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ブログ

投稿日:2023.8.28

歯はどうして動くの?

みなさま、こんにちは!(^^)!
新宿歯科・矯正歯科です!
いつも当院のブログを見て頂きありがとうございます。
歯列矯正をやっている人、もしくはこれから矯正を考えられている方で
「歯はどうやって動いているのかな?」と
疑問の思う方も少なくないかと思います。

歯が動くのってとっても不思議ですよね。
今回は歯はどうやって動いていくのかについてご紹介させて頂きます^^
これを知るともっと矯正が楽しくなるかもしれません♪♪

歯の動く仕組み

 

 

矯正装置

矯正治療ではブラケットに通したワイヤーやひっかけたゴムの
元に戻ろうとする力を利用して歯を動かしていきます。
ワイヤーの力が直接歯に装着したブラケットを通して
力が歯に伝わると、歯は少しずつ動き始めます。
歯が動き始めるには、少し時間がかかりますが、
一度動き始めると、あとは比較的にスムーズに動き始めます。

歯の構造
その時、歯は歯を支える骨(歯槽骨)の中を移動していきます。
歯に力を加えると、押された側の骨が吸収をはじめ、
そこにスペースが出来、そこへ歯が移動していきます。
一方、骨と歯が引き離される側では、
その隙間を埋めようとし新しい骨が出来てきます。

歯に力を加えることによって、
骨の吸収と新生(新しい骨が出来ること)が同時に行われています。

歯が少しずつ動いていき、
そこに良質な骨が出来て安定するまでには数週間かかります。
その為、一度歯に力を加えると、次に力を加えることができるのは、数週間先になります。
矯正治療が早く進めたいからといって、
無理に歯を早く動かそうとしても痛みが強くまりますし、
歯のスムーズな移動も妨げかねません。

歯を1㎜動かすのには約1ヵ月かかると言われいてます。
歯を適切な力で適切なスピードで動かしていくことが、大切なのです!

矯正治療の考え方

歯はずっと継続して同じ方向から力をかていると、歯は動きます。
その証拠に小さい子どもがずっと指しゃぶりをしていると、
指の当たっている歯がだんだん外側に倒れてしまいます。
また、舌の力は弱いと思うかもしれませんが、
舌先でいつも決まっている歯のところを押し続けていると、
その歯がだんだん押されて倒れてしまったりするのです。
歯はがっちり根が生えて動かないようでいて、
実は意外と簡単に動いて、かなり不安定なものになります。
逆にこの性質を利用して歯をどんどん動かして、
噛み合わせを治していくのが、矯正治療の考え方です。

歯根膜の働きが重要!

歯が動く時に大事な働きをするのものが歯根膜です。
あごの骨(歯槽骨)と結びついている組織です。
歯が直接、歯槽骨に固定されるのではなく、
噛んだ時の衝撃が直接、骨に響かずクッションのような働きをする
歯根膜になります。
歯根膜のもう一つの働きは、
噛んだ時の微妙な感触や刺激を脳に伝えています。
センサーのようになっていて、その感覚は非常に鋭敏なものです。
この歯根膜のセンサーの働きよって、食べ物の方さを瞬時に感じ取り、
どれくらいの力で噛めば良いかということも教えてくれます。
矯正治療によって歯を動かすことが出来るのも、歯根膜があるおかげです。

矯正治療での歯根膜の働き

歯が直接骨にくっついていたとしたら、歯を動かすことはできません。
実際に歯を強打し歯根膜がつぶれてしまい、
歯が歯槽骨に癒着してしまった場合、その歯を動かすことは難しいです。

幼少期に転んだり、スポーツをやっていて歯をぶつけてしまったことがある方は
前歯がうごかない可能性もあるため、一度精密検査を受けてみてしっかりと
ご自身の歯の状態を調べることが大切です。

矯正治療で行う歯の動かし方

水平移動

水平移動

歯根(歯の根っこ)を平行に移動させます。
歯並びの理想は最終的に全て歯が平行にキレイに並ぶことが理想になります。
歯を平行に動かす為には、歯冠(歯茎から出ている部分)に
正確でしっかりとした力をかけることが必要になります。

傾斜移動

歯冠に力をかけると、基本的に歯は根の先端付近を支点として
回転するように動きます。
歯並びに応じて、水平移動と傾斜移動を組み合わせて
理想的な歯並びにしていきます。

回転

捻じれている歯を正しい歯並びろ噛み合わせになるように
回転させます。
歯を回転させる時は中心となる支点があり、
支点に対してうまく回転力をかけることが必要です。

引っ込める

引っ込める

歯茎よりも少し歯が伸びだしている時に
骨の中に沈みこませるように引っ込める動かし方です。
歯を引っ込める動かし方は他の歯の移動よりも
難しいと言われています。
工夫と技術が必要になります。

引っ張り出す

引っ張り出す

歯根を引っ張り出すような動かし方です。
特に歯周病等で周囲の骨の高さが下がっているような場合に
骨の高さの増生を図る為に行う場合もあります。
比較的に他の歯よりも動かしやすいと言われています。

歯が動く過程での注意点

矯正治療中は、歯が動く過程で特別なケアが必要です。
矯正器具が歯に装着されているため、食べ物が詰まりやすく、虫歯や歯肉炎のリスクが高まります。
そのため、歯磨きやフロスを使った丁寧な口腔ケアが重要です。
特に、矯正器具の周りやワイヤーの隙間をしっかりと清掃してあげましょう!
装置の周りを掃除する専用の歯ブラシや、ワイヤーをつけていても通せるフロスなど
いまは矯正中でも使用しやすいケアグッズが沢山あります!
ご自身にあったケアグッズを見つけましょう☆彡

歯列矯正中に感じる痛みの原因とその対処法

歯列矯正中に痛みを感じるのは、非常に一般的な現象です。歯にむずがゆい痛みが広がります。
この痛みは、歯が動き始める際に歯周組織や骨にかかる圧力によって引き起こされるのです。
特に、矯正器具の調整後など新しい力が加わった直後に痛みが強くなることがあります。
痛くて、つらいと思う方が多いと思いますがこの痛みがある時は歯が動きはじめている証拠なので、がんばりましょう!

この痛みは通常、数日以内に和らぎますが、痛みを軽減するために鎮痛薬を使用したり、
冷たいものを口に含んだりすると痛みが和らぎます!

最後に

歯の動き方なんとなく想像できたでしょうか?
歯は横に移動するだけではなく、回転や上下にも移動させて理想的な歯並びにしていきます。
とくにワイヤー矯正はさまざまな動きを歯に加えることができるので
歯並びがすごく悪くて本当に綺麗になるのか心配・・・という方も
綺麗にすることができます★☆彡
また、歯の見えてるところだけでなく、歯の根元から矯正をすることで後戻りしにくい歯列をつくることが可能です!
少しでも歯並び気になるところがありましたら当院ではカウンセリング行っていますので、
お気軽にご予約お待ちしております!
ご一読して頂きありがとうございます。

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