投稿日:2024.3.29
甘いものを沢山食べると虫歯になる!?
こんにちは!新宿歯科・矯正歯科です(^_-)-☆
甘いものを食べると虫歯になるというのは一般的な認識ですが、果たしてそれは本当でしょうか?
「甘いものが好きだけど、虫歯にはなりたくない!」
「矯正していると虫歯になる?」
「虫歯の原因ってなに?!」
甘いものの誘惑にたえず、ついつい食べ過ぎてしまうことがありますよね?
その甘い誘惑が、私たちの口の中でどんな騒動を巻き起こすのか。矯正治療中の方は特に注意が必要です。
装置を装着していると、食べかすがたまりやすく虫歯の原因となります。しかし、適切なケアや予防策を行うことで、虫歯を防ぐことができます。
虫歯は放っておくと、歯を失ってしまう原因となる恐ろしい感染症の1つです。
しかし、虫歯は日々の心がけにより防ぐことができます。矯正治療中の方は特に、適切なケアを行いましょう。
この記事では、甘いものと虫歯の関係や予防対策について解説していきます。
何が虫歯を引き起こすのか?そしてその回避策について考え、矯正治療を受けながらも健康な歯を保つための秘訣を見つけましょう!
目次
虫歯とは何か?
まず、虫歯の原因やメカニズムについて簡単に解説します。
虫歯は、歯の表面に付着した細菌(バイ菌)が甘いものを摂取することで糖を分解し、それが歯の表面を溶かすことで起こる病気です。
特に、矯正治療を受けている方は、歯の隙間や装置と歯の表面の間に食べかすがたまりやすく、これが虫歯の原因となります。
虫歯になると、歯が黒く変色したり、痛みやしみる感じがしたり、最悪の場合は歯を抜かないといけません。
虫歯は放置すると重症化し、矯正治療の進行を妨げる可能性もあります。
そのため、早めに治療することが大切です。
矯正治療中の方は、歯磨きやフロスを丁寧に行うことで虫歯を予防し、健康な歯を保つことが重要となってきます。
虫歯の原因
矯正治療を受ける方にとって、虫歯の原因を知っておくことはとても大切です。
では、虫歯の原因は何でしょうか?以下に主なものを紹介します。
1.甘いものの影響
砂糖が歯に付着し、細菌がこれをエネルギー源として利用することで、酸が生産されます。
砂糖は口の中の細菌によって酸に変わり、歯のエナメル質が侵食されるのです。
矯正治療中は、歯と装置の隙間などに特に食べ物が残りやすい状態にあるため注意が必要です。
2.不十分な歯みがき
歯みがき不足は、歯に付着した砂糖や食べかすが残っている状態となり虫歯の原因となります。
歯みがきが不十分のままでいると、歯の表面に細菌がさらに繁殖し、虫歯のリスクが高まるのです。
特に、矯正治療中は装置が付いているため念入りな歯みがきが必要になってきます。
3.遺伝的要因
遺伝的な要因も虫歯と関係しています。歯のエナメル質の厚さなどの歯の質や、唾液の質、成分などが影響を与えます。
虫歯菌(ミュータンス菌)が多いと、虫歯のリスクが高くなるのです。
4.酸性の強い食品や飲料
酸性の食べものや飲みものは、直接歯を侵食する可能性があります。
例えば、レモンやオレンジなどの柑橘類や炭酸飲料などがあります。
5.不健康な食習慣
頻繁な間食や夜食は、歯を常に糖分や酸性物質にさらすことになります。また、栄養バランスの偏りも歯の健康に影響を与えるのです。
6.口腔内の乾燥
口の乾燥は唾液の量が減少し、細菌の成長を促進します。唾液が不足すると、歯を守る自然な洗浄作用が損なわれるのです。
これらの要因が複合的に作用して、虫歯が発生する可能性があります。
矯正治療中も、口の中を清潔に保ち、バランスの取れた食生活を送ることが重要です。
虫歯になるとどんな影響がある?
虫歯が起こると、どんな影響があるのでしょうか?虫歯はただの歯の穴ではありません。また、矯正治療にも影響してきます。
歯の痛みや感染症
虫歯は細菌が歯のエナメル質を溶かして、やがて穴を作ります。
この穴が深くなると、神経や血管があるところまで達し感染してしまいます。
すると、歯の神経に炎症が起こり、激しい痛みや腫れを引き起こすのです。また、装置の取り外しが難しいため、虫歯の治療が難しくなることもあります。
歯周病や歯の欠損
虫歯は歯ぐきにも影響します。細菌が歯と歯ぐきの溝に入り込むと、歯ぐきに炎症や出血を引き起こすのです。
これが進行すると、歯周病になります。歯周病は歯を支える骨や組織を破壊するため、最終的には歯の欠損につながるのです。
矯正装置を使用している場合、歯の間の清掃が難しくなり、歯周病のリスクが増加します。
全身の健康への影響
虫歯や歯周病は口腔内だけでなく、全身にも悪影響を及ぼします。
口腔内の細菌が血管に入り込むと、心臓や脳などの重要な臓器に感染する可能性があります。
また、虫歯や歯周病は糖尿病や高血圧などの生活習慣病とも関係しているのです。
虫歯は放っておくと重大な問題に発展する可能性があります。矯正治療を受けている方は、より意識を向けて虫歯の予防に努めることが大切です。
甘いものと虫歯の関係
甘いものは美味しいですが、虫歯の原因になります。チョコレートやキャラメル、キャンディーなどの粘り気があり、歯にくっつきやすく、ずっと口に残るものは虫歯のリスクを高めます。では、甘いものを食べたくなったときはどうすればいいでしょうか?
おやつの工夫
おやつの工夫として、砂糖の量が少なくても満足感が得られる食べ物が良いでしょう。
例えば、フルーツやナッツ、ヨーグルトなどがあります。これらはビタミンやミネラル、食物繊維なども含まれているので、栄養面でも優れています。
普段のおやつを変えてみることから始めてみましょう。
キシリトールの使用
キシリトールとは、天然に存在する糖アルコールの一種で、甘味料として使われます。キシリトールには虫歯予防効果があります。
キシリトールが口の中で細菌に分解されると、酸ではなくアルカリが生成されます。
これにより、歯を溶かす酸の働きを抑えることができるのです。また、キシリトールは唾液の分泌を促進し、口の中を清潔に保ちます。
口がさみしい時には、キシリトール100%のガムがおすすめです。
量と頻度の重要性
一番大切なことは、甘いものを食べる量と頻度をコントロールすることです。量は少なければ少ないほど、頻度は少なければ少ないほど、虫歯のリスクは低くなります。
ダラダラ食べの影響
ダラダラ食べとは、食事の間に間食を繰り返すことです。
この習慣は、虫歯の原因となるステファンカーブを上げ続けることになります。
ステファンカーブとは、食べ物や飲み物を摂取した後に口の中のpHがどのように変化するかを示すグラフです。
pHが低くなると、歯の表面が溶けやすくなり、虫歯菌が繁殖しやすくなります。一般的に、pHが5.5以下になると虫歯が進行し始めます。
ダラダラ食べをすると、口の中のpHが常に低い状態になり、歯にダメージを与え続けることになります。
そのため、ダラダラ食べは虫歯予防の大敵です。ダラダラ食べをやめることでステファンカーブを下げることができ、虫歯のリスクを減らすことができます。
甘いものはおいしいですが、過剰に摂取すると健康に悪影響を及ぼします。
虫歯だけでなく、肥満や糖尿病などの生活習慣病の原因にもなるのです。甘いものを食べる量と頻度に気を付けて、健康的な口腔と身体を保ちましょう。
虫歯予防のためのポイント
矯正治療を受けている方にとって、虫歯予防は特に重要です。
歯磨きは、細菌や酸を歯から取り除き、虫歯の進行を防ぐために欠かせません。
しかし、適切な歯磨きが行われないと、細菌や酸が残り、虫歯を引き起こす可能性が高まります。
特に、就寝前の歯磨きは重要です。寝ている間は唾液の分泌が減り、自然な洗浄作用が弱まるため、磨き残しがあると細菌や酸が歯に長時間作用します。
以下のポイントを抑えておきましょう!
- 毎日のブラッシングやフロス
- 定期的な歯科検診やクリーニング
- フッ素やシーラントの使用
虫歯は、誰でもなりうる病気ですが、正しい知識とケアで予防することができます。
矯正治療をしている場合は、装置にあった専用の歯ブラシや補助的にワンタフトブラシ・歯間ブラシを使いましょう。
歯科医院でブラッシング指導を受け、毎回磨き残しがないかチェックしてもらうことも大切なポイントです。健康な笑顔のために、今日から虫歯予防に取り組みましょう。
甘いものと上手く付き合おう!
虫歯予防には日常の意識が重要となってきます。矯正治療を受けている方でも、しっかりとケアをすることで甘いものを楽しむことができます。
日頃から糖分の摂取を控え、正しい方法で丁寧に歯磨きをし、定期的な検診とクリーニング、フッ素を適度に摂ることで健康な歯を保つことができるのです。
虫歯のメカニズムを理解し、矯正治療中でも甘いものと上手に付き合いながら健康な歯と虫歯ゼロを目指しましょう!
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