投稿日:2024.11.13
口が閉じにくいのは歯が出ているから?矯正で治せるのか
皆様、こんにちは。
新宿駅東南口より約徒歩5分の大安ビル8階にある「新宿歯科・矯正歯科」です。
「お口を閉じるのが難しい」「唇に力を入れないと口が閉じられない」
などのお悩みはありませんか?
じつは、口が閉じにくいのは悪い歯並びが原因かもしれません。
歯並びにより口が閉じられない状態であれば、矯正治療で改善することが可能です。
今回は、口が閉じにくい状態や理由、口が閉じにくい歯並びの種類と矯正治療の方法を解説します。
目次
口が閉じにくいとは?
口が閉じにくいとは、上下の歯の唇を閉じるときにぴったりと閉じられない状態を指します。
そもそもリラックスしているときや就寝時であっても口は閉じているのが適切です。
ただし、何らかの理由で唇に力を入れなければ
ぴったりと上下の唇を合わせることができない状態であれば口が閉じにくいと言えます。
しかし、上下の唇をぴったりと合わせた状態であっても
リラックスしている状態(安静時)は、じつは上下の歯の間には少しだけ隙間ができます。
安静空隙と呼ばれ奥歯で2mm程度あるといわれており
実際に口を閉じているときは歯と歯は噛み合っていないのがよい状態とされます。
そのため、唇は閉じていても歯はグッと噛みしめた状態が
正しいわけではありませんので勘違いのないよう覚えておきましょう。
このことから、口を閉じるために歯をグッと噛み合わせなければ閉じられないような状態であれば、
歯並びや噛み合わせが悪いと考えられます。
口が閉じにくい理由
口が閉じにくいのは、さまざまな理由が挙げら
「歯が出ている」「お口の力が低下している」などが主な原因とされます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
歯が出ている
口が閉じにくい理由のひとつとして挙げられるのが、歯が出ている状態です。
歯が出るというのは、唇側に上下の歯が傾斜したり、唇側から生えてきたりしている状態をいいます。
矯正歯科では、上の前歯が唇側に出ている状態を「出っ歯(上顎前突)」に分類します。
反対に下の前歯が上の前歯よりも唇側に出ている状態を「受け口(下顎前突や反対咬合)」に分類します。
出っ歯や受け口と判断された場合は、当院では矯正治療をご提案させていただきます。
悪い歯並びにより口が閉じられないことがありますので、
歯がガタガタに見えていなくても一度ご相談にお越しください。
お口の力が低下
お口の力が低下していると、口が閉じにくいと感じることがあります。
「歯並びは整っているのに、口がしっかり閉じられない」
このようなお悩みがある方は、もしかすると口周りの筋力が低下している可能性があります。
口周りの筋力が低下していると、口がしっかり閉じられずに「口呼吸」になるリスクが高まります。
小さいお子様や筋力が低下したシニアの方にもみられる口呼吸は歯並びを悪くすることがあるのです。
口がしっかり閉じられないといったお悩みだけではなく、
放置しておくといつの間にか歯並びが悪くなることも考えられるため早めに改善しましょう。
口呼吸が続くと、唇で前歯を押さえる力が低下して徐々に前歯が唇側に出てしまうことも。
口が閉じにくい理由として歯が出ていることをあげましたが、
口呼吸を放置すると歯が出てしまいさらに口を閉じにくくなる悪循環に陥るかもしれません。
口が閉じにくい歯並びとは?
口が閉じにくい理由として「歯が出ている」とお話ししましたが、
口が閉じにくい歯並びは「出っ歯」や「受け口」が当てはまります。
また、上下どちらの歯も出てしまうこともあり「口ゴボ」と世間では呼ばれています。
横から口元を見ると、ボコっと前に出てしまうことで口が閉じにくくなります。
ここからは2つの歯並びを詳しくみていきましょう。
出っ歯
出っ歯は、上の前歯が唇側に傾斜したり、唇側から生えたりした状態を指します。
また、歯だけではなく上の顎が大きすぎるのも出っ歯になる原因のひとつです。
上の前歯は2mm程度、下の前歯よりも出ているのは通常なのですが、
4mm以上出ている場合は出っ歯と診断されます。
出っ歯は日本人の悪い歯並びの中で2番目に多いとわかっており、悩まれている方も少なくありません。
受け口
受け口は、下の前歯が唇側に傾斜したり、上の歯よりも唇側から生えたりした状態を指します。
受け口も歯自体の並び方だけではなく骨格的な問題で引き起ることもあります。
下の歯が唇側にあるため見た目で歯並びが悪いとすぐに気付く方がほとんどでしょう。
出っ歯や受け口の原因
出っ歯や受け口の原因は、「遺伝」「舌の位置」「歯の疾患」などが挙げられます。
遺伝
両親どちらかが口が閉じにくい状態になる歯並びであれば、お子様にも遺伝する可能性があります。
歯並びが遺伝するというよりは、実際は顎や歯の大きさや形が遺伝することで歯並びが結果的に似るのです。
・上の顎が大きい
・下の顎が大きい
・上の歯が大きすぎる
・下の歯が大きすぎる
ことが遺伝して口が閉じにくくなるリスクがあります。
口が閉じにくい「出っ歯」や「受け口」は、2割程度ですが遺伝することがあるのです。
舌が低位にある
リラックスしているときに舌の位置がどこにあるかチェックしてみましょう。
通常、舌先は上の顎にあるスポットポジションという場所に位置します。
上の前歯の少し後ろにある膨らみがスポットポジションです。
そして、舌全体は上の顎にぴったりとついているのがよい状態とされています。
しかし、舌の筋力が低下しると舌先をスポットポジションにキープさせておくことが難しいため、
舌が下方に落ちてしまうことを低位と呼んでいます。
舌先が低位にあると、舌を安定させることができないため舌で前歯を押してしまったり、
舌を噛んでしまったりする癖が現れます。
その結果、前歯が出てしまい「出っ歯」や「受け口」になることがあります。
歯の疾患
むし歯により乳歯(子どもの歯)を早期に失うと、永久歯(大人の歯)の歯並びが乱れてしまうことがあります。
永久歯は生えてくるときに、乳歯が生えている場所を目標にするため
早期に乳歯を失ってしまうと目印がなくなってしまうのです。
その結果、永久歯は生える位置が前後左右にずれてしまい出っ歯や受け口になるリスクが高まります。
また、親知らずが生えることで全体的に歯が押されて出っ歯や受け口になることがあります。
口が閉じにくい歯並びは矯正で治せる?
口が閉じにくい歯並びは矯正治療で治すことができます。
歯並びの状態にもよりますが、当院では固定式や可撤式(取り外し)の歯列矯正をご提案させていただきます。
ここからは、当院で行える矯正治療を解説します。
表側矯正
表側矯正は、歯の表面にブラケットを貼り付けて、ブラケットにある溝にワイヤーを通して歯並びを整える方法です。
できるだけ目立ちにくいように当院では透明や白色のブラケットを採用しています。
治療期間は2年から2年半程度で、通院の間隔は3~6週間に1回のペースです。
裏側矯正(舌側矯正)
裏側矯正(舌側矯正)は、歯の裏側にブラケットとワイヤーがあるため目立ちにくいのが特徴です。
デジタルスキャンにより患者様にぴったりの治療計画やブラケットの製作をいたします。
治療期間や通院の間隔は表側矯正と同等です。
マウスピース型矯正
マウスピース型矯正は、取り外し式で目立ちにくい透明の歯型のトレーを用いて歯並びを整えます。
治療期間は2年から3年程度で、1~3ヶ月おきに通院いただきます。
ワイヤー矯正よりも通院の間隔が長くとれることからお仕事や学校が忙しい方も続けやすいでしょう。
口が閉じにくければ矯正歯科へ
新宿歯科・矯正歯科では、口が閉じにくい原因を
カウンセリングや精密検査で把握して適切な治療をご提案いたします。
歯並びが原因であれば、歯列矯正で改善することができます。
まずはお気軽にご相談にお越しください。
新宿歯科・矯正歯科ってどんなところ?
★新宿駅から徒歩3分★
・裏側矯正歴16年、症例数20,000件以上
・全国に分院を持つ裏側矯正専門医
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