投稿日:2024.8.21
歯並びを短期間で治すことはできますか?
「できるだけ早く歯並びを直したい」
「事前に伝えられた治療期間より長引いている原因を知りたい」とお悩みではありませんか?
矯正治療は虫歯や歯周病といった一般的な治療よりも期間が長めです。
そのため、できるだけ早く終わらせたいという方は少なくありません。
治療を長引かせないためのポイントを知っておくことでより満足のいく結果につながりやすくなるでしょう。
こちらのページでは、矯正治療の期間を左右する事柄や
短期間で治すためのポイントを注意点も含めて分かりやすくまとめました。お悩みの方はぜひご参考ください。
目次
矯正治療の期間を左右する6つのこと
矯正治療の期間は患者様の状況やお口のなかの状態によって大きく左右されます。
治療期間を短くするために患者様ができることもありますので、事前にチェックしておきましょう。
歯並びの崩れの程度
矯正治療にかかる期間の目安は、軽度であれば数か月から1年程度、中等度や重度の場合は2~3年程度です。
重度で外科手術が必要な場合は3年以上かかることもあり、
それには入院期間や顎骨が安定するために必要な待機期間も含まれています。
年齢
矯正治療は顎骨の代謝が関係しているため、年齢が若いほうが歯は動きやすい傾向にあります。
成人矯正には年齢の制限がなく、虫歯や歯周病がなければ何歳からでも始められるのが特徴です。
しかし、年齢が上がれば仕事や家事・育児で忙しくなり通院が難しくなるだけでなく、
体力の低下や虫歯や歯周病に罹患している可能性も高まるため、
矯正治療はできるだけ早めに始めたほうがいいといえるでしょう。
抜歯の有無
抜歯が必要ないケースとそうでないケースとでは2年ほど差があります。
しかし、治療を短期間で済ませたいからといって無理に抜歯をせずに行うと、
歯並びの見た目や噛み合わせがさらに悪くなる可能性があるため注意が必要です。
適切な治療を受けるほうが今後のためになります。
治療法
マウスピース型矯正は、歯列全体に装置を被せるタイプであるため微調整が難しい傾向にあります。
追加で装置が必要になったり調整に時間がかかったりする場合があり、
中等度から重度の歯並びで短期間で済ませたいという方や期間に制限がある方にはあまりおすすめできません。
管理能力
「通院やメンテナンスに正しく通う」「装置を正しく使用する」「食事制限を守る」といった工夫や努力を怠ると、
トラブルに発展してその分治療期間が延びてしまいます。
歯列矯正は患者様の協力が必要不可欠な治療ですので、
余計な負担を増やさないためにも自己管理はしっかり行いましょう。
施術者の知識や技量
歯列矯正は専門性の高い診療科目であり、施術者である歯科医師の知識や技量によっても仕上がりや治療期間が左右されます。
しかし、知識や技量がそこまでなかったとしても診療科目として提示するのは違法ではありません。
その点を患者様が理解し、見極めるための知識をつけることが大切です。
知識や技量が不十分である場合は歯が計画通りに動きにくいので、そのぶん治療期間が延びてしまいます。
歯並びを短期間で治す6つのポイント
治療期間が余計に延びてしまうと、時間や体力、お金までも損をしてしまう可能性があります。
ストレスがたまり治療に対するモチベーションが下がってしまうケースも珍しくありません。
歯並びを短期間で治したい方は、以下のポイントを抑えておきましょう。
できるだけ早く始める
若いほうが代謝がいいため歯が動きやすく、通院にあてる時間も確保しやすい傾向にあります。
現在学生の方であれば歯並びが整うことで「清潔感」や「しっかり者」という印象が高まり、
今後の人間関係や就活などさまざまな場面で有利になるでしょう。
部分矯正を選択する
全体矯正よりも治療範囲が狭い部分矯正のほうが治療期間は短めです。
歯並びの状態によっては部分矯正が選択できない場合もあるため、まずは一度歯科医院へご相談ください。
適切な治療法は精密検査後に決定します。
ワイヤー矯正を選択する
歯を1本1本固定するワイヤー矯正は微調整がしやすく、マウスピース矯正にはできない動きも可能なため、
治療が計画通りにすすみやすい傾向にあります。
とくに抜歯が必要な症例や難しい症例にはワイヤー矯正が最適です。
審美性の低さが問題視されていますが、最近では目立ちにくい白や透明な装置も増えてきているので選択しやすいでしょう。
調整やメンテナンスを忘れずに受ける
調整やメンテナンスは、治療を計画通りにすすめるために欠かせないものです。
矯正治療のトラブルは、患者様が気づきにくいことも少なくありません。
プロによるチェックでトラブルをできるだけ予防・早期対処することが治療を長引かせない大きなポイントです。
管理方法を理解して徹底する
装置の取り扱いや食事制限だけでなく、お手入れも大切な管理の一つです。
治療法にあった正しいお手入れを身につけることで、虫歯や歯周病といったトラブルを防ぎやすくなります。
矯正治療中に虫歯や歯周病に罹患すると矯正治療を中断せざるを得なくなる場合もあるため、
原因となりやすい「歯と歯の間」や「歯の根元」の磨き残しには十分注意しましょう。
実績があり信頼できる歯科医院を選ぶ
「どの歯科医院で矯正治療を始めるか」によって仕上がりや治療期間に大きな差がうまれます。
すべてを歯科医院側に任せるのは、治療のトラブルや納得のいかない結果になる原因ですのでおすすめしません。
事前にホームページを見たりカウンセリングを利用したりして、実績や使用する道具・機材などを調べておくといいでしょう。
満足のいく結果につなげるには、治療を受ける側もある程度の知識をつけておくことが大切です。
治療期間を短くする適切なお手入れ方法について
適切なお手入れ方法は治療法によって異なります。
マウスピース矯正はワイヤー矯正よりもお手入れがしやすいというメリットがありますが、
絶対に虫歯や歯周病にならないわけではありません。注意点も含め以下でくわしくみていきましょう。
ワイヤー矯正の場合
ブラケットやワイヤーの周辺は磨き残しがおこりやすいため、タフトブラシを使って丁寧に磨く必要があります。
また、ワイヤーがあることで取っ手がついたフロスは通すことができません。
糸だけのデンタルフロスをワイヤーの下に一度くぐらせてから歯と歯の間に通すようにしましょう。
虫歯のリスクを最小限に抑えたい方には1日1回の使用をおすすめします。
マウスピース型矯正の場合
マウスピース型矯正は装置が取り外せるため、今までどおりのお手入れが可能です。
しかし、装置をはめている間は唾液が歯の表面に付着しにくく、
唾液のもつ「再石灰化効果(エナメル質の自然修復を促す効果)」や「殺菌効果」が十分に得られません。
そのため、状態によってはワイヤー矯正よりも虫歯のリスクが高くなる可能性があります。
歯科医院で磨き残しを指摘された経験のある方は、一度ブラッシング指導を受けて磨き癖を直すようにしましょう。
ポイントを抑えて歯並びを短期間で整えよう
矯正治療は、歯並びの崩れの程度や抜歯の有無、治療法、患者様のご年齢や管理能力、
施術者である歯科医師の知識や技量などによって期間が大きく左右されます。
治療中は通院が必要であったり痛みを感じたりすることも多いため、
期間が長ければそれだけストレスはたまりやすいといえるでしょう。
歯並びを短期間で整えるには、自分の歯ならびにあった治療法を正しく行うことが大切です。
調整やメンテナンスを受けることはもちろんですが、ご自宅でのお手入れも治療期間を左右するものになりますので、
自信がない方は早めに正しいやり方を身につけるようにしましょう。
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