投稿日:2024.6.26
出っ歯の治療費用はどのくらいかかる?
みなさん、こんにちは!新宿歯科・矯正歯科です。
前歯が前に突き出ているいわゆる、出っ歯の歯並びがコンプレックスで悩んでいる方も少なくありません。
しかし「費用がどのくらい必要なのかわからない」といった理由で、出っ歯を放置しているケースも多くあります。
そこで今回は、出っ歯の治療費用について解説していきます。
また、出っ歯の矯正方法や治療費を抑える方法などについても解説しているので、
出っ歯の矯正を考えている方は、この記事をぜひ参考にしてください。
目次
出っ歯の矯正方法
出っ歯を矯正で治療する時には、大きく分けて2つの方法があります。
全体矯正・部分矯正
それぞれの方法について詳しく解説します。
全体矯正
全体矯正とは、歯全体を動かして歯並びを整える方法のことです。
出っ歯の場合、全体的な歯並びや噛み合わせに問題がある、
前に突き出ている歯を並べるために抜歯が必要になるケースが多いです。
こういった場合は全体矯正でしかできない治療になります。
部分矯正
部分矯正は気になる部分だけの歯を動かして、歯並びをキレイにしていく治療法です。
この方法は治療費が抑えられて矯正期間が短くなるメリットがありますが、治療できるケースが限られます。
出っ歯では次の状態のみ、部分矯正で対応できる可能性があります。
・噛み合わせが正しい位置になっている
・歯並びの乱れの問題が歯の位置である
・歯が重なっている部分が少ない
出っ歯の矯正治療費相場と治療法
出っ歯の治療法は4つあります。大まかな治療法の特徴と費用相場は下記の通りです。
表側矯正
治療の特徴と費用相場
・装置が目立ちやすい
・適応範囲が広い
・月に1〜2回の通院が必要
・食事や歯磨きが不便など
全体矯正:600,000円〜1,300,000円
部分矯正:300,000円〜600,000円
裏側矯正
治療の特徴と費用相場
・装置が目立ちにくい
・適応範囲が広い
・月に1〜2回の通院が必要
・舌の癖が改善しやすいなど
全体矯正:1,200,000円〜1,500,000円
部分矯正:400,000円〜700,000円
マウスピース矯正
治療の特徴と費用相場
・装置が目立ちにくい
・担当医の技術力によって適応範囲が限られる
・通院頻度が2〜3ヶ月に1回
・歯磨きがしやすいなど
全体矯正:500,000円〜1,000,000円
部分矯正:300,000円〜600,000円
外科矯正
治療の特徴と費用相場
・外科処置が必要
・顔の歪みも改善できる
手術代+矯正治療費:
500,000円〜350,0000
治療法や費用についての解説
表側矯正
表側矯正は歯の表側にブラケットとワイヤーの装置を付けて、引っ張る力を利用しながら歯並びを整えていく治療法です。
表側矯正は適応できる範囲が広く、出っ歯も改善できます。
なお、当院の表側矯正の料金は1,155,000円(税込)になります。
表側矯正では金属のブラケットやワイヤーを使用する方法が一般的なため、装置が目立ちやすいといったデメリットがあります。
しかし、現在ではブラケットをプラスチックやセラミックの素材に変更して、装置を目立ちにくくする方法が主流です。
歯列矯正の開始当初は舌や粘膜に装置が当たって、痛みや違和感が出ることがあります。
出っ歯の状態にもよりますが、表側に装置を付けるとさらに口を閉じにくくなり口内が乾燥するため、
虫歯や歯周病のリスクが高くなりやすいです。
また、装置は歯に固定していて矯正中は自分で外すことができません。
食べ物が装置に詰まって歯磨きが難しくなります。
矯正中の虫歯や歯周病を防ぐためにも、しっかりと歯磨きをすることが大切です。
裏側矯正
裏側矯正は歯の内側にブラケットとワイヤーの装置を付けて、歯並びをキレイにしていく治療法。
裏側矯正は、ほとんどの歯並びに対応できる治療法ですが、特に出っ歯の治療に効果的です。
歯は矯正装置が付いている方向に動きやすいという性質があります。
歯の内側に装置が付いていることで、前に突き出ている歯を効率的に後ろ側に引っ張るため、
横顔のラインがキレイに仕上がりやすいです。
他にも、装置が内側に付いていることで舌の動きを制限するため、舌癖が改善しやすいです。
歯並びを整えても歯を押す癖「舌癖」が残っていると、歯並びが元に戻ってしまうリスクや治療期間が長引く恐れがあります。
裏側矯正は表側矯正に比べて歯科医師の技術やオーダーメイドの装置が必要になるため、
価格を高く設定している歯科医院が多い傾向です。
ここでは参考までに当院の裏側矯正の料金を紹介します。
・全体矯正:1,375,000円(税込)
・部分矯正:475,200円(税込)
マウスピース矯正
マウスピース矯正はマウスピースを交換しながら、少しずつ歯並びをキレイにしていく治療法です。
マウスピースは透明で目立ちにくいため、周りの視線を気にせず過ごせるのが特徴です。
食事の際や歯磨きの時にはマウスピースを取り外すことができ、
食べ物が詰まる心配がなく虫歯や歯周病のリスクがほとんどありません。
歯科医院で使用しているマウスピースの種類によって治療費は異なってきますが、
当院のマウスピース矯正の料金は1,100,000(税込)です。
出っ歯の場合は歯を後ろに動かせるスペースが必要で、抜歯をするケースが多くありました。
マウスピース矯正は歯の移動距離が長い動きが苦手で、
抜歯が必要なケースではマウスピース矯正ができないこともありましたが、
現在のマウスピースは改良されて抜歯が必要な場合でも対応できるケースも増えています。
また、抜歯をせずに歯を少し削るディスキングや顎の幅を広げる拡大床などの方法を行い、
隙間をつくることでマウスピース矯正が可能です。
ただし、マウスピース矯正は20時間以上装着する必要があり、自己管理が大切になります。
担当医の指示が守れずマウスピースの装着時間が短くなると、歯の動きが悪くなり治療期間が長くなることもあります。
最悪の場合、最終的な歯並びが満足いかない結果になる可能性も否定できません。
なお、当院では渋谷矯正歯科マウスピース型矯正システムが確立していて、
治療計画のシミュレーションを適切に行うことで治療の精度を高めています。
外科矯正
外科矯正は骨格的な問題で歯並びが悪い場合に外科処置と矯正装置を併用して、歯並びを改善していく方法です。
出っ歯の原因が顎の形の場合には、骨の一部を取り除く処置が必要になります。
外科処置を行う時は全身麻酔を必要とするケースもあり、患者さんの精神的・身体的な負担が大きいのがデメリットです。
また、外科処置の前後でワイヤーかマウスピースのどちらかの装置を使用するため、矯正期間が延びる傾向があります。
一方で、外科矯正は重度の出っ歯の状態にも対応。
余分な骨の一部を切り取って顎の位置を後ろに下げるため、理想的な口元を実現でき横顔のラインを美しく仕上げることができます。
なお、当院ではサージェリーファーストといって、先に外科処置を行ってから矯正装置で歯並びを整える方法を採用しています。
当院の外科矯正の料金は下記の通りです。
・サージェリーファースト(裏側矯正):2,090,000円(税込)
・サージェリーファースト(表側矯正):1,870,000円(税込)
歯列矯正は見た目の改善が目的とされているため自費治療が一般的ですが、
重度の出っ歯の原因が下記の条件を満たす場合は、保険適応になるので確認しておきましょう。
・生まれながらにして口の中に異常がみられる先天性疾患
・顎の骨の大きさ、位置、形が著しく異常である顎変形症
・前歯が3歯以上の永久歯萌出不全が原因の咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするものに限る)
出っ歯の矯正費用を抑える方法
矯正治療は基本的に審美目的とされているため、自費診療の扱いになり費用が高額になりやすいです。
しかし、次の3つを利用することで矯正費用を抑えられます。
デンタルローン
医療費控除
紹介割引やキャンペーンを利用する
それぞれの内容について詳しく紹介します。
デンタルローン
デンタルローンは治療費を分割払いできるサービスです。
矯正費を一括ではなく分割で支払うことで、毎月の負担額が軽減されます。
歯列矯正を始める際にまとまったお金を準備するのが難しい方や毎月の支払いを少なく抑えたい方におすすめです。
ただし、歯科医院によってはデンタルローンを実施していない場合もあるため、事前に支払い方法の確認をしておくと安心です。
なお、当院ではデンタルローンを実施していて月々4,788円(税込)〜の支払いができます。
医療費控除
医療費控除とは、医療費が100,000円以上超えた場合に医療費控除を行うことで所得税の一部が返金される制度のことです。
歯科医院への通院費も控除の対象になるため、領収書を控えておきましょう。
歯列矯正は、医療費控除の対象になりますが、
美容や審美目的の場合や大人の矯正は医療費控除として認められないケースがあります。
しかし、下記のような矯正治療は医療費控除の対象になります。
・噛み合わせ機能の改善
・歯周病治療の一環
出っ歯の場合は重度の出っ歯で食べ物を噛みきれない、発音障害といった問題を改善するケースのみ医療費控除の対象です。
医療費控除について詳しく知りたい方はこちらのページもあわせてご覧ください。
紹介割引やキャンペーンを利用する
歯科医院の紹介割引やキャンペーンを利用することで、歯列矯正をお得に受けられます。
ただし、歯科医院によってはキャンペーンを受けられる条件や注意事項などがあるため、
しっかりと内容を確認してから利用しましょう。
なお、新宿歯科・矯正歯科では紹介割引を実施。紹介者様はお得に治療を受けていただけます。
詳しくは担当医にご相談ください。
まとめ
出っ歯の治療費は、矯正方法や装置の種類などで変わってきます。
高額な治療費は、デンタルローンや医療費控除などを利用することで抑えられます。
また、歯科医院のキャンペーンを活用してお得に歯列矯正が受けられる場合も少なくありません。
ただ、歯科医院独自のキャンペーンを利用する際はトラブルを防ぐために、
治療内容や注意事項などを事前にしっかりと確認しておきましょう。
歯列矯正は費用はかかりますが、理想の歯並びを手に入れることができます。
私たちと一緒に素敵な歯並びを目指していきましょう。
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・裏側矯正歴16年、症例数20,000件以上
・全国に分院を持つ裏側矯正専門医
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