投稿日:2025.1.22
矯正はどのくらい痛い? しゃべりにくくなるのは本当?装置によっての違い
矯正を迷っている方の中には痛みや話にくさが心配な方もいると思います。
痛みには個人差もありますが、少しずつ落ち着いてきます。
また、痛みが出た場合の対処法などもありますので、ご安心ください。
痛みや違和感は、矯正する前の歯並びや装置の種類によって異なる場合もありますが、
矯正中の痛みやはなしにくさについて詳しくご紹介します。
目次
矯正はどのくらい痛い?
矯正の痛みは、矯正前の歯並びや矯正の種類などによっても異なります。
また、痛みは個人差があるため、感じ方でも変わるといわれています。
痛みの出やすいタイミング
矯正装置をつけた時・調整をした時
矯正治療は、歯の負担がかからないように適切な矯正力で少しずつ歯を動かします。
ただし、矯正装置をつけた時や調整した時など新しい力が加わった時に痛みや違和感を覚える場合があります。
歯が動く時は、歯を支えている歯周組織も敏感になっているため、痛みや違和感が出る場合があります。
通常、2~3日程度で徐々に落ち着いてくることが多いですが、
痛みが強い場合は痛み止めを服用する方法もあります。
食べ物を噛む時
食べ物を噛むと、歯を支えている組織に力がかかるため、痛みや違和感が出る場合があります。
特に、装置が付いた時や調整をした時が、歯が動いているため、違和感を覚えやすいでしょう。
痛みや違和感がある場合は、固い物よりやわらかい物を選んで食事をすると、
歯周組織に負担がかかりにくく、痛みや違和感を軽減しやすいです。
口の中が不衛生になっている時
矯正装置が付いていると、装置に汚れが残りやすくなり、丁寧な歯磨きが必要です。
しかし、不十分な清掃環境だと歯周病や虫歯を引き起こして痛みが出る場合があります。
もし、矯正中の冷たい物や熱い物がしみるなどの症状が出た時は早めに相談しましょう。
装置が当たっている時
歯並びの不正が強い部分に多いのですが、装置が粘膜に当たって痛みが出る場合があります。
歯並びが整ってくると、粘膜に当たりにくくなるため、落ち着いてくることが多いですが、
一時的に痛みが出る場合があります。
その場合、矯正用のワックスを使用すると、粘膜を保護することができるため、痛みを軽減できます。
矯正装置が当たる痛みが出ている場合には、すぐにご連絡ください。
矯正中は話にくくなるの?
矯正期間中は、装置が付くなど口の中の環境が変わるため、一時的に話にくさを感じる場合があります。
ただし、多くの方が時間の経過と共に環境に慣れて話にくさを感じなくなる場合が多いでしょう。
また、舌の稼働域が制限されて滑舌に影響が出る場合があります。
特定の発音だけがしにくくなる場合もあり、特に「サ行」や「ラ行」などに影響が出やすくなります。
慣れるために積極的に会話をしていると、徐々に気にならなくなることが多いでしょう。
矯正装置による違い
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットとワイヤーを使用して歯を動かす方法です。
ワイヤー矯正にも種類があり、「表側矯正」と「裏側矯正」があります。
表側矯正
表側矯正は、歯の表面にブラケットとワイヤーを使用して歯を動かす矯正方法です。
大幅に歯を動かす症例にも対応していて、歴史のある治療になります。
従来は、金属の装置を使用することが多かったのですが、白や透明の審美ブラケットやワイヤーも選択できるようになりました。
そのため、矯正中の見た目を分かりにくいしたい場合も対応できます。
当院でも白や透明の審美ブラケットやワイヤーを選択することが可能です。
3週間程度で調整を行いますが、固定式の装置のため、
基本的に歯を動かしている期間は矯正装置が付いたままになる特徴があります。
痛み
表側矯正も装置が付いた時に矯正力がかかるため、違和感や痛みを生じる場合があります。
また、歯並びが凸凹している部分に多いのですが、唇側や粘膜側に歯が傾いている部分は、装置が当たりやすくなります。
そうすると、口内炎などになる可能性があります。
表側矯正の装置が当たって痛みが出ている場合は、
「矯正用ワックス」を使用して当たっている部分をカバーすることができます。
話にくさ
矯正治療をした時に、発音のしにくさを感じるのは、「サ行」「ラ行」「ナ行」などです。
表側矯正の場合、装置が歯の表面に付くため、舌の可動域は変化しにくいでしょう。
表側矯正の装置が付いているため、口が動かしにくい場合があり、
話にくさを感じる場合がありますが、徐々に慣れてくることが多いでしょう。
裏側矯正(舌側矯正)
裏側矯正は、歯の裏側に装置が付くため、周りの方から装置がほとんど見えない矯正方法です。
矯正中の装置の見た目が気になる方におすすめの方法になります。
歯の裏側に装置をつける分、歯科医師の技術力が必要な矯正方法ですが、
当院では数多くの裏側矯正の症例がありますので、ご安心ください。
痛み
裏側矯正は、歯の裏側に装置をつけるため、粘膜に装置が当たって痛みが出ることは少ない矯正方法です。
ただし、装置をつけた時や調整をした時は、歯が動く時の痛みが出る場合があります。
話にくさ
裏側矯正は、装置が裏側に付くため、舌の稼働域が狭くなる場合があります。
そうすると、話にくさを感じる場合がありますが、徐々に慣れてくることが多いでしょう。
マウスピース型矯正
マウスピース型矯正は、お口の中をスキャンして、口にぴったり合ったマウスピースを作製します。
段階的に形の違うマウスピースに交換することで歯を動かす方法です。
マウスピースを作製する時は、スキャンをして型取りをするため、
従来の粘土の様な型取りをする必要がありません。
また、スキャンした情報を元に3Dのシミュレーションを行って治療計画を立案するため、
歯並びが動く予想を患者様の確認ができます。
取り外しができるため、食事や歯磨きを今まで通り行うことができるメリットがありますが、
1日20~22時間の装着が必要のため、自己管理が必要です。
決められた時間装着しないと、正しい矯正力がかからず、
治療計画通りに歯が動かない可能性やマウスピースを作りなおししなければいけない可能性があります。
痛み
マウスピース型矯正は、10日~2週間程度でマウスピースを交換します。
ワイヤー矯正は、3週間程度で調整をするため、
マウスピース矯正の方が1度にかかる力が少ないため、痛みを軽減できる方法です。
話にくさ
マウスピースが入るため、一時的に話にくさを感じる場合がありますが、徐々に慣れてくることが多いでしょう。
舌の稼働域は変わらないのですが、お口全体にマウスピースが入っているため、
少し話し方の変化を感じる場合もあるでしょう。
まとめ
矯正治療は、歯や支えている歯周組織に負担がかからないように適切な力をかけて矯正治療を行います。
矯正は歯が動く時など違和感が出る場合がありますが、対応する方法もありますので、
気になる場合がお気軽にご相談ください。
話にくさは、矯正装置によっても異なりますが、徐々に慣れてくることが多いです。
会話をする機会が多い方は、矯正治療を決める時にご相談いただくと、
矯正の種類によって話にくさが変わりますので、比較してお話することができます。
当院では、矯正治療がスタートする前に不安や疑問を解決してからスタートするようにしていますので、
気になることはお気軽にお問合せください。
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