投稿日:2024.12.11
裏側矯正に必要不可欠なセットアップモデルとは?
皆様、こんにちは。新宿歯科・矯正歯科です。
歯の裏側に矯正装置を貼り付ける「裏側矯正(舌側矯正)」の治療前には、
レントゲンや歯の型取りなどを行いセットアップモデルの作成をしています。
セットアップモデルをはじめて聞いた方も多いかと思いますが、
じつは裏側矯正には必要不可欠な精密検査のデータです。
今回は、セットアップモデルの特徴や裏側矯正との関係、必要性や流れ、
セットアップモデルを作成するメリットなどを解説します。
目次
セットアップモデルとは?
セットアップモデルとは、矯正治療後の歯並びを目で見てわかるように模型にしたものです。
「歯並びが悪いけれど、本当に治るの?」
「歯を抜く治療が必要だけれど、どんな歯並びになるの?」
「噛み合わせはしっかりするの?」
などといった疑問が矯正治療前にある方も少なくありません。
そのため、矯正治療をはじめるのが不安に感じることもあるでしょう。
しかし、セットアップモデルがあれば矯正治療のゴールを目で確認することができるため、
頭で想像しやすく治療にも前向きになることができます。
従来の矯正治療では、歯の型取りを行い、石膏を流すことで、歯並びの石膏模型を作成します。
そして、患者様の歯並びと同じ石膏模型をもとによい歯並びに整える手順でセットアップモデルが作成されます。
最近では、粘土のような素材を用いた歯の型取りだけではなく、
デジタルスキャンのできるカメラで歯の型取りを行うことも可能になり患者様のご負担も減っています。
当院でも、デジタルスキャンによる精密検査を行っており歯並びをデータ化することができるのが特徴です。
治療前に歯並びがどのように動くのか気になる方は、ぜひ当院へご相談ください。
裏側矯正とセットアップモデルの関係
矯正治療の中でも裏側矯正(舌側矯正)にはセットアップモデルが必要不可欠といわれています。
裏側矯正(舌側矯正)は、歯の裏側にブラケットを貼り付けるのですが
歯の表面よりも凹凸があり矯正装置の製作にはより精密さを求められます。
歯の表側よりもブラケットを貼り付けられる面積も少ないため、
患者様の歯並びの状態や歯の表面に凹凸、大きさや形をしっかり把握することが大切です。
矯正歯科にもよりますが、セットアップモデルを石膏模型で作成する場合とデジタルデータ化する場合があります。
当院は、裏側矯正(舌側矯正)に力をいれておりよい治療を受けていただくためにも
デジタルスキャンによる精密検査やセットアップモデルの作成をしています。
セットアップモデルの必要性
セットアップモデルは、なくてもあっても治療結果は同じではないの?と疑問になる方もいらっしゃると思います。
セットアップモデルを作成することで、患者様と同じ歯並びをめざすことができ、
ぴったりの装置を作成できることから患者様の負担を軽減することができるのです。
裏側矯正は、表側矯正に比べて初期段階では慣れるまで舌で触ってしまうことで違和感を覚えることもあります。
そこで、装置による違和感を軽減するためにも歯にぴったりのブラケットやワイヤーを作成することが大切です。
また、違和感の軽減だけではなく歯並びを精密に並べることやゆがみのない噛み合わせをめざすことが可能です。
矯正治療の前は精密検査の時間が大変に感じることもあるかもしれませんが、
患者様にぴったりの治療計画の立案や美しい歯並びをめざすためにはとても重要な治療の時間です。
セットアップモデルの作成の流れ
セットアップモデルを作成するには、以下のような流れで治療が進みます。
カウンセリング
まずは、歯並びや気になる治療方法などのご相談に当院へお越しいただきます。
歯並びの悪い原因が骨格にある場合は外科手術が必要になることもありますので、
全身疾患を把握するためにも健康状態の報告や服用されているお薬をカウンセリング時にお伝えください。
カウンセリングでは、モニターを見ながらリラックスできる空間でお話しをしていただけます。
矯正治療や歯並びに関して気になることがあれば、何でもご質問ください。
精密検査
矯正治療を前向きにご検討いただける方は、治療前に精密検査を行います。
精密検査からは費用がかかり、1時間くらい治療時間がかかります。
精密検査では、主に以下の診査をいたします。
・CT
通常のレントゲンでは撮ることができない、歯や顎の大きさや形を立体的に映し出すことが可能な精密機器です。
歯と神経や血管の位置関係や、顎の骨の密度も把握することができます。
・レントゲン
歯や顎の骨を2次元で撮影することができます。
むし歯や歯周病の有無も把握することができます。
歯の健康状態によっては、矯正治療前にむし歯や歯周病の治療を優先していただくようにご提案させていただくこともあります。
・歯の型取り
患者様の歯並びを把握するために、歯の型取りを行います。
従来の粘土のような歯の型取りで、セットアップモデルの作成に利用します。
・口腔内スキャン
お口を開けた状態で数秒カメラにより歯や歯ぐきをスキャンすることで、歯並びの状態をデジタル化できる精密検査です。
デジタル化されたデータは患者様も確認することができるため、現在の歯並びの状態を細かく知ることができます。
また、セットアップモデルにも活用させていただきます。
セットアップモデルの作成
精密検査をもとにセットアップモデルを作成します。
現在の歯並びの状態を模型やデジタルデータで確認いただきます。
その後、抜歯の必要性をご説明させていただき、抜歯をして矯正治療を行う場合と抜歯なしで
矯正治療を行う場合の歯並びのゴールを確認していただくことが可能です。
抜歯をした方がよいのかご自分でも目で見て把握できるのがメリットですね。
どうしても抜歯をせずに歯並びを整えたい方は、もちろん非抜歯で治療を進めることもできますので、事前にご相談ください。
セットアップモデルのメリット
ここからは、セットアップモデルを作成するメリットを解説します。
治療のゴールを事前に確認できる
セットアップモデルは、矯正装置を付ける前に整った歯並びを目で見て確認することができるため、
治療のゴールが想像しやすいのがメリットです。
抜歯の必要性を確認できる
矯正治療の説明を受けても「本当に抜歯が必要なの?」と不安になる方もいらっしゃいます。
そこで、当院では抜歯して治療した歯並び、抜歯をしないで治療した
歯並びのセットアップモデルを事前に確認していただき、患者様に選択していただけます。
治療のモチベーションにつながる
治療のゴールが想像できるため、治療のモチベーションにつながる方も少なくありません。
デジタルデータであれば、歯が徐々に並んでいく様子も確認することができますよ。
患者様にぴったりの装置を作成できる
セットアップモデルを作成するときのデータをもとに、患者様にぴったりのオーダーメイドの矯正器具を作成します。
裏側矯正は、歯の凹凸や大きさに合わせてより精密に製作する必要があるためセットアップモデルは必要不可欠です。
セットアップモデルが欠かせない裏側矯正(舌側矯正)で歯並びの治療を!
当院では、石膏模型によるセットアップモデルはもちろん裏側矯正(舌側矯正)では
デジタルスキャンにより歯並びの状態をデータ化することも可能です。
また、取り外しのできるマウスピース型矯正でもスキャナーを用いて、
治療中の歯並びや矯正後の歯並びを事前に確認していただくことが可能です。
矯正治療後の歯並びを事前にチェックしてから治療を開始したい!
というご希望がある方は、お気軽にご相談ください。
新宿歯科・矯正歯科ってどんなところ?
★新宿駅から徒歩3分★
・裏側矯正歴16年、症例数20,000件以上
・全国に分院を持つ裏側矯正専門医
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