投稿日:2023.11.27
前歯がV字になってしまう原因は?
みなさん、こんにちは。
新宿歯科・矯正歯科です。
11月も最終週となりましたね。
新宿駅もクリスマスムードでテンションが上がります!!
さて、「前歯が斜めに生えて、V字型になっている…」と鏡を見るたび気になっていませんか。
歯並びが悪く、前歯が唇側に出ているように見えたり、歯が重なっているように生えたりする傾向があります。
前歯がV字になる方は、きれいな歯並びの方と比べて何が違うのでしょうか。
今回は、前歯がV字なる原因と、前歯がV字になるのを防ぐ方法と改善方法を紹介します。
目次
前歯がV字になる原因
前歯がV字になるのには、さまざまな原因があります。
先天的な原因は「骨格的な問題」「歯の大きさ」が挙げられます。
また、後天的な原因は「癖や生活習慣」「お口のトラブル」があり、はじめはきらいな歯並びだったのに徐々に乱れることがあるのです。
ここからは、4つの原因を詳しく解説します。
骨格的な問題
骨格的な問題は、顎の大きさです。
顎が健全に成長せずに、小さいと前歯がV字になります。
上下の顎は別々に成長をして、上顎は頭蓋骨と一緒に12歳くらいまで成長します。
下顎は身体の成長と共に18歳くらいまで成長するといわれています。
前歯がV字になるのは、上下どちらもありますが、成長が早く終わる上顎に多い傾向があります。
通常は、顎が健全に成長するとすべての歯が並ぶスペースが確保されているため、お口を開けて歯並びをみるとU字型に歯が並びます。
しかし、顎が小さいとすべての歯が並ぶスペースが確保されませんよね。
そうなると決められたスペースに歯が生えるために、重なり合ったり、ねじれたりして前歯はV字型になることが多いのです。
たとえば、3人掛けのベンチに4人座ろうとするのと同じで、身体を斜めにしてみんなが座るスペースを作ったり、誰かの膝に座ったりするしかありません。
歯も同じで決められた顎の土台に、歯がすべて並ぶにはガタガタと重なり合った「叢生(そうせい)」という歯並びになります。
悪い歯並びの中では、顎が小さく歯が重なる叢生が1番多いとわかっており、前歯がねじれてV字型になっていることでお悩みの方も少なくありません。
顎が小さすぎると、V字型の状態で前歯が前方に飛び出して「出っ歯」になることもあります。
歯の大きさ
2つめの前歯がV字型になる原因は、歯の大きさです。
顎の大きさが健全であっても、歯が大きすぎると前歯がきれいに並びきらずにV字型になる傾向があります。
歯の大きさは個人差があり、遺伝により決められることがあるので、両親の歯が大きいケースは歯並びが乱れる可能性があります。
また、乳歯のときは歯が小さいため前歯がきれいに並んでいても、永久歯は乳歯より大きいため生え変わりの時期に前歯がV字型になる可能性があります。
下の歯は小さいですが、上の歯は大きいためV字型になりやすいです。
特に、中心の前歯が生えるのは6歳前後のため、成長途中のお子さんの顎には大きすぎることがあります。
乳歯が生え揃っている状態で、すべての歯が隙間なくきれいに並んでいるお子さんは、スペースが不足して前歯がV字型になるかもしれません。
しかし、上顎の成長は12歳くらい、下顎の成長は18歳くらいまで続くため、6歳の時点で前歯がV字型であっても顎の成長と共に歯並びが整うケースもあります。
矯正歯科では、セファロといわれるレントゲンで顎の成長を診断することができます。
まずは矯正歯科へ相談しましょう。
癖や生活習慣
3つ目は、癖や生活習慣による後天的な原因で、前歯がV字になるケースです。
顎の大きさや歯の形が遺伝により似ることで、歯並びが決定することは2割程度といわれており、残りは癖や生活習慣、お口のトラブルで変化します。
きれいに前歯が並んでいたのに、徐々にV字型になるケースは、癖や生活習慣が原因のため早めに癖をやめましょう。
以下のような癖や生活習慣をしている方は、注意が必要です。
・指しゃぶり
・爪噛み
・唇を噛む
・舌を出す
・口呼吸
・前歯を舌で押す
などが挙げられます。
指しゃぶりは、吸啜反射のなごりともいわれており、赤ちゃんによくみられる癖です。
安心感を得るために指しゃぶりをするとも考えられているため、無理やりやめさせるのは控えましょう。
言葉が理解できるようになる3~4歳くらいから「お兄ちゃん・お姉ちゃんになったから指を吸うのはやめようね」と声掛けしたり、手をつないであげたりして改善します。
他にも、唇や爪を噛む癖や前歯を舌で押す癖がある方は、前歯が前方に押されてV字型になるリスクがあります。
また、お口をポカンと開けていることが多い方は、口呼吸の傾向があり、歯並びが悪くなる可能性が高まります。
歯並びは、内側からは舌、外側からは頬や唇の力によって変化します。
そのため、お口をポカンと開けていると、外側からの力が弱まり、前歯は前方に動いてしまうことがあるのです。
お口のトラブル
最後は、お口のトラブルにより前歯がV字型になるケースを紹介します。
歯並びがよかったのに、15歳くらいをすぎてから前歯がV字型に変化した方は、親知らずが原因かもしれません。
親知らずは、15歳前後で生える永久歯のことです。
一番奥から生えるため、生えたことに気付かない方もしばしばいらっしゃいます。
顎が小さい方は親知らずが生えるスペースが不足しているため、斜めに生えることが多く、手前の歯を押してしまい、前歯もV字型に乱れてしまうのです。
親知らずが生えたら一度、歯医者でチェックしてもらうと安心ですよ。
前歯がV字になるのを防ぐ方法
前歯がV字なるのは事前に防げることがあります。
それは、後天的な原因である「癖や生活習慣」を見直すことです。
癖を改善するには、お口周りの筋力を鍛える「MFT」と呼ばれるトレーニングをするのが効果的です。
舌の位置や、唇の筋力、飲み込むときの舌の動きなどを見直して、患者さんに合うトレーニングをすることで、歯並びが乱れるのを防ぎます。
MFTが気になる方はお気軽にお声かけください。
また、MTFは矯正治療中や治療後も効果を期待できます。
・歯がスムーズに動く
・歯の後戻りを防ぐ
いくら矯正装置を付けたからといって、舌で前歯をおしたり、口呼吸したりする癖があると、なかなか歯が思うように動いてくれません。
しかし、お口周りの筋力が鍛えられていると、矯正治療が計画通りに進んで、歯がスムーズに動く効果を得られます。
また、矯正装置を取り外した後に、癖が残っているとせっかく歯並びがきれいになっても、元の歯並びに徐々に戻る「後戻り」をすることがあります。
このようなリスクを防ぐためにもMFTをしておくことは大切なのです。
前歯のV字を改善する方法
すでに前歯がV字になっている方は、放置しておいても自然に治る可能性は低いです。
そのため、矯正歯科に相談してあなたにぴったりの治療方法で改善するのがおすすめです。
新宿歯科・矯正歯科では、以下の矯正方法で治療が行えます。
・裏側矯正
・マウスピース型矯正
・部分矯正
・外科手術
矯正装置が目立つから矯正治療に一歩踏み出せない方のために、目立ちにくい装置である「裏側矯正」や「マウスピース型矯正」を選択いただけます。
また、前歯のV字型が軽度であれば歯を抜くことなく治療が進められますので、前歯だけに矯正装置を取り付ける「部分矯正」で改善できます。
さらに、顎の大きさが原因で前歯がV字型になっている方は、矯正装置だけで歯並びを整えるのに限界があるため、外科手術をするとよいでしょう。
当院では、顎の骨を切除して上下のかみ合わせを整える外科手術を先に行う「サージカルファースト」を行っています。
上下のかみ合わせが整いましたら、矯正装置で歯並びを整えられます。
前歯のV字型が気になる方は、カウンセリングを受けられますので、ご都合のよい日にご予約ください。
カウンセリングはこちら→https://plus.dentamap.jp/apl/netuser/?id=5936