数が少ない
・痛みが少ない
などメリットが沢山あります。
しかし対するデメリットもあり、それが適応しない症例があることです。
マウスピース矯正での治療が困難なケースは、歯並びの問題や生活習慣にも大きく関わっています。
①骨格に問題がある
顎の骨格が原因で歯並びが悪い場合
・上顎が前に突き出ている(出っ歯)
・下顎が前に突き出ている(受け口)
・下顎が横にズレている(交叉咬合)
などの不正咬合だと、外科的治療が必要な可能性もあります。
②歯の移動量が多い
マウスピース矯正では1枚で0.25㎜~0.35㎜と移動量が、決められていて、少しずつ歯を動かしていきます。
また、マウスピース矯正は歯を内側や外側の移動を得意とし、
逆に前後に移動させることが苦手なので、
歯のがたつきが大きい方(重度の歯列不正)や口元を下げたい等のご要望があり、抜歯矯正をされ方は
マウスピース矯正だと難易度が高くなります。
③重度の歯周病
歯周病に罹患していると歯茎が腫れたり出血したり、
顎の骨(歯槽骨)が溶けて歯の支えが少なくなってしまっています。
歯列矯正では機械的な力で歯を動かすので、歯根と歯槽骨の間にある歯根膜が炎症を起こします。
そのため歯周病が悪化するリスクがあり、
無理に歯列矯正を行っても歯がグラグラになってしまう可能性もあります。
矯正前に歯周病を改善し、自分できちんとセルフケアが
できるようになってから開始することが重要です。
歯周病は生活習慣病の1つです。
糖尿病や心臓病、認知症などの全身疾患に繋がるので歯磨きや生活習慣を見直し
自分で自分の身体を守りましょう。
④歯の本数が元々不足している
歯の本数が元々不足している場合(欠損)には、マウスピース矯正が難しくなります。
理由としては、まずアンカー不足が挙げられます。
マウスピース矯正は、歯を動かすために他の歯をアンカー(支え)として利用します。
歯の本数が少ないと、十分なアンカー(支え)が得られず、効率的な矯正が難しくなります。
また、マウスピース矯正では、歯に均等に力を加えることで歯列を整えます。しかし、歯が不足していると、力の配分が不均等になり、適切に歯を動かすことが困難になります。
⑤自己管理が苦手な方
マウスピース矯正は少しずつ歯が動くように設計されたオーダーメイドのマウスピースを装着し、
医師に決められた期間ごとに新しいマウスピースに交換しながら徐々に正しい歯並びになっていく仕組みです。
1日20時間以上装着し決められた日数が経てば
交換することを繰り返していきます。
マウスピースの装着時間や日数をしっかり守り、指示通りにできなければ
計画通りに歯が動かないので、治療が長引いてしまうことも考えられます。
マウスピース矯正は装置を固定しないため、自分のタイミングで着脱でき
お食事や歯磨きも普段通り行えることはメリットですが、
自己管理が苦手な方は、固定式のワイヤー矯正の方がお勧めです。
マウスピース矯正が難しい職業やライフスタイル
頻繁に話す職業
- 講師・教師
- コールセンターのオペレーター
- 弁護士や交渉担当者
- 俳優や声優
これらの職業では、長時間にわたり明瞭な発音が求められます。
マウスピースを装着することで発音が不明瞭になることがあり、仕事に支障をきたす可能性があります。
飲食に関わる職業や習慣
- シェフや料理人
- ワインテイスター
- フードブロガー
- 食品開発担当者
料理や飲食の試食が頻繁に行われる場合、マウスピースを頻繁に取り外す必要があり、衛生面や効率性に問題が生じることがあります。
頻繁に飲酒や喫煙をするライフスタイル
- 外食が多い
- 喫煙者
マウスピースを使用時は水しか飲めない為、仕事柄外食する機会が多かったり
飲酒や喫煙の習慣がある場合、マウスピースを外している時間が長くなりがちで、矯正の効果が低減してしまう可能性があります。
また、飲酒後にマウスピースを装着することで、汚れや臭いが付着しやすくなります。
⑥過去に矯正経験がある人
過去に矯正治療を受けたことがある人が再治療をする場合、マウスピースが適応可否については慎重に検討する必要があります。
- 歯の後戻りの程度: 前回の矯正治療後に歯が元の位置に戻ってしまった場合、その程度が軽度であればマウスピース矯正で対応できることが多いです。
しかし、後戻りが大きい場合は、ワイヤー矯正でないと難しい場合もあります。 - 歯根の状態: 前回の矯正治療によって歯根が短くなっている場合、再度の矯正がリスクを伴うことがあります。歯根の健康状態を確認するためのX線検査が必要です。
- 顎関節の状態: 過去の治療で顎関節に影響が出ている場合、再治療の計画において顎関節の状態を考慮する必要があります。
顎関節に問題がある場合、マウスピース矯正が適さないこともあります。
他の矯正方法の選択肢はあるの?
それでは、マウスピース矯正が適応できない場合はどうすればいいでしょうか?
ここではマウスピース矯正以外の方法をお伝えします。
ワイヤー矯正
裏側矯正
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