投稿日:2023.5.10
出っ歯の矯正は痛い?
皆様、こんにちは🐡
新宿歯科・矯正歯科です。
矯正の相談で多いのが「痛み」について聞かれる方が多いです。
矯正にはネガティブなイメージが多く、
なかなか矯正への 1 歩に進めない方がいらっしゃいます。
想像できない痛みだと矯正期間乗り越えれるか不安ですよね。
私自身ワイヤー矯正を経験しましたが、確かに痛みはありました。
ですが、矯正期間中ずっと続く訳ではなく、一時的な痛みなので必ず乗り越えられます。
しかし痛みにも個人差があり、抜歯の有無や歯並びによっても違ってきます。
中でも日本人に1番多い歯並びの「出っ歯」の場合痛みはどうなのでしょうか。
意外と出っ歯の歯並びは痛みを感じることは少ないんです。
それはなぜなのか、、
これから矯正をされる方、または検討される方は
これを機に矯正へのネガティブイメージを払拭していただいて、
明るい矯正 生活になれば嬉しいです。
痛みが出る原因
歯は骨の中に埋まっていて少しの力で動くはずがありません。
なので機械的な力を加え歯に負荷をかけ続けることで少しずつ歯を動かしていきます。
その際に歯が動いていく方向の骨が溶けていき、
反対側の骨が形成されていく仕組みの中で
骨が溶ける過程で痛みを感じる物質が分泌されます。
矯正装置を着けり調整した直後は痛みというより圧迫感が強いですが
徐々に痛みが出始め、およそ36 時間後がピークに痛んできます。
歯に当たるだけで痛みが生じるので飲食が苦に感じたり、
お話するのもままならなかったりするでしょう。
しかし一時期な痛みなので徐々に緩和していき、1 週間程で痛みは落ち着いていきます。
それに対してマウスピース矯正だとマウスピース 1 枚での歯の移動量が
0.25 ㎜とコンピュータ計測により決められています。
0.25 ㎜とは歯根膜(歯と骨の間のクッション的な役割)の厚みで、
この歯根膜分の移動量しか歯が動かないように最適な力加減が計測されています。
それによって歯を段階的に動かすので、
マウスピースはワイヤー矯正に比べて痛みが少ない傾向があります。
矯正装置にあたる痛み
ワイヤー矯正の場合
ワイヤーが飛び出て口腔内の粘膜や舌に引っかかって痛みがでたり
傷がついてしまう可能性があります。
マウスピース矯正の場合
丁寧に作られていますが、マウスピース自体に研磨不足で尖っていたり
出っ張っていると口腔内の粘膜が傷付いたり、
同じ部分が擦れてしまうと口内炎になってしまうことがあります。
もしこのように矯正装置によるトラブルによって痛みが生じた場合は、
そのトラブルに対応しなければ解決しないので、
我慢せずなるべく早く歯科医師に相談しましょう。
出っ歯の矯正治療の痛みは?
出っ歯の場合の矯正は意外と痛みは少ないです。
奥歯より前歯の方が比較的根元が動きやすいので
部分矯正や全体矯正どちらとも痛みが少なく済むことが多いです。
しかし人工的に歯を動かすので違和感を得ることはあり、
その違和感が痛みに感じる方もいるでしょう。
一昔前とは違い矯正装置の選択肢が増え、患者様にとってベストな方法が選べます。
痛みが苦手な方は、1日 20 時間以上装着するルールを守れるなら、
移動量が計測されて段階的に動いていくので痛みが少ない
「マウスピース矯正」をおすすめします。
矯正装置による痛み以外の痛みは、歯が動いている証拠です。
患者様の協力の下、長く続けることによって歯並びが綺麗になっていくのが矯正治療です。
治療し始めは長い長い道のりですが、ゴールが見えてくると新しい自分に心が踊ります。
必ず皆さまもワクワクする時期が来るのであまり心配しすぎず、
お悩みの際はお気軽にご相談してください。
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御一読して頂きありがとうございます。