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投稿日:2023.12.6

受け口が発音に与える影響は?

こんにちわ!

新宿歯科・矯正歯科です。

最近寒かったのにまた暖かくなるみたいですね。

寒暖差に負けず、元気に過ごしましょう!!

さて、受け口が発音に与える影響について考えたことはありますか?

受け口、または反対咬合とは、上顎の歯が下顎の歯よりも後ろに位置する噛み合わせの状態を指します。
この特徴的なお口の構造は、言葉を発する際に重要な役割を果たすため、発音にいくつかの大きな影響を与えることがあります。

言葉の発音は日々のコミュニケーションにおいてとても大切な要素であり、受け口があることで特定の音が正しく発音できない、

または話す際の不快感が生じる場合があります。

この記事では、受け口がどのように発音に影響を及ぼすのか、そしてその問題をどのように対処できるのかについて掘り下げていきます。
ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

 

受け口の基本知識

 

新宿 受け口

受け口(反対咬合)の定義とその一般的な原因

受け口のことを、歯科用語では「反対咬合」とも呼ばれ、上顎の歯が下顎の歯よりも後ろに位置する噛み合わせの状態を指します。

この状態は、顎の骨の成長の不足、遺伝的要因、または幼少期の悪い習慣(例えば、長期間の指しゃぶりや過剰な舌の押し出し)によって

生じることがあります。受け口にはいくつかのタイプがあり、最も一般的なのは下顎が前方に突出する形状ですが、

上顎の後退も一因となることがあります。

 

受け口の種類とそれが口腔構造に与える影響

受け口はお口の構造に大きな影響を及ぼし、それによって発音に障害をもたらすことがあります。

顎の位置が不適切であると、舌の動きが制限され、特定の音の発音が難しくなることがあります。

また、受け口は咬み合わせの問題としても現れるため、食事中の咀嚼効率にも影響を与える可能性があります。

これらの問題は、日常生活においてコミュニケーションの質に大きな影響を及ぼすことや、

咀嚼効率が悪いことで食事の時間が人より多くかかる場合や、消化不良を起こす場合があります。

 

受け口と発音の問題

 

受け口が特定の音の発音にどのように影響を与えるか

受け口は、特定の音の発音に顕著な影響を与えることがあります。

このお口の状態は、舌の位置や動きを制限し、音声の発音に必要なお口の中の空間の変化を引き起こします。
例えば、「た」「だ」「な」などの音は、舌の先が上の歯茎に接触することで生成されますが、

受け口の場合、この位置関係が変わり、発音が不明瞭になることがあります。

また、「さ」「ざ」「し」「じ」などの音では、舌と歯の間の空間が重要ですが、受け口により

この空間が適切に形成されないため、これらの音が正しく発音できないことがあります。

 

実際の症例や研究結果の紹介

研究によると、受け口のある人は、一般的に「さ行」や「ざ」などの音を発する際に困難を経験することが指摘されています。

これらの音は、舌と上の歯の間に適切な隙間が必要ですが、受け口の影響でこの隙間が不十分になり、発音が不明瞭になりがちです。

また、実際の症例では、受け口のある子供たちは発音の問題を抱えることがよくあり、これが言語発達や学習に影響を及ぼすことが報告されています。
なお、発音が不明瞭なのを気にすることから、コミュニケーションがうまく取れずに内向的な性格になってしまうことも考えられます。

矯正治療により受け口を改善した後の患者さまは、発音の明確さが顕著に向上したとの報告もあります。

これらは、お口の構造の改善が発音に直接的なプラスの影響を与えることを示しています。

したがって、受け口は単なる審美的な問題ではなく、コミュニケーション能力にも大きな影響を及ぼす重要な問題と考えられます。

 

受け口と発音問題の対処法

 

新宿 受け口 発音

矯正治療による受け口の改善と発音への影響

受け口とそれに伴う発音問題を解決する主要な方法の一つは、矯正治療によるものです。
矯正治療は、歯並びと顎の位置を修正することで、口腔内の構造を改善し、結果として発音にも良い影響を与えます。

治療により舌の動きが容易になり、発音が明瞭になるケースが多く報告されています。

特に、「さぎょう」や「ざ」といった音の発音が改善されることがよく見られます。

発音矯正の方法と練習例

発音矯正のための言語療法もまた、受け口に関連する発音問題の改善に有効です。

言語療法士は、特定の発音練習を通じて、正しい舌の位置や口の動きを教えます。

例えば、摩擦音の発音練習では、舌を上の歯茎に近づけ、適切な隙間を作ることが重要です。

このような練習を繰り返すことで、発音の精度を高めることができます。
実際の練習例としては、鏡を使って口の動きを観察しながら、特定の単語や音節を繰り返し発音することが挙げられます。

また、ストローや舌押し棒を使用して舌の筋力を強化することも、発音矯正に有効です。

これらの練習は、日常生活の中で少しずつ取り入れることが可能で、徐々に発音の改善につながります。
矯正治療と言語療法の組み合わせは、受け口に起因する発音問題に対して非常に効果的であり、

患者さまの自信とコミュニケーション能力を向上させることに大きく関係します。

受け口治療の成功事例

受け口矯正による発音改善の事例紹介

受け口治療による成功事例は、矯正治療の有効性を物語っています。

例えば、若年層の患者さまで、受け口による「さ」や「ざ」の音の発音困難を抱えていたケースがありました。
治療前は発音が不明瞭になってしまうことで自信が持てないことに加えて、友人からの心ない指摘などで内向的になってしまい、

コミュニケーションを取ることが億劫になってしまった時期もあったそうです。
ですが矯正治療を受けた後、舌の位置と口の動きが改善され、これらの音をはっきりと発音できるようになりました。

治療後は、コミュニケーションにおいて以前よりも自信を持
つようになり、コンプレックスも解消されたことで笑顔も増え、活動も活発になったという嬉しい報告もいただいています。

患者さまの体験談や感想

別の事例では、患者さまが受け口による発音の問題で長年にわたり大変苦労していましたが、矯正治療後に明らかな改善を経験しました。

治療前は人前で話すことに抵抗があったものの、治療を経て明瞭な発音が可能になったことで、人前で話すことに自信を持つようになりました。

矯正治療が患者さまの日常生活におけるコミュニケーションの質を向上させたとで、笑顔が増えたことや、

自信が持てたことでより彩のある毎日を過ごせていると、報告をしていただきました。

これらの事例は、受け口の矯正治療が発音に与える肯定的な影響を示しており、患者さまの日常生活の質の向上に

大きく関係することを示しています。

 

いかがでしたか?

受け口は、特定の発音に影響を及ぼし、日常のコミュニケーションが困難になる場合や、コンプレックスもたらす可能性があります。

矯正治療は、受け口によるお口の構造の問題を改善し、発音の明瞭さを高める効果的な手段です。

実際の症例や研究からも、受け口を矯正することで発音が改善される事が多く、肯定的な影響を与えることが数多く示されています。

もし受け口やそれに関連する発音の問題に直面している場合は、矯正専門の歯科医師に相談することをお勧めします。
適切な診断と治療計画によって発音の問題を改善し、自信を持ってコミュニケーションを取ることが可能になります。

ご自身のお口の健康を最適な状態に保つために、矯正治療はとても効果のある治療方法として多くの方が取り入れています。

少しでも興味がございましたら、カウンセリングで当院へご相談ください。

 

新宿院 クリニックの写真

 

カウンセリングはこちら→https://plus.dentamap.jp/apl/netuser/?id=5936&_gaid=298364010.1524048770

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