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投稿日:2024.6.28

妊娠中でも歯科矯正を行うことはできる?

こんにちは。新宿歯科・矯正歯科です。
いつも当医院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

「妊娠中でも歯科矯正ってできるの?」
「妊娠中の矯正治療は、赤ちゃんに影響がないか心配…」

このような疑問をお持ちの妊婦さんや、これから妊娠を希望されている方は多いのではないでしょうか?
妊娠中のホルモンバランスの変化やつわりによる口腔内の環境悪化など、
さまざまな懸念から妊娠中の歯科矯正をためらう方もいるかもしれません。

基本的に妊娠中でも歯科矯正を行うことは可能ですが、注意すべき点もあります。
そこで本記事では、妊娠中の歯科矯正について解説します。
妊娠中の口腔内の変化や避けるべき処置なども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

妊娠中でも歯科矯正は可能?

妊娠中の歯列矯正 妊娠中矯正治療

結論から言うと、妊娠中でも歯科矯正はできます。

歯科矯正は、歯にブラケットやワイヤーをつける「ワイヤー矯正」や、
マウスピースを装着して歯を動かす「マウスピース型矯正」がありますが、これらの装置が胎児に影響を与えることはありません。

ただし、妊娠中はホルモンバランスの変化により、歯肉炎や虫歯になりやすい状態です。
特にワイヤー矯正の場合は、装置の隙間に食べかすが残らないよう注意深く清掃する必要があります。
そのため、通常よりも入念な歯磨きや定期的な歯科検診など、丁寧な口腔ケアが必須です。

また、つわりによる吐き気で装置がつけられないということも考えられます
一時的に矯正装置を外し、症状が落ち着いた時期に再開するなど状況に合わせて柔軟に対処することが大切です。

妊娠中も歯科矯正はできますが、母体と胎児のへの細かい配慮が欠かせません。
治療の可否や方針については、産婦人科医と歯科医師に相談し、綿密な連携を図りながら進めていくことをおすすめします。

妊娠中のお口の変化

妊娠中虫歯 妊娠中歯周病

妊娠中は、女性ホルモンのバランスが大きく変化するため、お口の中にも変化が現れる

歯周病になりやすい

女性ホルモンの増加により、歯肉が腫れやすく出血しやすくなります。放置すると歯周病に進行するリスクが高まります。

虫歯になりやすい

つわりによる嘔吐によって、お口の中が酸性に傾き、虫歯のリスクも高まります。
つわりがひどいときは、歯磨きが困難になります。
できるときで構わないので、歯磨きだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯と歯の隙間の汚れもきちんと除去しましょう。

口の中が乾燥しやすくなる

唾液の分泌量が減少し、口の中が乾燥しやすくなることもあります。
唾液には、細菌の増殖を抑えたり、食べかすを洗い流したりする働きがあるため、
唾液が不足すると虫歯や口臭のリスクが高まります。

妊娠中に避けるべき処置

妊娠中避けるレントゲン 妊娠中の投薬注意

妊娠中の歯科矯正では、レントゲン撮影と投薬に注意が必要

レントゲン撮影

レントゲン撮影は胎児への影響が懸念されるため、基本的に避けるべきとされています。
ただし、緊急性が高い場合は、お腹を保護する防護エプロンを着用するなどの対策をした上で撮影を行うことがあります。

投薬

また、投薬は胎児に影響を与える可能性も。
たとえば、副鼻腔炎や中耳炎などで用いられるテトラサイクリン系の抗生物質は、
胎児の歯の形成に悪影響を及ぼすリスクがあります。
また、歯科治療で用いられる代表的な鎮痛剤「ロキソニン」や「ボルタレン」は避けたほうがよいとされています。

投薬や処置が必要な場合は、必ず産婦人科医と歯科医師に相談し、胎児への安全性を十分に確認しましょう。

妊娠中の歯列矯正でつわりがひどいときは?

妊娠中、つわりがひどい時期は口腔ケアが難しくなるだけでなく、矯正装置の装着自体が大変になる場合があります。
そのような状況では無理に治療を続けるよりも、一時的に矯正装置の装着を控え、治療を休止することをおすすめします。
ただし、自己判断での中断は、後戻りや歯並びの悪化を招きます。必ず担当の歯科医師に相談しましょう。

体調が回復した時期に、装置の再装着や治療の再開を検討できます。妊娠中の矯正治療は、母体と胎児の健康が最優先です。
つらい症状がある場合は無理をせず、産婦人科医と歯科医師に相談し、状況に合わせて進めていくことをおすすめします。

歯科矯正中に妊娠が発覚したときは?

矯正中に妊娠が判明した場合、落ち着いて担当の歯科医師に相談しましょう。
母体と胎児への安全性を最優先に考え、治療計画の見直しが必要かどうかを確認する必要があります。
また、つわりなどの症状がひどい場合は、治療を休止することも検討できます。
その際、歯並びの後戻りを防ぐための対策を行った上で、体調が落ち着いたタイミングで治療を再開します。

妊娠中の母体の体調は、個人差が大きいです。
担当の歯科医師とのコミュニケーションを積極的に取ることを心がけ、体調の変化を常に伝えることが大切になります。

信頼できる歯科医院を選び、歯科医師と相談しながら無理のない範囲で治療を進めれば、
妊娠と矯正治療の両立は決して無理なことではありません。
母体と胎児の健康を守ることを最優先に治療を進めていきましょう。

妊娠中におすすめの矯正方法

妊娠中 歯科矯正 マウスピース

患者さまの中には、「妊活中だけど矯正治療をしたい」という方もいるでしょう。
そのような場合は、マウスピース型矯正が比較的おすすめの方法です。
ワイヤー矯正に比べて身体への負担が少なく、痛みも少ないとされています。
また、取り外しが可能なため、食事や歯磨きがしやすく、お口の中を清潔に保ちやすいのもメリットです。

一方で、妊娠中の体調変化は個人差が大きく、つわりなどの症状が強ければ治療の継続が難しくなる可能性もあります。
そのため、妊娠前か出産後に矯正治療を受けることをおすすめします。

妊娠中・出産後の歯科矯正でよくある質問

妊娠中・出産後の歯科矯正に関するよくある質問にお答えします。

歯科矯正を始めるなら妊娠前と出産後どちらがいいですか?

妊娠前に矯正治療を開始することをおすすめします。

妊娠中はホルモンバランスの変化により、歯周病や虫歯のリスクが高まるため、
矯正治療と並行して口腔ケアに注意が必要となります。
そのため、つわりがひどい場合は、矯正治療が困難になる可能性も。
それに加え、出産後は育児で忙しくなり、通院の時間が取れないことも考えられます。

時間的余裕のある妊娠前に矯正治療を始める方が、スムーズに進めやすいでしょう。

授乳中でも歯科矯正はできますか?

授乳中でも歯科矯正は可能です。ただし、授乳期には体調や生活リズムの変化が伴います。
睡眠不足による体力的・精神的な負担から、矯正装置の管理や通院が難しくなる可能性もあります。
歯科医師とよく相談して無理のない範囲で進めていきましょう。

赤ちゃんを連れて通院できますか?

赤ちゃん連れ通院も可能です。事前にベビーカーの持ち込みや授乳スペースの有無などを確認しておくと安心できるでしょう。
また、予約時間に余裕を持って来院し、赤ちゃんの機嫌が良い時間帯を選ぶようにするのがおすすめです。
治療に集中したい場合は、一時保育サービスを利用するのも一つの方法です。

まとめ

妊婦さん矯正 矯正中妊娠 

妊娠中でも歯科矯正は可能です。
つわりがひどい場合は、一時的に矯正治療を中断することもできますが、歯科医師と相談しながら進めることが大切です。
当院では随時矯正相談を受付けています。無理な勧誘は一切ありません。
妊娠中や出産後の矯正治療について疑問や不安がある方は、お気軽にお問い合わせください。

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