投稿日:2024.11.1
矯正治療に年齢制限あるの?成人矯正は何歳から適用?
「お子様の矯正がいつからできるの?」「矯正はいつまでできるの?」
など、矯正と年齢に関して気になることもあるのではないでしょうか。
お子様の矯正は、お口の状態によってより良いスタート時期が異なる場合があります。
大人の矯正も歯並びの状態によって条件がある場合があります。
そこで今回は、矯正治療に年齢制限があるのかと
成人矯正は何歳からスタートできるかについてご紹介します。
目次
矯正治療の年齢制限はあるの?
矯正治療の年齢の上限はありません。
ただし、歯周病で歯がグラグラしていない、むし歯がないことなど、歯の状態に関しての条件はあります。
矯正治療は、見た目だけでなく機能的なメリットも多くあります。
かみ合わせのバランスが整うことで、しっかり噛むことができて脳にも刺激が伝わりやすくなります。
また、かみ合わせのバランスの不調から肩こりや首こり、頭痛などの咬合関連痛も改善が見込めます。
歯磨きもしやすくなることから口内環境を整えやすくなり、40代や50代の方も幅広く治療をしています。
お子様の矯正は何歳から?
受け口などの骨格のアンバランスさがある場合には、
乳歯は生えた時期の3~5歳程度からスタートする場合もあります。
一般的には、個人差があるため多少前後する場合はありますが、
永久歯が生え始める6歳程度から治療をスタートするケースが多くなります。
歯並びの状態を確認しながらスタートする時期は検討しますので、
その前に相談していただくとよりよいタイミングで矯正治療の時期をご提案できます。
お子様の矯正は何歳まで適用になるの?
お子様の矯正は、乳歯と永久歯が混在している時期の「1期矯正」と永久歯が生え揃った時期の
「2期矯正」に分けられますので、それぞれの違いをご紹介します。
一期矯正
目的
1期矯正の目的は、顎のスペースと歯の大きさのアンバランスさを解消するために、
顎のスペースを確保することです。
日本人は顎が小さい傾向があり、歯が生えるスペースが足りないことも少なくありません。
また、顎の成長時期にコンビニ食やファストフードなどのやわらかい食べ物ばかり食べていると
顎の成長が促されず、歯が生えてくるスペースが不足します。
このような顎のスペース不足を解消するために、顎の成長を促し、
永久歯が正しい位置に生えてくるように促す矯正が1期矯正です。
1期矯正は、主に取り外し式の装置を使うケースが多いでしょう。
メリット
お子様の顎の骨はやわらかく歯が移動しやすい
永久歯が生えたばかりの時期は、歯が動きやすい時期です。
お子様の負担を軽減して矯正治療ができます。
抜歯を伴う矯正治療の可能性を軽減できる
矯正治療で歯を並べるスペースが足りない場合は、
抜歯をしてスペースを確保する必要があります。
しかし、1期矯正で歯を並べるスペースを確保できていると、
抜歯を伴う矯正治療の可能性を軽減できます。
取り外し式のため、食事や歯磨きの負担が少ない
固定式の矯正装置の場合には、装置の間に食べ物が挟まりやすいデメリットがあります。
取り外し式の装置は、食事や歯磨きの時に取り外せるため、
今までと同様に生活をすることができます。
デメリット
お子様の協力が必要になる
取り外し式の装置はお子様の協力が必要で、きちんと装着時間を守らないと
治療計画通りの効果が得られない場合があります。
お子様が外している時間が長い場合には、声かけをするなどの協力が必要になることもあります。
装置が気になることがある
顎の裏側につくため、大きく装置が見えるわけではありませんが、
ワイヤーが見えたり口を開けた時に装置が見えたりすることがあります。
成長期のお子様が見た目を気にしてしまうことがあります。
歯並びを整えて、お口の環境を良くするために大切な装置ということを伝えましょう。
また、歯並びが悪いままにしておくと起きる見た目の問題やむし歯や歯周病のリスク、
しっかり噛めないことなどもお話して、矯正の大切さを知ってもらうことが大切です。
二期矯正
二期矯正は、すべて永久歯に生え変わってから行う矯正治療で成人矯正と同じ矯正になります。
歯並びの状態によりますが、ワイヤー矯正かマウスピース矯正を選択することができます。
また、永久歯が生えたばかりの時期は、顎の骨がまだやわらかい時期のため、
成人の方と比較すると歯が動きやすい傾向があります。
また、一期矯正は歯のスペースを確保する目的でしたが、
二期矯正は歯並びを改善する目的のため、細かい歯の動きも実現できます。
そのため、見た目だけでなく、かみ合わせのバランスの改善も見込めます。
成人矯正は何歳から適用になるの?
成人矯正は、永久歯が生え揃った時から適用になります。
個人差がありますが、12~14歳程度で永久歯の生え変わりが完了するため、
その時期から成人矯正をスタートできるでしょう。
ただし、永久歯が生え揃う前は、顎のスペースを確保して永久歯が生えてくるように誘導できる大切な期間です。
この時期から治療がスタートできるようであれば、
この時期から矯正を始めるとスペースを確保して歯が並びやすくなります。
一期矯正だけで歯並びが改善することはある?
歯並びの状態や開始時期にもよりますが、
一期矯正をした段階で歯が生えるスペースが確保できていて
永久歯も正しい位置に生えている場合には、一期矯正で終了できます。
一期矯正から二期矯正に移行する場合でも、永久歯の抜歯の必要がなくなる、
治療期間が短縮できるなどのメリットがあります。
成人矯正で行う矯正方法
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットという装置をつけてワイヤーを通し、矯正力をかけて歯を動かす方法です。
矯正の中で歴史のある方法で、多くの矯正歯科で治療できます。
表側矯正
歯の表側に装置をつける方法で、スタンダードな矯正方法として広く治療されています。
従来は、金属の装置の見た目が気になってしまうデメリットがありましたが、
白や透明のブラケットやワイヤーを選択できるようになり、
矯正中の装置の見た目が目立ちにくくすることも可能です。
幅広い歯並びの不正に対応ができ、歯を大きく動かす症例も適用範囲が広いです。
裏側矯正(舌側矯正)
歯の裏側に装置をつけるため、矯正装置がほとんど見えない特徴があります。
矯正中の装置の見た目が気になっている方におすすめの方法です。
また、内側から矯正力をかけるため、出っ歯や受け口などの内側に歯を動かす矯正を得意としています。
歯の裏側に装置をつけるため、歯科医師の技術力と経験が必要になり、
裏側矯正(舌側矯正)に対応している歯科医院は限られています。
当院は、裏側矯正の症例が数多くありますので、お気軽にご相談ください。
マウスピース型矯正
マウスピース型矯正は、口の中をスキャンして患者様にぴったり合うマウスピースを作製します。
そして、少しずつ形の違うマウスピースに交換しながら歯を動かす矯正方法です。
取り外し式の装置のため、食事や歯磨きを今まで通り行うことができるメリットがあります。
ただし、1日20~22時間の装着が必要ですが、きちんと装着時間を守らないと治療計画通りに歯が動きません。
そのため、自己管理が必要な方法です。
まとめ
矯正治療に年齢制限はありません。
お子様の場合には、受け口などの骨格性の場合には3~5歳程度から治療を開始することもありますが、
一般的には永久歯が生え始める6歳程度からスタートすることが多くなります。
より良い矯正タイミングをご提案できるように、その前にご相談いただくこともできます。
当院は、幅広い年齢の方の矯正治療を行っていますので、お気軽にご相談ください。
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