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投稿日:2022.12.17

外科矯正(サージェリーファースト)とは?メリット・デメリットを解説

皆様、こんにちは!
新宿歯科・矯正歯科です(*^^*)
いつも当院のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

あごの骨の問題が原因で歯並びが悪くなるケースは少なくありません。
このような状態は、ワイヤー矯正やマウスピース矯正といった歯列矯正だけでは根本的な解決に至らないことがあります。そこで行われるのが外科矯正です。
外科矯正はあごの骨格自体を手術によって修正し、その後に歯列矯正を行います。あごの位置が改善され、歯並びの問題を根本から解決することが可能です。

そこで今回は、外科矯正(サージェリーファースト)とは何か、メリット・デメリットについてお話しします。

 

外科矯正(サージェリーファースト)とは?

歯科治療の道具の写真

外科矯正は顔の輪郭やあごの骨格を外科的な矯正で改善していく治療法です。
通常、外科矯正は外科手術する前に矯正治療を行い、その後に外科手術と術後矯正という流れで治療を進めていきます。

一方、サージェリーファーストは、外科矯正の工程の1つである術前矯正の必要がありません。
外科手術をして術後矯正を行うだけとなりますので、治療期間を大幅に短縮できます。

時間をお金で買うのがサージェリーファーストです。

加えて、従来の矯正治療では対処が難しい骨格の問題や噛み合わせも同時に解決できるため、幅広い症状に対応可能です。

 

外科矯正(サージェリーファースト)のメリット・デメリット

メリット・デメリットのイメージ画像

サージェリーファーストを検討する際は、メリットとデメリットをよく理解しておくことが重要になります。ここではメリット・デメリットを紹介します。

メリット

サージェリーファーストのメリットは以下の通りです。

①歯にかかる負担が少ない

先に外科手術であごの骨の位置を先に調整するため、矯正治療を開始する際は適切な位置から歯を動かすことが可能になります。
歯にかかる負担を抑えることができ、結果的に矯正中に経験する不快感や痛みが軽減されます。
さらに矯正中に生じる可能性のあるリスクの発生率も低下する可能性もあります。

②最初に顔の形を変えられる

サージェリーファーストは、あごの位置のずれを最初に修正することができます。
このため、治療が始まってすぐに顔の形が変わり、見た目の変化を実感できます。

③治療期間が短い

従来の方法に比べて、全体の治療期間を大幅に短縮することが可能です。
先に手術であごの位置を修正することでその後の矯正治療がより効率的に進行し、矯正期間が短くなります。
患者さんの生活への影響を最小限に抑えるだけでなく、長期にわたる矯正治療への精神的ストレスの軽減もできます。

デメリット

サージェリーファーストのデメリットは以下の通りです。

①保険適用外

顎変形症による外科矯正は、一定条件下では保険適用で受けることが可能です。
しかし、サージェリーファーストを採用した外科矯正治療の場合、保険適用外となることが一般的で治療にかかる費用は全額自己負担となります。

大きな経済的負担となる可能性があるため、治療前に見積もりを取り、計画的に治療を進めることをおすすめします。

②術後の噛み合わせが不安定

外科手術後は、一時的に噛み合わせが不安定になりま

す。咀嚼機能が低下し、食事に影響が出ることも多いです。

手術後から歯並びの最終的な調整を受けるまでの間は、やわらかい食べ物を中心に食事を取るなど、食生活の工夫が必要になることがあります。

サージェリーファーストの適用症例

外科 サージェリー 矯正 受け口

あごの骨に問題が原因で歯並びが悪くなっている場合は、外科矯正(サージェリーファースト)が適用されます。ここでは、適用症例を紹介します。

受け口

下あごが上あごよりも突出した状態です。噛み合わせが逆転してしまい、見た目にも影響を及ぼします。
受け口は下あごの骨が大きい、上あごが小さいこ

とによって引き起こされることがあります。外科矯正によりあごの骨の位置や大きさを根本的に解決できます。

出っ歯

上あごや上の歯が前方に突出しているこ

とにより発生します。
口元が前方に位置していることが特徴的で、見た目に影響を及ぼすことが多いです。
出っ歯の治療は歯列矯正が行われますが、症状の程度によっては外科手術が必要になる場合があります。

ガミースマイル

笑った際に歯茎が通常よりも多く見える症状です。上あごの骨が長いことで生じることがあります。
歯列矯正で上あごの骨を後方に移動させることで改善が期待できますが、上あごの骨が過剰に発達している場合は外科手術が適用になります。

顔の非対称

あごが左右どちらかにずれている状態です。顔の非対称や歯並びの乱れを引き起こすことがあります。
見た目だけでなく、咀嚼機能や発音にも影響を与える可能性があります。重度のあごのずれの場合、外科手術が必要になることがあります。

当院の外科矯正(サージェリーファースト)について

上記でも紹介した通り、重度の出っ歯や受け口の症例には、外科手術と矯正治療の組み合わせた治療が効果的です。

しかし、サージェリーファーストは難易度が非常に高いため、矯正歯科だけでなく、大学病院などの口腔外科との緊密な連携が必要です。
そのため、当院では外科手術部分を提携医療機関で行い、歯科矯正部分は当院が責任を持って担当しています。

もちろん検査から治療計画、治療の実施は当院が中心となって行い、提携医療機関と連携しながら治療を進めています。

重度の歯並びや噛み合わせの乱れは見た目の美しさだけでなく、口腔内の健康や全身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。
当院では患者さまの歯並びと噛み合わせ、口元の見た目を改善することを目標に、外科矯正治療も含めた総合的な矯正治療を提供しています。

※当院の外科矯正の治療について、詳しくはこちらをご確認ください。

サージェリーファーストの流れ

歯科治療の患者と医師のイラスト

サージェリーファーストの流れは以下の通りです。

STEP1:精密検査

まず患者さまの歯並びと噛み合わせの状態、あごの骨の構造、歯とあごの位置関係など把握するための精密検査が行われます。
精密検査はレントゲン撮影・CTスキャン・口腔内スキャンなどが行われるのが一般的です。

STEP2:治療計画の立案・契約

精密検査の結果をもとに、歯科医師が治療計画を立案します。

STEP3:外科矯正

治療計画にもとに提携医療機関で外科手術が行われます。手術は通常、全身麻酔下で行われ、2-3日の入院が必要となります。

STEP4:歯列矯正

術後の痛みや腫れが落ち着いた時点で歯列矯正を開始し、歯並びと噛み合わせの調整を行います。
大体手術をしてから一カ月~一カ月半後くらいから開始されます。

STEP5:保定期間

矯正治療後に動かした歯が後戻りしないように、保定装置を使用して安定させます。

 

まとめ

サージェリーファーストは、従来の方法と比べて治療期間を大幅に短縮することが可能です。
また、目の変化も早期に実感できる点が大きなメリットと言えるでしょう。
しかし、保険適用外であることや術後に一時的に噛み合わせが不安定になるなど、デメリットもあります。
それでも重度のあごの骨の問題や歯並びの乱れを抱えている方にとっては、そのメリットがデメリットを上回ることが多い治療方法です。
当院では、患者さま一人ひとりの状態に合わせた治療計画を立案し、外科手術は信頼できる提携医療機関で、矯正治療は当院で責任を持って行っております

ご自身の歯並びや噛み合わせに不安をお持ちの方は、ぜひ当院の無料相談にお越しください♪

 

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