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投稿日:2024.7.5

繰り返す口内炎は歯並びが関係する?

口の中に口内炎が頻繁にできることはありませんか?
口内炎はいくつか原因がありますが、繰り返す口内炎は、歯並びが関係している場合もあります。
また、長期間治らない口内炎は、ほかの疾患がひそんでいる可能性もありますので、早めの受診が必要です。
そこで今回は、口内炎の種類や原因などについてご紹介します。

口内炎の種類とは?

口内炎と歯並び関係 矯正治療 口内炎

アフタ性口内炎

アフタ性口内炎は、口内炎の中で一番多い口内炎です。
アフタ性口内炎の症状は、白い2~10ミリ程度の潰瘍が頬・舌・歯ぐき・唇などの口腔内粘膜にできます。
症状によっては、いくつかつながって発生する場合もあります。

一般的には1週間~10日程度で徐々に回復していきます。
傷痕が残ることもなく、治療の必要がない場合が多いですが、
2週間以上口内炎が続いている場合には、ほかの疾患が隠れている可能性もあります。
長引く口内炎の場合には、一度クリニックを受診した方が良いでしょう。

【原因】

アフタ性口内炎の原因は、はっきり特定されないことが多いですが、
睡眠不足、栄養不足(ビタミン)、免疫力低下などが考えられます。

カタル性口内炎

カタル性口内炎は、矯正の装置や入れ歯などに当たって、粘膜がこすれた時に発生しやすいです。
また、熱すぎる物を食べて口の中を火傷した時や、頬を噛んだ時に刺激で細菌が繁殖して起きることもあります。

【原因】

カタル性口内炎の刺激はいくつか原因がありますが、その中で不正な歯並びもあります。
歯並びが悪く、頬を噛みやすい噛み合わせの場合、頬を噛んで口内炎につながることがあります。
歯並びはそのまま放置していても、自然に改善することは少ないため、矯正治療が必要です。

また、矯正装置が当たって口内炎になる場合には、
「矯正用ワックス」を使用すると装置が当たりにくくなり、口内炎を予防できます。
入れ歯の場合には、噛み合わせのバランスを整えるために調整が必要です。

ウイルス性口内炎

ウイルスが関係して発生する口内炎もあります。
ヘルペスウイルスは、口唇などに発生することがあります。
また、お口の中に常在菌をしている「カンジタ菌」は免疫力が低下した時に増殖しやすく
カンジタ性口内炎を引き起こすこともあります。
ウイルス性の口内炎は水疱を形成する場合もあり、水疱が破れて発熱などを伴うケースがあります。

【原因】

唾液などの飛沫感染や接触感染が考えられます。
カンジタ性の口内炎は、発熱などで免疫力が下がっている時に発生しやすい特徴があります。

アレルギー性口内炎

特定の食品や薬品などに反応してアレルギー性の口内炎ができる場合もあります。
お口の中では、金属アレルギーによる口内炎もあります。
金属アレルギーは、今まで問題なかった場合でもある日突然発症することがあります。
体内の中で少しずる蓄積された金属イオンは許容量いっぱいになった時にアレルギー症状を引き起こします。

【原因】

お口の中に銀歯が入っている方は、金属アレルギーのリスクがあると考えらえています。
金属アレルギーが心配な方は、金属の被せ物から白いセラミックなどの被せ物に変更することもできます。

口内炎を予防するためには?

口内炎予防 十分な睡眠 栄養バランス

口内炎の原因によって対策をして、口内炎を予防しましょう。

十分な睡眠と休養

肌と同様に、口の中の粘膜も代謝を繰り返しています。
しかし、睡眠不足やストレスなどで代謝が少しずつ悪くなり、粘膜の再生力が弱くなります。
そうすると、粘膜に口内炎ができやすくなります。
口内炎を予防するためには、十分な睡眠を休養で免疫力をアップさせることが大切です。

栄養バランスを整える

仕事が忙しくなると、生活が不規則になりやすく食生活のバランスも崩れがちです。
健康面や免疫力アップのためにもバランスのよい食生活をすることは大切ですが、
特にビタミンB群はお口の粘膜の健康に大きく関係しています。

免疫の関係しているビタミンB₆が不足している状態では、細菌が増殖しやすい環境になります。
また、代謝に関係しているビタミンB₂は、口の中の炎症や唇にひび割れなどに影響があると考えられています。
食事だけで摂取しにくい場合には、医薬品などで補給しましょう。

口の中の環境を改善する

噛み合わせのバランスを整える

噛み合わせが悪く、頬を噛んで口内炎になっている場合には、矯正治療で噛み合わせのバランスを整えましょう。
歯並びの不正で歯が凸凹して噛んでしまう場合には、歯並びを改善する必要があります。
そのままの噛み合わせでは、バランスが崩れているため、顎や歯にも負担が出る可能性があります。

また、全身の筋肉はつながっているため、噛み合わせのバランスが崩れていると
肩こりや首こりなどを引き起こしてしまうことも。
噛み合わせのバランスを整えることは、歯並びの改善だけでなく、全身の健康にもつながります。

口の中の乾燥を予防する

ストレスは唾液の分泌が少なくなり、口の中が乾燥しやすくなります。
口の中が乾燥すると、細菌が繁殖しやすくなり、口内炎も発生しやすくなります。
また、むし歯や歯周病なども細菌が増えるため、リスクが高くなります。

唾液が少ない状況で、頬を噛むと唾液の洗い流す作用が弱いため、細菌を洗い流せず口内炎が発生しやすくなります。

唾液が減少する原因と対策

唾液減少対策 口呼吸 咀嚼

口呼吸

通常は、鼻で呼吸をする鼻呼吸が正しいのですが、出っ歯や受け口などで口が閉じにくく口呼吸になる場合があります。
口呼吸になると、お口の中が乾燥しやすく唾液が減少します。
そうすると、細菌が繁殖しやすくなり口内炎のリスクも高くなります。

対策

出っ歯や受け口による口呼吸は、意識的に改善することが難しいケースがあります。
歯並びが前に出ていることで、口呼吸になっている場合には、歯並びの改善のため、矯正治療が必要です。

咀嚼が少ない

しっかり噛むことができないと唾液の分泌が促されません。
特にファストフードやコンビニ食などのあまり噛まなくても良い食事ばかりしていると、
しっかり噛むことが少なくなり、口周りに筋力の低下にもつながります。
口周りの筋力低下は頬や口元のたるみなどにもつながり老け顔に見えやすくなります。

対策

しっかり噛むためには、歯ごたえのある食材を取り入れるようにしましょう。
ごぼうやにんじんなどの根菜類はしっかり噛むことができます。
また、同じ食材でも切り方を工夫するだけで、噛む回数が増えます。
きゅうりなどは輪切りにすると、噛みやすいですが乱切りにすると噛み応えが出て噛む回数が増えます。
しっかり噛む習慣は唾液に分泌を促し、消化も助けます。
また、口周りに筋力アップにもつながるため、毎食しっかり噛む習慣をつけましょう。

喫煙

たばこの中には、ニコチンやタールが含まれており、血管が収縮して唾液を減少する働きがあります。
そのほかにも酸素や栄養が十分に供給できず、免疫力の低下につながります。

対策

喫煙は、唾液の減少だけでなく、歯周病のリスクも高めます。
また、肺の疾患も増やしてしまうため、禁煙をおすすめしています。

まとめ

口内炎の原因 不正咬合 歯並び 矯正

※不正咬合の参考画像です

 

口内炎の原因は、歯並びの不正が関係している場合もあります。
その場合は、頬を噛みやすく繰り返してしまうため、矯正治療で改善しましょう。
また、栄養バランスが崩れていたり、免疫力が低下したりしている可能性もあります。
口内炎はご自分の体調を振り返るきっかけにもなるため、十分な休息や栄養バランスが取れているか確認しましょう。
歯並びの不正でお悩みの場合には、お気軽にご相談ください。

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