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投稿日:2024.10.18

すきっ歯になる原因は?放置するリスクや治し方をご紹介

皆様、こんにちは。新宿駅より約徒歩5分の大安ビル8階にある「新宿歯科・矯正歯科」です。

歯と歯の間に隙間があって気になっている方へ。
じつは、このような歯並びは「すきっ歯」と一般的には呼ばれており、悪い歯並びに分類されます。
今回は、すきっ歯の特徴や原因、放置するリスクや治し方を紹介します。

すきっ歯とは?

すきっ歯 歯の隙間  すきっ歯の原因

すきっ歯とは、歯と歯の間に隙間ができている状態のため、見た目で歯並びが悪いと感じる方も少なくありません。
一般的にはすきっ歯と呼ばれますが、矯正歯科ではこのような歯並びを
空隙歯列(くうげきしれつ)という悪い歯並び(不正咬合)に分類します。
すべての歯と歯の間にすき間ができる歯並びを空隙歯列というのですが、
上の前歯だけに隙間ができる方もいらっしゃいます。
上の中心の前歯だけに隙間がある状態を正中離開と呼び、これも空隙歯列のうちのひとつとして分類します。

すきっ歯の原因

すきっ歯の原因 歯が少ない 顎が大きい 先天性 

すきっ歯の原因はさまざまあります。
原因を知ることでその後の治療方法も変わることがありますので、
すきっ歯の方は矯正歯科で精密検査を受けることが大切です。

先天的な原因

先天的な原因がすきっ歯を引き起こすことがあります。
両親どちらかがすきっ歯であれば、お子様もすきっ歯になるリスクが高まるのです。
すきっ歯が遺伝するというよりは、顎と歯の大きさや形が遺伝することで結果的に両親に似た歯並びになるのです。

たとえば、
・顎が大きい
・歯が小さい

などの状態は両親から遺伝として受け継ぐことがあります。
ただし、両親がすきっ歯だからといって必ずしもお子様もすきっ歯になることはありません。

歯の本数が少ない

顎の大きさに対して歯の本数が少ない場合は、すきっ歯になるリスクが高まります。
歯の本数が少なくなる理由としては、先天性欠如歯です。
先天的に永久歯が生えてこない方がじつはいらっしゃいます。

中心から数えて2番目の歯や5番目の歯に多い傾向があります。
この場合は乳歯が抜け落ちないように、大切に生涯使用する必要があります。
ただし、永久歯よりも乳歯の方が小さいため、大人になり顎が大きくなるにつれてすきっ歯になるのです。

歯の本数が多い

先程、歯の本数が少ないお話しをしましたが、じつは歯の本数が多すぎてもすきっ歯になるリスクが高まります。
通常、歯の本数は親知らずを抜いて28本です。

しかし、歯の本数が生まれつき多い方もいらっしゃいます。
歯の本数が多くてすべて生えてこれば、叢生や出っ歯、受け口など歯が重なり合ったり、
歯が唇側に出てしまったりするリスクが高まります。
反対に、歯が多いがすべて生えずに顎の骨の中に埋まっていて、すきっ歯になることがあるのです。

このように歯の本数が多いことを過剰歯と呼び、
しっかり生えずに顎の骨の中に埋まったままになることも多い傾向があります。

上の中心の前歯の間に生えることが多く、過剰歯が邪魔をして中心の前歯の間に
隙間ができてくることで正中離開になることがあります。
正中離開の多くは過剰歯が原因であることが多いため、放置しておいても自然によくなることはなく、
過剰歯を抜いてから矯正治療をする必要があります。

顎が大きい

顎が大きすぎるとすきっ歯になるリスクがあります。
上の顎は頭の骨と一緒に成長し、下の顎は身体と一緒に成長をするため、小さいころはすきっ歯でなかったのに、
大人になるにつれて顎が成長してすきっ歯になることがあるのです。
日本人は顎が小さくなる傾向があるとわかっておりますが、
顎の成長には個人差がありますのですきっ歯になる方も少なくありません。

舌の位置

舌の位置関係がすきっ歯になることがあります。
舌先は通常は、上の前歯の少し後ろにあるスポットポジションと呼ばれる膨らみのある部分に位置するのが適切です。
そして、舌全体は上の顎にぴったりと貼り付けておくのがよいのですが、
舌の筋力が低下していると舌先を安定させることが難しくなり下方に落ちます。
その結果、舌が低位になり前歯を押したり、舌を噛んだりする癖が現れることも。

舌を前歯で押し続けると、ゆるやかな力であっても歯が動いてしまい、
歯の並ぶ列が広がってすきっ歯になってしまうのです。

歯を早期に喪失した

むし歯や歯周病、外傷などにより歯を早期に喪失すると歯並びが崩れることがあります。
1本くらい歯がなくなっても問題ないのでは?と考える方もいるかもしれません。
しかし、歯は1本でも失うと上下の噛み合わせが乱れたり、
失った歯の両隣の歯が抜けた歯の部分に傾斜したり、捻じれたりすることも。

歯が徐々に移動することで全体的に歯の間に隙間ができてしまいすきっ歯が引き起こされます。

すきっ歯を放置するリスク

すきっ歯放置リスク 噛めない 滑舌悪くなる 顎関節症リスク

ここからは、すきっ歯を放置するリスクを解説します。

見た目

すきっ歯は、歯と歯の間に隙間ができるため見た目が気になる方も少なくありません。
にっこりと歯を見せて笑うことに抵抗がある方もおり、性格が暗いと思われることもあります。

ただし、歯が全体的にガタガタと唇側や内側に傾斜している歯並びではないため、
悪い歯並びと気付かずに放置してしまう方も。
少しでも歯と歯の間に隙間があれば早めに矯正歯科にご相談ください。

しっかり噛めない

すきっ歯になると上下の歯でしっかり噛み合わせることができないケースもあります。
たとえば、下の歯と歯の隙間に上の歯が噛み合うように生えていると、グッと力が入りませんよね。
歯に力が入らないと、食事中に食べものを噛み切ったり、すりつぶしたりすることは困難です。

滑舌が悪くなる

歯と歯の間に隙間があると、空気が口の中から漏れ出してしまいはっきり言葉が聞き取れないことがあります。
特に前歯に隙間ができている場合は、滑舌が悪いと感じるでしょう。

食べものが口からこぼれる

歯と歯の間に隙間がある場合は、隙間から食べものがこぼれおちてしまうリスクが高まります。
また、歯と歯の間に隙間があいているため食事中も空気が漏れ出して、
くちゃくちゃと音が出ることがあります。

顎関節症のリスクが高まる

すきっ歯になると顎関節症のリスクが高まります。
理由は、上下の噛み合わせが安定しないため顎の筋肉や関節に負担がかかるからです。
顎関節症の原因ははっきりと解明されていませんが、改善には噛み合わせが大切といわれていますので、
歯列矯正ですきっ歯を改善することで予防ができます。

むし歯や歯周病のリスクが高まる

すきっ歯は歯と歯の間に食べものが詰まることがあり、セルフケアも難しくなる場合も。
歯と歯の間に食べかすが溜まった状態が続くと、
食べかすの中で細菌が増殖してむし歯や歯周病になるリスクが高まります。

すきっ歯の治し方

すきっ歯治療法 矯正治療 ワイヤー矯正 マウスピース矯正

すきっ歯は、歯列矯正と外科治療で改善することが可能です。
当院では、表側矯正と裏側矯正(舌側矯正)のワイヤー矯正や、
取り外しができるマウスピース型矯正から選択いただけます。

歯の表面にブラケットやワイヤーを固定する表側矯正は目立つというデメリットがありましたが、
裏側矯正(舌側矯正)では他人から気付かれることが少なく人目を気にすることなく矯正中も過ごせます。

マウスピース型矯正は、取り外しができる透明のトレーのため歯に装着しても気付かれにくいのが特徴です。
顎の骨格が原因の場合は、当院が提携している医療機関で外科治療を受けていただき、
顎の骨を削り根本的な原因を治すことが可能です。

すきっ歯は放置せずに早めに歯列矯正をしよう!

すきっ歯治療 すきっ歯 カウンセリング 患者様に合わせた提案

すきっ歯は、放置しても自然によくなることはほとんどありません。
そのため、歯と歯の間に隙間が少しでもあれば矯正歯科に早めにご相談にお越しください。
新宿歯科・矯正歯科では、患者様のお口の状態やライフスタイルに合わせて
適切な治療計画を立案・提案させていただきます。

平日は20時30分まで、土曜は18時まで診療しておりますのでご予定に合わせてご来院いただけます。
WEBからも24時間ご予約が可能ですのでご利用ください。

新宿歯科・矯正歯科ってどんなところ?

★新宿駅から徒歩3分★
・裏側矯正歴16年、症例数20,000件以上
・全国に分院を持つ裏側矯正専門医

裏側矯正の経験の豊富さは都内1です!
新宿駅からアクセスも近くてとっても便利♪
土曜・平日夜遅くまでやっているので会社員の方も多く通われています(*^^*)

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当日精密検査を受けることも可能ですので、当院の治療方針が気になる…
という方は是非一度ご来院ください♪
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