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投稿日:2024.7.22

外向きに開いた歯並びを整えることができますか?

外向きに開いた歯並びとは?

外向きに開いた歯 開いた歯並び 矯正治療

 

外向きに開いた歯並びは、前歯が出ている出っ歯や下の歯が前に出ている受け口、
上下とも前に出ている上下顎前突などの不正な歯並びです。
これらは審美的にも機能的にも改善した方が良い歯並びになります。
そこで今回は、これらの外向きに開いた歯並びを整えることができるかについてご紹介します。

受け口

受け口は、下の歯が上の歯より前に出ている状態で、
前歯の噛み合わせが反対になって入ることから「反対咬合」と呼ばれることもあります。

受け口になる原因

遺伝

骨格や歯の大きさは遺伝的な要因があるため、両親の遺伝的な要素も関係してきます。
ただし、両親のどちらかが受け口の場合でも必ずしも遺伝するわけではありません。
両親の受け口になりやすい生活習慣をお子さんがまねして受け口になるケースもあるため、
先天性だけでなく、後天的な原因の場合もあります。

下顎の過成長

下顎のアンバランスさが受け口につながっている場合もあります。
永久歯が生え変わる時期は顎の成長が続いているため、この時期は顎の成長のアンバランスさを改善しやすい時期です。
この時期に治療を開始すると、歯も動きやすくお子様の負担も軽減できます。

出っ歯

歯並び 出っ歯 出っ歯治療方法

出っ歯は上の顎が前に出ていたり、上の歯が唇側に傾斜していたりする状態です。
下の歯より4mm以上前に出ている状態を出っ歯といいます。

出っ歯になる原因

遺伝

顎や歯の大きさは遺伝することがあるため、出っ歯は遺伝的な要素も関係してきます。

親知らずが歯を押している

親知らずが斜めや真横に生えている場合には、手前の歯を押す場合があります。
そうすると、歯並びの不正につながってしまい、出っ歯の原因になることも。
親知らずが原因で歯並びに影響が出て、上下で噛んでいない場合には抜歯が検討されます。

口呼吸

通常は、鼻で呼吸する鼻呼吸が正しいのですが、口周りに筋力低下などで口呼吸になる場合があります。
さらに、歯並びが乱れていることで口が閉じにくくなっている場合もあります。
その場合は、歯並びを改善する矯正治療が必要です。

歯ぎしり

寝ている時は無意識なので、歯ぎしりをすると強い力がかかっています。
自分の体重以上の力が歯にかかっていることもあるため、歯ぎしり防止用のマウスピースで歯を守りましょう。

上下顎前突

上下顎前突とは、上顎と下顎が正常な位置より前に出ている状態です。
口元が出て見えて、「口ゴボ」と呼ばれることもあります。

上下顎前突の原因

口呼吸

通常は鼻で呼吸する鼻呼吸が正しいのですが、口で呼吸する口呼吸が習慣になっている場合があります。
鼻呼吸の場合には、唇や頬からの圧がかかっているため、歯並びのバランスを保っています
しかし、口呼吸を続けているとその圧がかからずに、歯が前に出てき上下顎前突になる可能性があります。

叢生(八重歯)

八重歯 叢生 前歯の凸凹

歯が生えるスペースが足りずに歯が凸凹している状態を叢生いいます。
日本人は顎が小さい傾向になるため、叢生になりやすい傾向になります。
叢生の中でも八重歯は、前から3番目の犬歯が歯列からはみ出ている状態です。

日本では「チャームポイント」「可愛らしい」という意見もありますが、
欧米では「ドラキュラ」などを連想するマイナスなイメージを抱くことが多いといわれています。
欧米では特に歯並びを整える・歯を白くすることに意識が高い傾向にあります。

叢生の原因

やわらかい物ばかり食べる食習慣

顎の成長期にしっかり噛むことが顎の発達を促します。
その時期にファストフードやコンビニ食などのやわらかい食事ばかりしていると顎の発達が促されず、
歯が生えるスペースが足りなくなってしまいます
そうすると、歯が凸凹する叢生の原因になります。

乳歯の生え変わり

むし歯などで、永久歯が生えてくる時期より早い段階で歯が抜けてしまう
左右の歯が少しずつ動いてそのすき間を埋めようとします。
そうすると、生えてくるスペースが足りずに凸凹した歯並びになってしまいます。

外向きに開いた歯並びを整える方法

矯正治療 ワイヤー矯正 表側矯正 裏側矯正 

矯正治療

矯正の仕組み

矯正治療で歯が動く仕組みは、歯の周りには歯を支えている顎の骨があります。
歯と顎の骨の間には、「歯根膜」というクッションに役割をする膜がありますが、矯正治療ではこの部分に力を加えます。

矯正装置によって歯根膜が縮みます。
元に戻ろうとする際に骨を溶かす細胞ができて、歯を動かす方の骨を溶かします。
一方、歯があった場所では歯根膜が元に戻ろうとする働きで骨を作る細胞ができ、すき間の部分に骨が作られる仕組みです。
この働きを繰り返して、歯が少しずつ動いていきます。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は歯の表面にブラケットという装置をつけて、ワイヤーを通し、適切な力をかけて歯を動かす方法です。

ワイヤー矯正のメリット

・幅広い症例に対応している
・細かい調整がしやすい
・矯正装置の取り外しが必要ない

マウスピース矯正は取り外しをするため、装着時間などを自己管理する必要がありますが
ワイヤー矯正の場合は取り外しをしないため、その必要がありません。
また、歯の動きを細かく調整しやすく、噛み合わせのバランスなども整えることが出来ます。
幅広い症例に対応しているので、歯並びが大きく乱れている方でも適用ができます。

ワイヤー矯正のデメリット

・矯正器具が目立ちやすい
・食事の時に食べ物が挟まりやすい
・歯磨きがしにくい

ワイヤー矯正は取り外しができないため、食事や歯磨きがしにくいデメリットがあります。
また、装置が金属の場合には見た目が目立ちやすい点があります。

表側矯正

表側矯正は、歯の表側にブラケットとワイヤーをつけて歯を動かす方法です。
適応できる歯並びが多いため、多くの症例に対応することができる特徴があります。
また、矯正装置が歯の表面につくため、滑舌に影響しないメリットもあります。
しかし、歯の表側に装置をつけるため、装置に見た目が気になりやすい点があります。

装置の見た目が気になる方には、白や透明のブラケット、審美ワイヤーを選択して金属の装置より目立ちにくくすることができます。

裏側矯正

裏側矯正は、歯の裏側にブラケットとワイヤーをつける方法です。
歯の裏側に装置をつけるため、矯正中の見た目がほとんど気になりません。
矯正中の装置の見た目が気になっている方におすすめの方法です。

また、歯の裏側は唾液腺が近いため、唾液の働きが効果的に働くメリットもあります。
ただし、舌の近くに装置がつくため、慣れるまで滑舌に影響が出る場合があります。

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、形の違うマウスピースを段階的に交換することで歯を動かす方法です。
ワイヤー矯正と比較すると、透明の薄いマウスピースを使用するため、矯正装置の見た目が目立ちにくい特徴があります。

マウスピース矯正のメリット

・矯正装置が目立ちにくい
・矯正装置を外せるため、食事や歯磨きを今まで通りできる
・歯が動くシュミュレーションを見ることができるため、治療の予想を確認できる
・金属アレルギーの心配がない
・スポーツする際に制限が少ない

取り外しができるため、食事や歯磨きの変化の負担がありません。
ただし、取り外しをしていると矯正力が加わっていないため、1日20~22時間の装着時間を守ることが大切です。

マウスピースのデメリット

・マウスピースの装着時間の自己管理が必要(1日20~22時間)
・大幅に歯を動かす症例は適用ならない場合がある
・患者さまの努力次第で結果が左右されてしまう

まとめ

外向きの歯 開いた歯 矯正治療

外向きに開いた歯並びはいくつかありますが、多くは矯正治療で改善が見込めます。
審美的な問題だけでなく、しっかり噛めない、乾燥しやすいためむし歯や歯周病のリスクが増えるなど
機能的なデメリットも多いため、早めに治療することをおすすめします。
当院は、表側矯正、裏側矯正、マウスピース矯正などさまざまな矯正に対応していますので、お気軽にご相談ください。

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