投稿日:2025.3.14
マウスピース矯正は時間がかかるって本当?
「マウスピース矯正って、目立たなくて良さそう!だけど、治療期間が長引くって聞いたことがある…。」
矯正治療を検討する際、治療期間は気になるポイントですよね。
特に、周囲に気づかれにくいマウスピース矯正は、
従来のワイヤー矯正と比べて治療期間に疑問を持つ方もいるかもしれません。
「マウスピース矯正は時間がかかる」というのは、症例によっては事実です。
しかし、軽度の歯並びの乱れであれば比較的短期間で効果が得られる場合もあります。
実際には、マウスピース矯正だからといって、必ずしも治療期間が長いとは限りません。
この記事では、マウスピース矯正の治療期間に影響を与える要因や、
メリット・デメリット、そして、治療期間に関する誤解を解消していきます。
ぜひ、正しい知識を身につけていきましょう。
目次
マウスピース矯正の治療期間は?
マウスピース矯正の治療期間は、患者様一人ひとりの歯並びの状態や治療計画によって異なります。
一概に断言することはできません。
しかし、一般的には、「1年〜3年程度」 が目安となります。
これは、従来のワイヤー矯正と比較しても、それほど短いとは言えない期間です。
マウスピース矯正の治療期間に影響を与える7つの要因
マウスピース矯正の治療期間は、なぜ個人差が生じるのでしょうか?
それは、以下のような様々な要因が複雑に関係しているからです。
1. 歯並びの状態
歯並びの乱れが軽度な場合、治療期間が短縮されることも多いです。
逆に、重度の叢生(歯のがたつき)や、出っ歯、受け口など、
顎の骨格に問題がある場合は、治療期間が長くなる傾向があります。
2. 年齢
一般的に、年齢が若い方が骨の代謝が活発で歯が動きやすいため、治療期間が短くなる傾向があります。
しかし、顎の骨の成長が落ち着いている成人でも、マウスピース矯正で十分な効果は期待できます。
3. マウスピースの装着時間
マウスピース矯正では、1日に 「20時間以上」の装着が推奨されています。
食事や歯磨きの時以外は、できるだけ装着し続けることが治療期間の短縮に繋がります。
4. 通院頻度
マウスピース矯正では、通常1〜3ヶ月に1回のペースで通院し、
歯の動きや治療の進捗状況を歯科医師に確認してもらいます。
こまめに通院することで、治療計画の修正や微調整を適切なタイミングで行うことができ、
治療期間の短縮に繋がります。
5. マウスピースの交換頻度
マウスピース矯正では、段階的に歯を動かしていくために、
1〜2週間ごとに新しいマウスピース(アライナー)に交換していきます。
指示された交換頻度を守らないと、歯の動きが計画通りに進まず、治療期間が長引いてしまう可能性があります。
6. IPR(歯の切削)の必要性
歯を動かすスペースを確保するために、歯と歯の間をわずかに削る
IPR(Inter proximal Reduction)という処置を行う場合があります。
IPRの範囲や量によっては、治療期間が変動することがあるのです。
7. アタッチメントの有無や数
歯に小さな突起物(アタッチメント)を付けることで、マウスピースの保持力を高めたり、
歯を効率的に動かしたりするケースがあります。アタッチメントの数や位置によっては、治療期間が変動するのです。
マウスピース矯正を選ぶメリット
マウスピース矯正は、治療期間が長くなる可能性もあります。
しかし、その一方で多くのメリットがあることも知っておきましょう。
1. 目立ちにくい
透明なマウスピースを使用するため、矯正治療中であることを周囲に気づかれにくいというメリットがあります。
2. 取り外し可能
食事や歯磨きの際にマウスピースを取り外せるため、従来のワイヤー矯正と比べて、
日常生活に支障が出にくいというメリットがあります。
3. 痛みが少ない
ワイヤー矯正に比べて、歯や歯ぐきにかかる力が弱いため、痛みを感じにくいというメリットがあります。
4. 金属アレルギーの心配がない
金属を一切使用していないため、金属アレルギーの方でも安心して治療を受けることができます。
5. 通院回数が少ない
ワイヤー矯正に比べて、通院回数が少ない傾向があります。
6. 歯磨きしやすい
マウスピースを取り外して歯磨きができるため、矯正治療中でも口腔内を清潔に保ちやすいというメリットがあります。
7. 段階的に歯を動かす
治療計画に基づいて、段階的に歯を動かしていくため、歯や歯ぐきへの負担が少ないというメリットがあります。
8. 治療計画の可視化
治療開始前に、歯がどのように動いていくのかを3Dシミュレーションなどで確認できることが多いです。
可視化されることで歯の移動のイメージも湧き、矯正治療をする上での安心材料にもなるでしょう。
マウスピース矯正を選ぶデメリット
メリットが多いマウスピース矯正ですが、デメリットも存在します。
1. 装着時間を守る必要がある
1日20時間以上装着する必要があり、自己管理が重要となります。
2. 適応症例が限られる
重度の叢生や骨格的な問題がある場合は、マウスピース矯正だけでは治療が難しい場合があります。
3. 費用が高い場合がある
ワイヤー矯正に比べて、費用が高い場合があります。
4. 紛失のリスク
取り外し可能なため、紛失してしまうリスクがあります。
マウスピース矯正で、治療期間を左右するポイント
マウスピース矯正の治療期間は、歯科医師の技術や経験、そして患者様の協力体制によっても大きく影響を受けます。
・信頼できる歯科医師を選び、指示をきちんと守ること
・マウスピースの装着時間をしっかり確保すること
・定期的な通院を欠かさず、口腔内を清潔に保つこと
これらのポイントを意識することで、治療期間の短縮だけでなく、より安全で効果的な治療に繋がるでしょう。
マウスピース矯正の治療期間に関するよくある誤解
マウスピース矯正について、インターネット上には様々な情報が溢れており、中には誤った情報も含まれています。
ここでは、マウスピース矯正の治療期間に関するよくある誤解を解消し、正しい知識を身につけていきましょう。
誤解1:マウスピース矯正は、ワイヤー矯正よりも必ず治療期間が長い
前述したように、マウスピース矯正だからといって、必ずしも治療期間が長いとは限りません。
歯並びの状態や、治療への協力体制など、様々な要因によって、治療期間は大きく左右されます。
誤解2:マウスピース矯正は、誰でもできる
マウスピース矯正は、すべての症例に対応できるわけではありません。
重度の不正咬合や、顎の骨格に大きな問題がある場合は、ワイヤー矯正や外科矯正が必要となるケースもあります。
誤解3:マウスピース矯正は、痛みが全くない
マウスピース矯正は、ワイヤー矯正に比べて痛みが少ないと言われていますが、
全く痛みが無いわけではありません。
特に、新しいマウスピース(アライナー)に交換した直後などは、
歯が動く際に圧力を感じ、軽い痛みや違和感を感じる方もいます。
自分に合った矯正方法を見つけよう!
マウスピース矯正は、目立ちにくく取り外し可能で、痛みが少ないなど、多くのメリットがあります。
一方、治療期間や費用、適応症例などは、患者様一人ひとりによって異なります。
ご自身の歯並びの状態やライフスタイル、予算などを考慮し、最適な矯正方法を選択することが大切です。
「自分の場合、治療期間はどのくらいかかるんだろう?」
「治療期間を少しでも短縮するためには、どうすればいいんだろう?」
治療期間に関する不安や疑問は、一人で抱え込まずに、まずは矯正専門の歯科医師に相談しましょう。
あなたの歯並びの状態やライフスタイルなどを考慮した上で、
最適な治療方法や治療期間の目安を丁寧に説明してくれるはずです。
信頼できる歯科医師に相談し、納得のいく治療を始めましょう!
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