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投稿日:2024.11.18

叢生(歯の凸凹)の改善に最適な矯正治療を紹介

この記事が目に止まった人の中には「他人の綺麗な口元を見るとご自身の凸凹している歯が気になってしまった。」
という人もいるのではないでしょうか。

歯が凸凹していると口が閉じにくかったり、
笑った時の歯の見え方が気になったりしてコンプレックスに感じる方も少なくはありません。

今回は叢生(歯の凸凹)についての原因と最適な矯正治療についてお伝えしていきたいと思います。

叢生とは?歯の凸凹とその種類

歯並び 凸凹歯並び 叢生 ガチャ歯 乱杭歯

叢生は不正咬合の1つで歯が前後や捻れなど凸凹しているのが特徴です。
八重歯も犬歯が歯列のカーブより前に出ているため叢生に含まれます。
さらに「ガチャ歯」や「乱ぐい歯」も総称して「叢生」といわれるのです。

また叢生は不正咬合の中でも出っ歯の次に多い歯並びといわれているため治療する人も多いのではないでしょうか。

叢生(歯の凸凹)の原因とリスク

叢生になる原因は何なのでしょうか。また放置しておくことで生じるリスクはあるのでしょうか。

それぞれ詳しく解説していきます。

叢生(歯の凸凹)の主な原因

歯の凸凹原因 スペース不足 叢生原因 先天性 遺伝性

叢生の主な原因は歯の大きさに対してあごの大きさが小さかったり、
あごの大きさは普通でも歯が大きかったりする「スペース不足」によるものです。

遺伝的要因と環境的要因

さらに原因を詳しくみていくと2つの要因に分けることができます。

遺伝的要因

歯の大きさやあごの大きさは遺伝することがあり、それぞれの大きさのアンバランスで叢生になります。

環境的要因

乳歯が早く抜けてしまい歯が倒れてきてしまったり、虫歯などで乳歯が残ってしまっていて避けるように
永久歯が生えたりすることで叢生になってしまいます。
また指しゃぶりや舌の癖などの悪習癖でも歯並びは悪化してしまうでしょう。

どちらの要因も歯が並ぶのに必要なスペースが十分できなかったり歯が傾いて生えていたりすることにより叢生になってしまいます。

叢生(歯の凸凹)がもたらす健康リスク

叢生を放置しておくことでもたらす健康上のリスクがあります。

例えば重度の叢生だと上下の歯がうまく噛み合っていないことが多いため食べ物をうまく噛めず消化不良を起こしてしまったり、
さらに噛み合わせが悪いことで頭痛や肩こりを引き起こしてしまったりします。
また噛み合わせによって顎関節に影響が出て顎関節症になったりすることもあるでしょう。

叢生(歯の凸凹)を治療するメリット

叢生を治療すると歯並びが良くなるだけではなくさまざまなメリットがあります。

それぞれみていきましょう。

見た目が改善する

叢生を治療することで歯並びが整うため見た目が改善します。
八重歯はチャームポイントとして見られがちですが
重度の叢生だと笑顔や口元に自信がない人も多いのではないでしょうか。
歯並びが良くなることで見た目のコンプレックスが解消されるでしょう。

むし歯・歯周病の予防

叢生が改善されるとむし歯・歯周病の予防に繋がります。
歯が凸凹していると歯ブラシが当てにくく、むし歯や歯周病になりがちです。
歯並びが綺麗に整うと歯磨きがしやすくなり口呼吸も改善されるためむし歯や歯周病のリスクが軽減されるでしょう。

身体の不調の改善

叢生を治療し噛み合わせがよくなると叢生で引き起こされていた身体の不調を改善することができます。
歯並びが整うと噛み合わせが悪いことで起きていた顎関節症はもちろん頭痛や肩こりなども解消されるためです。
またしっかり噛むことが可能になるため咀嚼不足による消化不良も起きにくくなります。

矯正治療ごとのメリットとデメリット

矯正治療メ リット デメリット ワイヤー矯正 

叢生はもちろん歯列矯正で治すことが可能です。
それぞれの矯正治療の特徴とメリット・デメリットについてお伝えしていきます。
ご自身のライフスタイルに合わせて精密検査をしたうえで判断しご提案いたします。
気になることがあれば遠慮なく当院スタッフに聞いてくださいね。

ワイヤー矯正の特徴

ワイヤー矯正は文字通りワイヤーの力で歯を動かしていきます。
ブラケットと呼ばれる装置を歯に装着しワイヤーの強さを変えながら歯に力を加えていきます。

表側矯正

メリット
・適応できる症例が多い
・自己管理の必要がない
・微調整がしやすい

デメリット
・歯並びによっては粘膜が傷つきやすい
・口が閉じにくくなる
・装置が目立つ

裏側矯正(舌側矯正)

メリット
・目立たない
・出っ歯に強い

デメリット
・滑舌が悪くなる
・ブラッシングがしづらい

ハーフリンガル矯正

メリット
・表側矯正より目立たない
・裏側矯正より費用を抑えられる

デメリット
・叢生具合によっては目立つ
・適応できる症例が限られる

表側矯正は目立ちますが重度の叢生などさまざまな症例に対応することができます。
目立つのが気になる人は費用が少し高くなりますが
裏側矯正(舌側矯正)やハーフリンガル矯正を検討するのもいいでしょう。

ワイヤー矯正は取り外しなどの自己管理の必要はありませんが、ブラッシングがしづらいため日ごろのケアが重要になります。

マウスピース型矯正の特徴

マウスピース型矯正は少し未来の歯並びになっている
マウスピースを1日20時間以上装着することで徐々に歯を動かしていきます。

メリット
・目立たない
・取り外しができる
・ブラッシングがしやすい

デメリット
・自己管理が必要
・重度の叢生には対応ができない場合がある
・装着前のブラッシングが必要

マウスピース型矯正の最大のメリットは目立たず矯正治療ができることではないでしょうか。

取り外しができるためブラッシングは普段通りにできます。
ただし1日の装着時間を守る必要があり、装着前のブラッシングや
装着中の飲食物の制限などがネックになる人もいるでしょう。

まだ歯の移動距離が多い複雑な叢生にはマウスピース型矯正よりワイヤー矯正が向いていることもあります。

叢生に対する補助的な治療法

矯正 補助処置 抜歯 IPR 

叢生の程度によっては歯列矯正に追加で行う治療があります。

抜歯を伴う歯列矯正

歯並びを整えるスペースを確保するために抜歯が選択されることがあります。
通常抜歯矯正の場合は第一小臼歯を抜くことが多いですが、
歯並びによっては上下4本や上下どちらか2本の抜歯が必要になります。
親知らずも生え方によっては抜歯対象になるため精密検査による判断が必要です。

IPR(ディスキング)

歯の大きさによってはIPR(ディスキング)をすることでスペースを作ります。
歯の両側数ミリを削ることで歯を動かすスペースを確保しますが、
歯を削る量には限界があるためすべての人に適応されるわけではありません。

外科矯正の特徴

骨格によるあごの大きさで叢生になっているケースは外科手術するとがあります。
当院では「サージェリーファースト」を取り入れており矯正治療の前に外科手術であごを整えてから矯正していきます。
先に骨格から見た目を整えるため重度の叢生の人は治療効果がいち早く実感できるでしょう。

叢生(歯の凸凹)治療の注意点とデメリット

叢生の矯正治療の注意点とデメリットについてもお伝えしておきます。

治療中の痛みや不快感

叢生の程度によっては歯を動かす距離や角度が大きいため矯正力による痛みが強い可能性があるでしょう。
またワイヤー矯正を選択した際に表側であれば装置が頬や唇に当たることで
粘膜が傷ついたり口が閉じにくく一時的に口呼吸になってしまうこともあります。

裏側矯正(舌側矯正)の場合は舌に装置が当たるため舌が傷ついたり
慣れるまで滑舌が悪くなったりすることがあるでしょう。

マウスピース型矯正も計画通りに進めるにはマウスピースの装着し忘れや
取り外し時の破損または紛失に気を付けなければなりません。

後戻りのリスクと対策

後戻り予防 リテーナー 保定期間

矯正治療は並べて終わりではなく、治療終了後に元に戻ろうとする動き(後戻り)を
抑えるためにリテーナーと呼ばれる装置を装着します。
リテーナーを装着している期間を保定期間といい、矯正治療にかかった期間は最低装着する必要があります。

また叢生は歯を動かす距離が大きいため元に戻ろうとする後戻りも大変起きやすい歯並びです。
後戻りしてしまうと再矯正が必要になるため必ず指示された保定期間を守るようにしましょう。

まとめ

叢生(歯の凸凹)は歯列矯正で治すことが可能です。
放置しておくと噛み合わせや身体の不調などの影響が出てしまうため早めに治療することをおすすめします。
叢生の改善はご自身の希望やライフスタイルに合わせてさまざまな矯正治療から選択することが可能ですが
叢生の程度によっては難しいこともありますので精密検査にて判断が必要です。

また精密検査の結果によっては抜歯やIPR(ディスキング)などの補助的治療が追加で必要なケースもあるでしょう。
矯正治療についてささいなことでも気になることがあれば遠慮なく当院スタッフに相談してくださいね。

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