menu
close

ブログ

投稿日:2025.2.19

再矯正で口元の悩みを解決できる?

矯正治療を終えたものの、「思ったほど口元が下がらなかった」
「横顔の印象が改善されなかった」と感じている方は少なくありません。
歯並びを整えたことで噛み合わせが良くなっても、口元の突出感が残ると、
満足のいく仕上がりとは言えないこともあります。

口元のバランスは、単に歯並びの問題だけでなく、顎の骨格や筋肉の状態、
歯の位置などさまざまな要素が関係しています。
そのため、再矯正をすることで口元を下げられる場合もあれば、
矯正だけでは改善が難しいケースもあります。

では、再矯正で口元を下げることは本当に可能なのでしょうか?どのようなケースで効果が期待できるのか、
また、どのような治療方法があるのかを詳しく解説していきます。
再矯正を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

口元が出て見える原因とは?

歯の傾き 並びの問題 骨格の問題 口元出ている理由

口元の印象は、歯並びだけでなく、顎の骨の形や口の周りの筋肉の状態にも大きく影響されます。
「口元が出ている」と感じる理由は一つではなく、いくつかの要因が重なっていることが多いです。
ここでは、口元が前に出て見える主な原因について、わかりやすく説明します。

 歯の傾きや並びの影響

歯並びは口元の見た目を大きく左右する要素の一つです。
特に、前歯が前に傾いていると(唇側傾斜)、口を閉じても歯が前に押し出され、
口元が出ているように見えることがあります。
これは、歯の生え方によるもので、矯正治療によって歯の角度を整えることで改善できる場合があります。

また、歯が大きく、顎のスペースが足りないと、歯が前に押し出されてしまうことがあります。
このような場合、矯正治療で歯を並べるためのスペースを確保し、
必要に応じて抜歯を行うことで、歯列を後方に移動させ、口元をすっきりと見せることが可能です。

顎の骨格の影響

口元の突出感は、単に歯並びだけでなく、顎の骨格の形状によっても引き起こされることがあります。
特に、上顎が前に出ている(上顎前突)場合や、下顎が後退している(下顎後退症)場合、
相対的に口元が前に出たように見えます。

このような骨格の問題は、歯を並べるだけの矯正治療だけでは完全に改善できないこともあり、
骨切り手術(外科矯正)を併用することでよりバランスの取れた口元を目指すことができます。

 唇や口周りの筋肉の影響

口元の印象は、唇の厚みや口周りの筋肉の発達具合にも影響を受けます。
例えば、唇が厚い方は、それだけで口元が前に出て見えやすくなることがあります。
また、口周りの筋肉(口輪筋)の力が弱いと、口を閉じるときに余計な力がかかり、
唇が突出してしまうこともあります。

こうした場合、矯正治療だけでなく、口周りの筋肉を鍛えるトレーニングを取り入れることで、
口元の印象を和らげることができる場合もあります。

 歯の位置が影響する咬み合わせの問題

咬み合わせのバランスが崩れていると、口元の突出感に影響を与えることがあります。
例えば、過蓋咬合(前歯が深く噛み合いすぎている状態)の場合、
上下の歯の位置関係が原因で口元が強調されて見えることがあります。
また、開咬(前歯が噛み合わず隙間ができている状態)では、
口を閉じるために唇の筋肉に余計な力が入り、口元が出たように見えることがあります。

このように、口元の突出感の原因は単純に「歯並び」だけではなく、
骨格や筋肉の状態など、さまざまな要因が関係しています。
そのため、再矯正で口元を下げるためには、まず自分の口元の状態を正しく把握し、
それに合った治療方法を選ぶことが重要です。

★歯列矯正で口元を引っ込めたい!メリット・デメリット★

 再矯正で口元を下げられるケースとは?

再矯正 口元下げられる人はどんな人 口ゴボ Eライン

再矯正で口元を下げられるかどうかは、歯並びの状態や骨格によって異なります。
歯の傾きや位置が原因で口元が出ている場合は、再矯正によって改善できることが多いですが、
骨格そのものが影響している場合は、矯正だけでは大きな変化を期待するのが難しいこともあります。

例えば、前歯が前方に傾いている場合は、再矯正によって歯の角度を調整し、口元を引っ込めることが可能です。
また、上下の歯列全体が前に出ているケースでは、抜歯を伴う矯正を行い、
歯を後方へ移動させることで、よりすっきりした口元を目指せることがあります。

さらに、初回矯正で抜歯をせずにスペースが不足し、その影響で前歯が前に押し出されてしまった場合も、
再矯正によって抜歯を行い、適切なスペースを確保することで、口元を下げることができます。
また、矯正後にリテーナーを十分に使用しなかったために前歯が前に戻ってしまったケースでも、
再矯正によって歯並びを整え、突出感を軽減できる可能性があります。

一方で、骨格そのものが前方に出ている場合や、口周りの筋肉の影響が強い場合は、
再矯正だけでは口元を大きく下げることが難しいこともあります。
そのため、矯正だけで希望する仕上がりになるのか、
外科的な処置が必要なのかを含めて、慎重に相談することが大切です。

→★カウンセリングのご予約はこちら★

再矯正で口元を下げる方法とは?

再矯正 口元下げる 抜歯 IPR 歯の角度を変える

口元が出ている原因によって、再矯正のアプローチは異なります。
主に考えられる方法として、「歯の角度を調整する」「歯を後ろに下げる」「顎の位置を整える」などがあります。
それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

歯の角度を調整する

前歯が前方に傾いている場合は、ワイヤー矯正やマウスピース矯正を用いて、
歯を適切な角度に整えることで口元の突出感を抑えることができます。
この方法は、歯列に十分なスペースがあり、抜歯をしなくても歯を後方へ移動できるケースに有効です。

歯を後ろに下げる(抜歯矯正)

歯を動かすスペースが不足している場合、抜歯を行うことでスペースを確保し、
歯列全体を後ろに移動させる方法があります。
特に、第一小臼歯(前から4番目の歯)を抜歯し、犬歯や前歯を後方へ移動させることで、
口元の印象をすっきりとさせることが可能です。
初めの矯正で抜歯をせずに治療を行い、その結果口元が思ったほど下がらなかった場合、
再矯正で抜歯を検討することもあります。

 顎の位置を整える(外科矯正を併用)

歯並びだけでなく、骨格そのものが原因で口元が出ている場合、
歯を並べる矯正単体では大きな改善が難しいことがあります。
その場合、顎の骨を移動させる外科矯正(骨切り手術)を併用することで、
よりバランスの取れた口元を目指すことができます。
外科矯正は主に、骨格的な上顎前突(出っ歯)や
下顎後退(顎が小さいことで相対的に口元が突出して見える)といったケースに適用されることが多いです。

 歯の幅を調整する(ディスキング)

歯を大きく削るわけではありませんが、歯と歯の間をわずかに削ることでスペースを作り、
歯を後ろに動かしやすくする方法です。
抜歯をせずに口元を少し下げたい場合に選択されることがあり、軽度の症例に適しています。
ただし、大きな改善は見込めないため、口元の突出が顕著な場合は抜歯矯正のほうが効果的です。

 まとめ

カウンセリング 口元影響 矯正治療 ワイヤー矯正 裏側矯正 歯並び改善

再矯正によって口元を下げることは可能ですが、その効果は個々の歯並びや骨格の状態によって異なります。
前歯の傾きや歯列のスペース不足が原因で口元が出ている場合は、
歯の角度を調整したり、抜歯を行ってスペースを確保したりすることで、すっきりとした口元を目指せる可能性があります。
しかし、顎の骨格が影響している場合は、矯正治療だけでの改善が難しく、外科矯正を併用する必要があることもあります。

また、矯正治療だけでは改善が難しいケースとして、唇の厚みや口周りの筋肉の状態が原因となっていることも考えられます。
このような場合は、矯正治療と並行して口周りの筋肉を鍛えるトレーニングを取り入れることで、
よりバランスの取れた口元を目指せるかもしれません。

再矯正を検討する際には、まず自分の口元の状態を正しく把握し、
どのような方法が適しているのかをよく相談することが大切です。
歯を動かすことでどこまで変化が期待できるのか、外科的な処置が必要なのかをしっかり見極めたうえで、
最適な治療方法を選ぶことが、満足のいく結果につながります。

口元の印象を改善したいと考えている方は、まずは矯正専門の歯科医院でカウンセリングを受け、
自分の理想とする仕上がりに近づくための最適な方法を見つけましょう。

→★カウンセリングのご予約はこちら★

新宿歯科・矯正歯科ってどんなところ?

新宿 矯正

★新宿駅から徒歩3分★
・裏側矯正歴16年、症例数20,000件以上
・全国に分院を持つ裏側矯正専門医

裏側矯正の経験の豊富さは都内1です!
新宿駅からアクセスも近くてとっても便利♪
土曜・平日夜遅くまでやっているので会社員の方も多く通われています(*^^*)

SNSも毎週更新中です!ぜひチェックしてみてください☆彡
インスタグラムでは、症例写真のまとめや、矯正についてのお役立ち情報、院内の雰囲気がわかる動画など
様々な情報を発信しています(^^♪
★Instagramはこちら★

毎日カウンセリングのご予約も承っております!
当日精密検査を受けることも可能ですので、当院の治療方針が気になる…
という方は是非一度ご来院ください♪
→★カウンセリングのご予約はこちら★

関連ページ

患者様の満足度調査を実施しております。

少しでも患者様にとってより良い⻭科医療を提供するため、第三者機関のNPO法人 日本⻭科医療評価機構に依頼をし、患者様の満足度調査を行っています。患者様の率直なご意見をいただき、改善すべき点は真摯に受け止めていきたいと思っています。当院には患者様の個人情報は一切伝えられませんので、是非、皆様の忌憚のないご意見をお聞かせください。

NPO法人 日本⻭科医療評価機構の調査結果は以下バナーよりご確認ください。


日本⻭科医療評価機構がおすすめする東京都新宿区・新宿駅の⻭医者・新宿歯科・矯正歯科の口コミ・評判

※日本⻭科医療評価機構とは日本⻭科医療評価機構は、ネットで⻭医者を検索してみたが、どこに行けばいいか分からない、診療時間や場所のメリットだけではなく、本当に信頼して通える⻭医者を探したい、そんな患者様のために本当に信頼して通える⻭科医院を評価・認定することを目的とした組織です。