投稿日:2024.6.3
口元の美しさの指標になるEラインとスマイルライン知っていますか?
歯並びだけでなく、横顔や歯の見え方のラインなど口元の美しさはいくつかの要素があります。
そこで今回はEラインとスマイルラインについてご紹介します。
Eラインとは
Eラインとは、鼻先から顎まで一直線に結んだラインで「横顔の美しさの指標」です。
アメリカの矯正歯科のDrのロバートケリッツ氏が提唱したものです。
一直線にラインを結んだ時に、口元はラインより内側が良いとされています。
日本人は、鼻が低い傾向にあるため、ラインに唇がつく程度でも良いとしています。
「口元が出ている場合」や「顎が出ている場合」には、Eラインの範囲におさまらないため、歯並びや噛み合わせのバランスが崩れている可能性があります。
矯正治療は、歯並びや噛み合わせはもちろん、横顔に美しさも考慮して治療が進められます。
そのため、口元が出ていることが気になる、顎が出ているのが気になる方は一度歯医者に相談をしましょう。
目次
美しいEラインの3つのポイント
口元が出ていない
口元が出ている原因は「歯が出ている」「顎の骨が出ている」可能性があります。
口元が出ていると、審美的な見た目はもちろん機能的にもデメリットがあります。
唇が閉じにくくなるため、お口の中が乾燥しやすくなります。
そうすると、唾液の働きが弱くなってしまい細菌が増えるため、口臭やむし歯、歯周病の可能性が高くなります。
また、ウイルスもダイレクトに吸い込んでしまうため、風邪などの感染症のリスクも高くなります。
顎が後退していない
バランスの良いEラインは、顎先が関係しています。
顎が後ろに後退していると、口元が目立ってしまいます。
また、受け口の場合にも下顎が前に出ているため、Eラインに入らないことが多くなります。
受け口は、噛み合わせのバランスも崩れていることが多く、顎に負担がかかりやすくなってしまいます。
鼻が高い
Eラインのバランスが良いためには、鼻が高いこともポイントです。
日本人は、欧米の方と比較すると、鼻が低い傾向にあるため、Eラインの外側に口が出やすくなります。
Eラインをセルフチェックする方法
ご自分でも簡単にEラインをセルフチェックすることが可能です。
- 鏡の前に立ち横を見る
- 鼻先から顎まで人差し指を当てる(定規などを使ってもOK)
人差し指の内側またはラインに少し触れる程度であれば理想的なEラインです。
Eラインにならない3つの原因
出っ歯
出っ歯は、前歯が前に出ている状態です。
そのため、口元が出ていることが多く、Eラインのおさまらないことが多いです。
受け口
通常は、下の歯を上の歯が覆っていますが、受け口は噛み合わせが逆になっており、下の歯が上の歯を覆っています。
噛み合わせのバランスも影響が出やすいですが、空気が漏れやすいため、滑舌にも影響が出やすいです。
顎の骨格が原因
顎の骨が原因の場合には、「遺伝」か「顎の骨の成長不足(成長し過ぎ)」が考えられます。
歯並びだけでなく、顎の骨格が原因でEラインが整わない場合もあります。
骨格性の原因の場合には、歯並びの改善だけでは難しいことが多く、外科矯正が必要になる場合があります。
スマイルラインとは
笑顔の美しさのポイントの中に「スマイルライン」があります。
スマイルラインは、微笑んだ時に見える「上の歯の先端を結んだライン」のことをいいます。
理想的なカーブは、下唇の形に沿うように上の歯が並んでいる状態です。
また、歯の見え方は口を軽く開けた時に上の歯が2~4mm程度見えているのが理想的と考えられています。
スマイルラインが緩やかなカーブを描いていると女性らしい印象になり、真っすぐだと男性的な印象を与えます。
このラインが綺麗な方は、笑った時に明るく爽やかな印象を与えるといわれています。
スマイルラインが崩れてしまう4つの理由
歯並びの悪さ
歯並びがガタガタに乱れている「叢生」や上の歯が前に出ている「出っ歯」
下顎が出ている「受け口」などは、スマイルラインが崩れてしまう原因になります。
歯ぎしり・食いしばり
歯ぎしりや食いしばりは、歯に強い力がかかり、歯のすり減りにつながります。
特に、歯ぎしりは寝ている時に無意識に行っていることが多く、改善が難しい悪習癖です。
ただし、そのまま放置してしまうと、歯や顎に負担がかかり、歯のすり減りにもつながります。
また、歯がすり減るとスマイルラインも崩れてしまうため、歯を保護するためのマウスピースを作製して、歯や顎を守りましょう。
表情筋の衰え
表情筋は加齢や口周りに筋肉を使わないことで衰えてきます。口元のたるみなどにもつながりますが、スマイルラインも綺麗に見えなくなってしまいます。
歯のサイズの不揃い
一番前の歯は比較的大きく、その両隣の歯と比較すると一回り程度大きいことが理想的です。
スマイルライン以外の審美的な3つのポイント
Eライン
先ほどお話したように、Eラインは横顔の美しさの指標です。
歯並びだけでなく、横顔も綺麗に見えることが審美的に優れていると考えられています。
歯の白さ
スマイルラインから見える歯が黄ばんでいると、口元の印象が残念な印象になります。
歯の白さは、清潔感につながると考えられているため、スマイルラインと同様に、歯の白さも大切にしましょう。
歯の着色を取りたい場合には、「クリーニング」をして歯の色自体を白くしたい場合には、「ホワイトニング」が必要です。
歯ぐきが見える量
理想的な歯ぐきが見える量は、見えない程度か1~2ミリ程度であれば良いとされています。
Eラインやスマイルラインを整えるには?
矯正治療をして歯並びや噛み合わせを改善するとEラインやスマイルラインを整えることができます。
ワイヤー矯正
歯の表面に「ブラケット」という装置をつけて、ワイヤーを通して適切な力をかけて歯を動かす方法です。
歴史のある方法で、多くの矯正歯科で対応しており、幅広い症例に対応しています。
・表側矯正
歯の表側にブラケットをつける方法です。
以前は、金属の見た目が気になってしまうデメリットがありましたが、
白や透明の審美ブラケットや審美ワイヤーも選択できるようになって、矯正中の見た目も気になりにくくなりました。
・裏側矯正
歯の裏側に矯正装置をつける方法です。
歯の裏側に装置をつけるため、矯正中の見た目がほとんど分かりません。
矯正中の見た目が気になる方におすすめの方法です。
ただし、歯科医師の技術力や経験が必要な矯正方法のため、どの歯科医院でも対応しているわけではありません。
当院では、裏側矯正に対応していますので、お気軽にご相談ください。
マウスピース矯正
患者さまのお口をスキャンして、お口に合ったマウスピースを作製します。
透明のマウスピースを使用するため、装置の見た目が気になりにくい方法です。
また、取り外しができるため、食事や歯磨きを今まで通り行うことができます。
ただし、1日20~22時間の装着が必要ですが、食事の後などの後に「ちょっとくらい……。」と装着時間が守れていないと治療計画通りに歯が動きません。
マウスピースが合わなくなってしまうこともあるため、装着時間の自己管理をする必要があります。
まとめ
口元は、歯並びも大切ですが、横顔や歯が見えるラインも印象を大きく左右します。
矯正治療をすると、歯並びはもちろん、横顔や歯が見えるラインも考慮して治療を行います。
口元のお悩みはぜひ一度お気軽にご相談ください。
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