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投稿日:2023.7.5

歯科矯正のワイヤー交換は何回くらい必要ですか?

みなさま、こんにちは(*^^*)
新宿歯科・矯正歯科です!

「このワイヤーの交換、あと何回やれば終われるの?」

歯科矯正、ワイヤー矯正を始めてこのように思った方は数多くいるのではないでしょうか?
今回は、歯科矯正のワイヤー交換が何回くらい必要なのか?
について、詳しくお伝えします。
ワイヤー矯正の流れについてもお伝えしますので、矯正治療中の方はぜひ確認してくださいね^^

ワイヤー交換、何回するの?

ワイヤー矯正

結論から申し上げますと、
ワイヤー交換の回数はその人の矯正治療によって回数が大きく変わってきます。
ですので、何回交換すれば終了です!とは、お伝えすることが難しいのです。

ワイヤー交換は、およそ4週間〜6週間ほどの間に
1度の調整の通院時に、その都度ワイヤーを交換していきながら
治療を進めていくことが多いと言われています。
※本数はおおよその本数なので大幅に変わる場合があります。
その方それぞれで使用するワイヤーの種類や、
歯の動き方、歯並びの程度など様々な要因を含めて
大きく交換の本数は変動があります。

歯並びがそこまで悪くなく、歯を動かす距離が短い場合や、
矯正期間が短い場合には本数が少なくなり、
歯並びが悪く歯を移動させる距離が長いほど、
ワイヤーを交換する本数が多くなる傾向があります。

ワイヤー交換をする意味は?

では、ワイヤー矯正はなぜワイヤーを交換する必要性があるのでしょうか?

ワイヤー矯正は、ワイヤーの形状記憶力を利用して歯並びを整える

ワイヤー矯正で使用するワイヤーは、
そのワイヤーの形状記憶の力を利用して歯並びを動かしていきます。
少しずつ動かしていく方向性や角度を微調整や修正をするために、
ワイヤーを新しいものに修正をしていきます。

ワイヤーを少しずつ太くしていく

ワイヤー矯正では、最初から力をしっかりとかけていくのではなく、
徐々に矯正力をかけていきます。
最初は細かったワイヤーから徐々に力をかけていき、
力を加えていくことで矯正力に慣れていきます。
その後、しっかりと力をかけられるように徐々に
太いワイヤーへと交換していきます。
こうしてワイヤーを交換することで歯並びを動かしていく際に
歯に力をかけることや微調整、
太さを増すことで力のかけ方さえも調整することができることが
理解いただけたと思います。

ワイヤー交換後に起こるトラブルはある?

ワイヤー交換後に起こるトラブルはあるのでしょうか?

お口の中を怪我する

怪我

メインワイヤーを固定する細いワイヤーが
飛び出てしまうケースがあります。
そうすると、そのワイヤーが頬の粘膜や
唇の内側の粘膜を傷つけてしまう場合があります。
細いワイヤーなので、お箸の先や爪楊枝の先端が尖っていない方などで
ググッと押し込むことでワイヤーが奥に戻され、
再度怪我をすることはありません。
メインワイヤーの端がいちばん奥の歯の固定してある
ところからはみ出てしまい、
それが頬の粘膜に刺さってしまうということもあります。
この場合には、時間は空けずにかかりつけ矯正医に
すぐ相談をすることをおすすめいたします。

ブラケットが外れる

ワイヤーを交換して、力が強くかかることで
稀にブラケットが外れてしまうことがあります。

痛みが出る

痛み

ワイヤーを交換することで、
新たな方向やさらに力をかけたい方向に矯正力がかかります。
その場合にはワイヤーを交換した直後は痛みが出やすい傾向です。
ですが、交換した後3~5日ほどで痛みが落ち着く方がほとんどだと言われています。

 

矯正用のワイヤーの種類

矯正用 ワイヤー 種類

歯科矯正用のワイヤーにはさまざまな種類があり、それぞれに特定の用途や特性があります。
主要な矯正用ワイヤーの種類について説明します。

 ニッケルチタンワイヤー (NiTi)

  • 特徴: 柔軟性が高く、自己調整機能を持っています。一番最初はこのワイヤーからはじまります♪♪
  • 利点: 力を長期間持続し、快適な矯正力を提供します。
  • 用途: 歯の移動の初期段階や軽度の矯正に適しています。見た目も細いワイヤーです。

 ステンレススチールワイヤー (SS)

  • 特徴: 強度が高く、剛性があるため、制御しやすいです。
  • 利点: 精密な調整が可能で、持続的な矯正力を発揮します。
  • 用途: 中期から後期の治療段階で使用されます。見た目は少し太くしっかりとしたワイヤーになります。

ベータチタンワイヤー (TMA)

  • 特徴: ステンレススチールとニッケルチタンの中間的な特性を持っています。
  • 利点: 柔軟性と強度のバランスが良く、精密なコントロールが可能です。
  • 用途: 歯の微調整や最終段階の調整に使用します。

 セラミックワイヤー(ホワイトワイヤー)

  • 特徴: 白色で目立ちにくいです。
  • 利点: 審美的に優れ、表側矯正でも目立ちにくい矯正治療が可能です。
  • 用途: 矯正していることが他人にバレたくない、なるべく目立ちたくないという患者様におすすめです!

矯正用ワイヤーの種類は、治療の段階や患者のニーズに応じて選んでいきます。
それぞれのワイヤーには独自の特性と利点があり、最適な治療結果を得るために歯科医師が適切なものをえらんでいきます。
すべてのワイヤーを使用するというよりは、自分に合ったワイヤーを選んでいくようになるため、このワイヤー全てを使うわけではありません。
気になる方は、今何のワイヤーは何を使っているのか聞いてみるのも楽しいかもしれません♪♪

ワイヤー矯正の流れ

こちらでは抜歯矯正をした場合のワイヤー矯正の流れについて解説していきます!

Step1 アライメント

まずはアライメント(歯を並べる)工程です。
矯正治療で最初に行うステップで、「レベリング」とも呼ばれます。
でこぼこや傾いて乱れている歯並びを整えて、綺麗なアーチ状に並べていきます。
この段階では歯の隙間や咬み合わせの改善はまだしません。

たまに噛みあわせが変な感じがする…という方もいらっしゃいますが、この段階では歯列を並べることが目的で
今後の段階で噛みあわせを合わしていきますのでご安心ください!

Step2 トルクコントロール

歯の傾きを調整する工程です。
歯根の位置はかわらず捻れていたり、傾斜している歯体を修正していき、
正しいかみあわせを作るために必要なステップです。
この段階では、目に見える大きな変化はありませんが、矯正治療には欠かせない作業になります。

Step3 スペースクローズ

歯を並べるスペースを確保するために抜歯した隙間をとじる工程です。
抜歯後の隙間は1ヶ月で1mmずつ閉じてくると言われています。
歯を抜いたすき間に向かって全体的に少しずつ動かして埋めていきます。
患者様の歯並びによってさまざまですが、ゴムやバネなどの補助装置を用いて
前歯を後ろに下げて口元の突出感を改善したり、臼歯をかみあわせの良い位置に動かします。
口元を下げたい等の主訴は、この段階で改善されていきます。

Step4 ディテーリング

最終的な微調整の工程で「フィニッシング」とも呼ばれます。
すべての行程を経た後に、上下の咬み合わせをしっかり合わせるために細かく改善をし、綺麗に並べていきます。

歯並びが綺麗に並んだことがゴールではなく、1番重要なのは“咬み合わせ”です。
微調整に要する期間は半年から1年ほどかかりますので、目に見えにくい動きに長く感じると思います。

まとめ

いかがでしたか?
歯科矯正のワイヤー交換について詳しく説明させていただきました。
それぞれのお口の中の状況で交換する本数には大きく差が出ますが、
矯正相談の際におおよその治療期間が分かれば
交換本数の目安がつきやすいと言えるでしょう。
矯正治療を始める前や、始めてから不安なことや分からないこと、
知りたいことがあれば遠慮なくご相談ください。
ご一読して頂きありがとうございます。

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