投稿日:2024.6.24
歯列矯正でスマイルラインは綺麗にできる?
口元の美しさを表す指標として「スマイルライン」があります。
歯並びが整っていると、このラインは理想的なカーブを描きますが、歯並びが凸凹しているとこのラインも乱れてしまいます。
歯列矯正をすると歯並びが整うため、口元のバランスも綺麗になります。
そこで今回は、歯列矯正でスマイルラインも綺麗にできるかについてご紹介します。
目次
スマイルラインとは?
スマイルラインは、笑った時に見える歯に先端を結んだカーブのことで、美しい笑顔のポイントになります。
このラインがどのような形をしているかが、口元の美しさに大きく関わっています。
理想的なラインは、上の歯の先端が下唇に沿って並んでいることと考えられています。
また、笑顔になった時に、歯が2~4mm程度見えている状態がよいでしょう。
女性の場合には、緩やかな曲線を描いているとやわらかい印象を与えて、
真っすぐの場合には、男性的な印象が強いと考えられています。
美しい笑顔のポイント
美しい笑顔の基準は、表情や顔立ちによっても左右される場合がありますが、「スマイルライン」が緩やかなカーブを描いていて、
歯並びが整っており、白い歯が見えることが美しい笑顔のポイントになります。
矯正とスマイルラインについて
矯正治療は、歯列にきちんと歯が並ぶようにすること、噛み合わせのバランスを整えることが重要です。
その他にも、顔とスマイルラインの調和が取れるように、スマイルラインを改善します。
歯並びが凸凹しているとスマイルラインは乱れますが、矯正をして歯並びを改善すると、笑顔の際に見える歯のラインが揃います。
整った歯並びは、口元の自信につながり、笑顔の魅力がアップします。
スマイルラインの診断方法
歯並びと下唇のカーブだけでなく、歯の見える量なども関係してきます。
また、歯ぐきの健康状態や歯の色も口元の印象のポイントになります。
これらの基準を元に患者さまの矯正の治療計画を立案します。
歯ぐきの状態は、歯周病によって腫れや出血を引き起こしているケースが多く、その場合には、歯周病の治療をします。
歯周病の直接的な原因は、歯に残ったプラークに残った細菌です。
丁寧な毎日のセルフケアと定期的な検診のクリーニングで汚れを除去していきます。
歯の色は、着色汚れによってくすんでいる場合には、「クリーニング」をして着色汚れを除去します。
歯の色自体を白くしたい場合には、「ホワイトニング」が必要です。
矯正治療だけでなく、患者さまのご希望を考慮して歯並びを整えるだけでなく、口元の美しさを引き出せる治療をご提案します。
ホワイトニングは、矯正治療の種類やホワイトニングの種類によっても行うタイミングが異なります。
歯並びが整ってからの方が、重なり合った部分がむらにならずに全体的を白くできるため、おすすめしています。
また、矯正治療は、歯並びを整えることはもちろん、スマイルラインや横顔の美しさの指標の「Eライン」も考慮して治療をします。
Eラインとは?
Eラインは、横顔を見た時に鼻先から顎の先まで一直線に結んだラインのことをいいます。
このラインの内側に口元があると、美しい横顔をされていますが、
日本人は欧米の方と比較して鼻が低い傾向にあるため、Eライン上に口元があっても良いとされています。
「出っ歯」や「受け口」などの歯並びの不正の場合には、このEラインから口元がはみ出てしまいます。
Eラインが崩れてしまう原因
歯並びが悪い
歯並びの悪さから口元が前に出てしまい、Eラインが崩れてしまうことがあります。
歯並びの悪さは、遺伝的な要因もありますが、日常的な生活習慣が関係していることがあります。
「口呼吸」「爪噛み」「舌のくせ」は歯並びが悪くなる悪習癖です。
継続すると、歯並びや噛み合わせのバランスが崩れてしまうため、すぐに改善しましょう。
歯が出ていて唇が閉じにくいために口呼吸になっている場合があります。
口呼吸は鼻呼吸と比較すると、細菌やウイルスをダイレクトに吸い込んでしまうため、感染症になりやすいです。
また、唇を閉じていることで、歯に適切な圧がかかっていますがその圧がかからないため、
さらに歯並びが悪くなってしまうこともあります。
顎のバランスが悪い
下顎が発達し過ぎている場合や上顎だけ発達し過ぎている場合には、口元がアンバランスになります。
そうすると、どちらかだけ出てしまい、Eラインが崩れてしまいます。
顎のバランスは、お子さんの顎が成長している時期であれば矯正でバランスを整えることができます。
永久歯が生え揃うまでに時期は、顎が成長している時期のため、この時期が顎のバランスを整えながら、
永久歯が正しい位置にくるように誘導が可能です。
大人になると、この方法で治療ができないため、顎のアンバランスが気になる場合には早めに歯医者に相談しましょう。
口周りの筋力の低下
しっかり噛むことで口周りに筋力は鍛えられます。
ただし、ファストフードなどのやわらかい食事ばかりする生活では、あまり噛まずに食事してしまうことも少なくありません。
また、歯並びの不正やかみ合わせのバランスが悪いと、しっかり噛むことが難しく口周りの筋力が低下してしまうことがあります。
あまり噛まない食生活が継続されると、胃腸にも負担がかかってしまうため、しっかり噛む習慣をつけましょう。
また、歯並びや噛み合わせの問題で噛みにくい時には、矯正治療をしてお口の環境を整えましょう。
歯が傾いている
歯が歯列に並んでいても、前歯が傾いていると口元が突出してしまい、Eラインは崩れてしまいます。
この原因は、日常の生活習慣である「口呼吸」の方や「舌のくせ」がある方に多い傾向があります。
舌の正しい位置は、上顎の少し出ている部分ですが、その位置についていないと舌が下がってしまいます。
そうすると、前歯を押しやすく、歯が傾く原因になります。
歯並びを整える矯正方法
矯正方法もいくつか種類がありますので、ご紹介します。
ワイヤー矯正
歯の表面にブラケットをつけて、ワイヤーを通して適切な力をかけて歯を動かす方法です。
歴史のある方法で多くの矯正歯科で対応しています。
表側矯正
歯の表面に装置をつけて歯を動かす方法です。
最もポピュラーな方法で、幅広い歯並びに対応しています。
以前は、金属の装置の見た目が気になることがありましたが、白や透明の審美ブラケットやワイヤーを選択できるようになり、
矯正中の見た目が改善されつつあります。
固定式の装置のため、歯並びが整うまで装置をつけたまま過ごします。
裏側矯正
歯の裏側に矯正装置をつける方法で、矯正装置がほとんど見えない治療法です。
矯正中の見た目が気になる方におすすめの方法になります。
ただし、歯科医師の技術力や経験が必要なので、治療ができる歯医者が限られています。
マウスピース矯正
患者さまのお口にぴったり合ったマウスピースを作製し、段階的に違うマウスピースに交換することで歯並びを整える方法です。
透明のマウスピースを使用するため、矯正装置が目立ちにくい方法です。
また、取り外しができるため、食事や歯磨きを今まで通り行うことができます。
ただし、自己管理が必要で20~22時間の装着が必要です。
少しくらい……。と外している時間が長くなってしまうと、
マウスピースが浮いてしまったり合わなくなってしまったりすることがあるため、注意が必要です。
まとめ
歯列矯正では歯並びはもちろん、スマイルラインやEラインも考慮した治療を行います。
口元が美しく見えるように検討して治療計画を立案します。
また、歯ぐきの状態や歯の白さなど、患者さまのご希望をうかがってよりよい状態になるようにご提案いたします。
歯並びが気になりましたら、お気軽にご相談ください。
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