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投稿日:2024.6.19

受け口の手術を受けるデメリットはある?

こんにちは。新宿歯科・矯正歯科です。
いつも当医院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
「受け口の手術にはどんなデメリットがあるの?」
「リスクや経済的な負担が気になる…」
受け口の手術を検討している方は、このような疑問や不安を感じているかもしれません。

受け口とは、上下の噛み合わせが反対になっている状態です。
歯列矯正だけでは改善できない場合は、手術が必要となります。
そこで本記事では、受け口の手術に伴うデメリットについて解説します。

受け口の手術とは?

受け口手術 反対咬合

上下の歯並びが正常な位置からずれている状態のことを「受け口」と言います。
歯の生え方による受け口は、歯列矯正治療では改善できますが、
あごの骨格に問題がある場合は、手術と矯正治療を併用する必要があります。

受け口の手術は、下あごの骨を切断・移動させて位置を調整することで改善を目指すことが可能です。
手術方法は症例によって異なりますが、代表的な方法としては以下の3つが挙げられます。

・下顎前方歯槽部骨切り術(セットバック法):
前から4・5番目の歯を抜歯し、その箇所の骨を切断して後方または垂直方向に移動させる方法
・下顎枝矢状分割法(SSRO法):歯が生えている部分と下顎枝の部分を切断し、あご全体を移動させる方法
・下顎枝垂直骨切り術:下あごの付け根の骨を垂直に切って移動させる方法

これらの手術は入院が必要で、数時間の麻酔をかけて行われます。
術後は数週間経過観察をしながら回復を待ち、その後歯列矯正に移行します。

受け口の手術を受けるデメリット

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受け口の手術は、あごの骨を切断して位置を調整する外科手術です。
そのため、身体的・精神的・経済的な負担が伴います。それぞれどのようなデメリットが生じるのか詳しく見ていきましょう。

身体的な負担

手術による痛みや腫れ、出血などのリスク
手術中は麻酔が効いているため痛みがありませんが、術後強い痛みや腫れ、出血を伴う可能性があります。
術後は数日間は痛み止めを服用する必要があり、腫れは2週間程度続くこともあります。

入院が必要となる場合がある

受け口の手術は、通常全身麻酔下で行われます。
手術内容や状態によって異なりますが、3泊4日~2週間程度入院が必要となります。

麻酔による副作用の可能性

全身麻酔で手術を行う場合、めまいや吐き気、嘔吐、頭痛などの副作用が現れる可能性があります。

術後の通院や経過観察が必要

受け口の手術後は、定期的に通院して経過観察や歯列矯正の調整を行う必要があります。
通院頻度は、手術内容や患者さんの状態によって異なりますが、一般的には週1回~月1回程度です。

感染症のリスク

受け口の手術は、外科手術であるため、感染症のリスクがあります。
感染症にかかると、発熱や痛み、腫れなどの症状が現れます。重症化すると、
命に関わることもあるため、注意が必要です。

精神的な負担

受け口の手術は身体的な負担だけでなく、精神的な負担も大きくなります。

手術に対する不安や恐怖

初めての経験である手術に対して恐怖心や不安を抱くのは自然なことです。
特に顔の骨を切る受け口手術は、外見の変化を伴うため、不安がより強くなる可能性があります。

結果に対する期待や不安

理想的な結果が得られるかどうかという期待と「失敗したらどうしよう」といった不安が入り交じります。
期待値が高ければ高いほど、不安も大きくなってしまいます。

周囲からの反応に対する不安

手術を受けることを周囲に知られたくないという気持ちや、
手術後の顔の見た目が変わることへの周りの反応が気になる気持ちなど、さまざまな不安を抱くことがあります。

手術後の日常生活の変化への不安

手術後は、食事や運動など、日常生活にさまざまな制限が課せられます。
こうした日常生活の変化への不安も精神的な負担となります。

経済的な負担

受け口の手術は、高額な費用がかかるため、経済的な負担が大きくなります。

高額な手術費用

受け口の手術は基本的に保険適用外なので、手術費用の全額を自己負担する必要があります。
金額は手術内容や病院によって異なりますが、100万~400万円程度が一般的です。
しかし、「顎変形症」と診断された場合、指定の医療機関と矯正方法を選べば保険適用されることがあります。

仕事を休むことによる収入減

受け口の手術では入院が必要となり、1~2週間程度の休暇を取らなければなりません。
会社によっては、給与やボーナスが一部カットされてしまう可能性があります。
しかし、経済的な心配から手術を控えてしまうと、
長期的に見れば機能低下や精神的ストレスなどによる損失の方が大きくなる恐れが。
有給休暇を取得するなど、上手に休暇を取れる方法を検討する必要があります。

デメリットを軽減するための4つの対策

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ここまで受け口の手術によるデメリットを紹介してきました。
高額な費用や身体的な負担、精神的な負担など、デメリットを軽減するためには、以下の4つの対策が有効です。

経験豊富な歯科医師を選ぶ

受け口の手術は、歯科医師の技術が求められるため、経験が豊富な歯科医師が在籍している歯科医院を選びましょう。
手術中のトラブルを最小限に抑えられるだけでなく、術後の経過も良好になる可能性が高くなります。
経験豊富な歯科医師を選ぶためには、以下の点を参考にしてみましょう。

・専門医の資格を持っているか
・多くの症例をこなしているか

情報収集を行う

手術前に手術内容やリスク、費用、術後の経過などについて十分な情報収集を行うことが大切です。
インターネットだけでなく、実際に複数の歯科医院のカウンセリングに足を運んで歯科医師の話を聞くのも良いでしょう。
また、受け口の手術を受けた方の体験談なども参考になります。

十分なカウンセリングを受ける

手術は身体に大きな負担がかかるため、メリットとデメリットをよく理解し、納得の上で決断することが重要です。
受け口の手術を受ける前は、十分なカウンセリングを受けましょう。
手術方法やリスク、術後のケアについてよく理解することで不安や疑問を解消することができます。

術後のケアをしっかり行う

手術後は歯科医師の指示に従って、しっかりとケアを行うことが大切です。
術後管理を怠ると、治癒が遅れたり合併症のリスクが高まる恐れがあります。
痛み止めや抗生物質などの服用、食事制限、安静など指示をきちんと守りましょう。

受け口の手術はどのような人におすすめ?

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受け口の手術は、以下のような方におすすめです。

・受け口が強く、食事や会話などの日常生活に支障がある方
・受け口により噛み合わせが悪く、顎関節症などの症状が出ている方
・受け口による見た目が気になり、外見の改善を希望している方

手術は身体的・精神的・経済的に大きな負担がかかります。
合併症のリスクもあるため、メリットとデメリットを冷静に検討する必要があります。
不安な点があれば、複数の歯科医院でカウンセリングを受けて、自分に合った歯科医院を選びましょう。

まとめ

外科手術 受け口 矯正歯科 カウンセリング

受け口の手術は、あごの骨を切断して位置を調整するため、身体的な負担が大きいです。
また、精神的な負担として手術に対する心配もあります。
これらのデメリットを軽減するためには、十分な情報収集とカウンセリングを受けることが重要です。
当院ではカウンセリングを実施しており、受け口の手術について詳しい説明を行っています。
手術を検討しているけれど不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

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