投稿日：2025.2.21
大人の矯正治療。医院の選び方のポイントは？
矯正治療をしたいと思っていても、どの矯正歯科にしたらいいか分からない方も多いと思います。
数多くの矯正歯科の中から、自分の希望に合った矯正歯科を選ぶためには、
いくつか抑えておいた方が良いポイントがあります。
そこで今回は、大人の矯正歯科医院選びのポイントについてご紹介します。
大人の矯正クリニック選びの6つのポイントとは
歯科医師やスタッフの対応
歯科医院の中でも、矯正歯科はむし歯の治療と比較すると通院期間が長いため、
コミュニュケーションがしっかり取れる歯科医院であることが大切です。
不安なことや分からないことがあって、質問をした時にきちんと答えてくれる環境か確認しましょう。
また、カウンセリング時に矯正の内容を丁寧に説明してくれるかもチェックしてくださいね。
歯科医師やスタッフがしっかり答えてくれるだけでなく、
こちらの内容をしっかり聞いてくれるかも確認しましょう。
希望の治療の選択肢があるか？
矯正治療にもいくつか種類があり、ワイヤー矯正でも歯の表側に装置をつける
「表側矯正」と歯の裏側に装置をつける「裏側矯正(舌側矯正)」があります。
また、透明の薄いマウスピースつけて、段階的に形の違うマウスピースに交換することで
歯を動かすマウスピース型矯正もあります。
歯並びの状況によってどの矯正治療が適用になるか異なる場合がありますが、
希望の矯正治療を行っているか確認すると良いでしょう。
当院では、裏側矯正(舌側矯正)の治療の実績が豊富で、マウスピース型矯正にも対応しています。
また、表側矯正も白や透明の装置を選択ができるため、分かりにくい方法を選ぶこともできます。
設備が整っているか？
歯科矯正を行う上で、レントゲン撮影をしてお口の中の状況を確認しますが、
矯正治療をより精密に診断するためには、「セファログラム」という
頭部や歯列のデータを知ることができるレントゲンも併設していると良いでしょう。
また、治療計画を立案する時に立体的にお口の状況を把握できる
CTなども撮影できる環境だとより精度の高い診断ができます。
そのほかには、スキャンをしたデータを元にシミュレーションができると、
歯並びが整う予想の動画を見ることができます。
患者様が直接シミュレーションを見ることができると、治療のイメージがしやすくなりますし、
モチベーションが上がりやすくなります。
費用設定が分かりやすいか？
矯正の費用は、歯科医院ごとに費用が異なります。
その費用の内訳や表記方法もそれぞれ違うため、
費用の設定が分かりやすいと治療し始めてこんなはずではなかった……。と思うことが少ないでしょう。
矯正費用は大きく分けて、「トータルフィー制」と「都度払い制」があります。
トータルフィー制は、あらかじめ決まった金額を支払う方法です。
治療期間が延びた場合でも費用が変わることはありません。
矯正治療は、1ヶ月に1度程度、調整をするために通院した時に「調整料」が発生する場合があります。
そうすると、治療期間が長引くとその分の調整料が高くなる場合があります。
※調整料は一般的に3000～5000円程度の歯科医院が多いでしょう。
ただし、予定していた治療期間よりも早く終わった場合でも費用が変わることはありません。
都度払い制は、矯正装置料や調整料などその都度支払う方法です。
短期間で終わった場合は、治療費用を抑えることができます。
また、マウスピース型矯正の場合、枚数によって費用が異なるなど段階的に費用が設定されている場合があります。
しかし、歯並びや症状によっては枚数が多くなって費用が高くなる可能性があります。
精密検査の診断の時に、どの段階のマウスピースで治療が可能かどうか診断することができます。
歯科矯正を後悔した方の中には、予定通り歯が動かなかったため、
治療費用が高くなったと感じる方もいるようです。
当院はトータルフィー制を導入していますので、治療費用を明確に知ることができます。
通院しやすい環境か？
歯科医院の立地や駐車場の有無や診療時間を考慮して、通いやすい環境か確認しておく必要があります。
矯正治療は、調整などで月に1回程度、継続して通う必要があるためです。
診療時間や休診日、土日対応しているかなどライフスタイルに無理が無いかなど確認しておくと安心でしょう。
仕事の後に通院するか、休日に通院するかなど通院のイメージをしておくと、無理がないか確認できます。
また、予約の状況なども聞いて、予約の取りやすさも確認すると良いでしょう。
転居などで対応してくれるか？
転勤などライフスタイルの変化で引っ越しをする可能性がある方は、
転居しても対応してくれる歯科医院かどうか確認しましょう。
当院は、全国に12医院クリニックがあり、転院の対応が可能です。
矯正期間中に転居の可能性がある場合も治療をスタートすることができますので、お気軽にご相談ください。
自分に合った矯正歯科を見極めるコツ
いくつかカウンセリングを受けてみる
実際にカウンセリングに行って、気になることがあった場合もう1つカウンセリングに行くのも1つの方法です。
矯正は、歯並びを整えるというゴールは決まっていますが、
歯科医師によって治療の方針や治療方法も異なることがあります。
また、歯並びの症状によっては矯正の種類の選択肢が変わる場合があります。
希望している矯正の種類がある場合には、その歯医者がその矯正に対応しているか確認しましょう。
カウンセリングを受けて気になることはちゃんと説明してくれるかどうか、
月に1回通うのは負担にならないかなど確認してくださいね。
矯正の種類
矯正治療の種類は大きく分けて3つありますので、ご紹介します。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、ブラケットとワイヤーを使って、歯並びを改善する方法です。
表側矯正
表側矯正は、歯の表側にブラケットとワイヤーをつけて歯並びを整える固定式の治療です。
基本的に歯を動かしている期間は矯正装置が付いています。
歴史がある矯正方法のため、多くの症例があり、大幅に歯を動かす症例にも対応しています。
裏側矯正(舌側矯正)
歯の裏側に矯正装置をつけるため、周りの方に矯正装置がほとんど見えない方法です。
歯の裏側に着けるため、歯科医師の技術力が必要な方法ですが、
当院では数多くの裏側矯正(舌側矯正)の症例がありますので、お気軽にご相談ください。
マウスピース型矯正
マウスピース型矯正は、透明の薄いマウスピースを使用する取り外し式の矯正方法です。
10日～2週間程度で少しずつ形の違うマウスピースに交換することで歯並びを整えます。
取り外しができるため、食事や歯磨きの時も今までと同様に生活することができます。
歯科医師に質問することをまとめておく
気になっていることや不安なことをあらかじめまとめて質問すると、矯正治療のイメージが付きやすくなります。
結婚式や成人式など、希望の日までに矯正治療をしたい場合には、「治療期間の目安」を確認しましょう。
また、コンプレックスに感じている部分があれば、改善したい所やこうなりたいというイメージを伝えましょう。
まとめ
矯正治療は、多くの方が初めて行う治療のため、不安なことや疑問もあると思います。
その不安や疑問にしっかりと答えてくれて、信頼関係を築くことができる歯医者を選びましょう。
また、月に1回程度調整で通院することが多いため、通院する際に無理がないかなど診察時間や休診日を確認して、
ライフスタイルに無理がないかも確認してくださいね。
当院は、裏側矯正の症例も多く、マウスピース型矯正にも対応しています。
歯並びが気になる方はお気軽にご相談ください。
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