投稿日：2024.1.12

顔が歪んでいるのは歯並びのせい？歯列矯正で改善することはあるの？

みなさん、こんにちは。
新宿歯科・矯正歯科です！

ふと鏡をみると、「顔が歪んでいるような気がする…」と輪郭に違和感がある方はいませんか？

もしかすると、それは歯並びが原因かもしれません。
今回は、顔の歪みのチェックから顔が歪む理由、歯列矯正での改善方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください☆彡

 

顔が歪んでいる？チェック方法

顔が歪んでいるのかどうか、ご自分で判断しにくいと思います。
3つの方法でチェックしてみましょう。

1.左右のパーツ確認

顔を鏡で確認しながら、以下のパーツをみてみましょう。

・眉毛の高さ
・左右の目の位置
・目の大きさや幅
・鼻筋がまっすぐ
・左右の頬の高さ
・顎の先端の位置と鼻の位置が同じ
・耳の高さや大きさ

このように1つ1つ、目や鼻などをチェックすると、左右対称ではないところなどがはっきりわかるでしょう。
大きく異なる場合は、顔が歪んでいるといった印象を持たれることも多いかもしれません。

2.Eラインの確認

次は、横から顔をチェックする方法です。
正面からみると、顔の歪みが感じられなくても、鏡で横から顔をみると歪んでみえることがあります。

まず、横向きにたって鏡を見ます。
そして、鼻の先と顎の先端を線で結びます。
このとき、人差し指を「1」の形にして線状にそっと置いてみましょう。

この線のことを「Eライン」と呼ぶのですが、人差し指に上下の唇がギリギリ触れているくらいがきれいな横顔と判断されます。

矯正治療では、歯並びの見た目やかみ合わせはもちろんのこと、Eラインを整えることも目標にしているほどです。
自分では正面から顔をみることが多いですが、他人からは横顔の方が見られる頻度は高いため、きれいな横顔のラインでいたいですよね(^_-)-☆

3.口元のライン

最後は、顔全体の印象を決めるといっても過言ではない、口元のラインです。
口元は、目や鼻と同等に顔の印象を決めます。
そのため、口元が歪んでいると顔全体のバランスが崩れてみえることも・・・。

ここからは、口元のラインのチェック方法を解説します。

にっこり歯をみせて笑顔になったときに、前歯の先端のライン「スマイルライン」が緩やかなU字を描いていますか？
このスマイルラインが崩れていると、左右の顔のバランスが乱れて歪んでいると感じやすいでしょう。
また、笑顔になったときに口角がしっかり上がっていない、もしくはどちらか一方だけしか上がっていないなど、口周りの筋力が衰えているのも問題です。
顔全体はバランスがよくても、笑顔になったときに顔が歪んで見える場合は、お口周りの筋力が低下しているかもしれません。

 

顔が歪む理由

顔が歪む理由を3つにわけて紹介します。

生活習慣の乱れ

生活習慣が乱れていると、顔のバランスが崩れることがあります。

・頬杖をつく
・猫背
・うつ伏せで寝る
・足を組む

などの習慣を続けていると、顔が歪んでくることがあります。
たとえば、頬杖を右頬ばかりでついているケースでは、右側の頬や顎の骨に負担がかかります。

「たったそれだけのことで？」と思うかもしれませんが、人間の頭は重いため手で支えているようで、顎や頬の骨にもずっしりと重みが伝わるのです。

また、猫背やうつ伏せで寝る方は、重力により顔にたるみができ、顎の位置がずれるため、顔が歪む可能性があります。
顔だけではなく首や背中、腰などが歪む恐れがありますので、早めに改善しましょう。

また、足を組む癖がある方も注意が必要です。
腰や背中が歪むことで、身体のバランスが崩れます。
すると、どちらかを支えるために身体が傾いて、顔も歪む恐れがあるのです。

小口周りの筋力の低下

次に考えられるのは、口周りの筋力の低下です。
口周りには、口輪筋という筋肉があり、使わないでいると衰えて、顔の歪みを引き起こすことがあります。

口輪筋は、舌や唇、頬などにある筋肉のことです。
たとえば、以下のような症状がみられる方は口輪筋が衰えているかもしれません。

・お口をポカンと開く癖
・舌が下方にある
・舌を出す癖
・ほうれい線がある
・シワが増えた
・口笛を吹けない
・ストローで水を吸えない

など一つでも当てはまると、口輪筋が衰えている可能性があります。
口輪筋が衰えると、顔にシワやたるみが増えたり、口元に引き締まりがなくなったりして顔が歪んで見えるため、口輪筋を鍛えるとよいでしょう。

悪い歯並び

最後は、悪い歯並びにより顔が歪むケースです。
歯並びのバランスが悪いと、顔が歪んで見えることがあります。

歯自体がガタガタしている場合も当てはまりますが、どちらかというと骨格的に問題がある方に多いです。
骨格的に悪い歯並びというのは、上下の顎が健全に成長せずに顎の大きさに問題があり歯並びに影響があるケースです。

たとえば、上の顎が小さいと歯が並びきらずに重なりあったり、ねじれたりして歯並びが悪くなります。
反対に、上の顎が大きすぎると歯と歯の間に隙間ができてすきっ歯になることも。
このように、骨格が問題で歯並びが悪くなることがあり、顔の歪みにも悪影響を及ぼします。

特に下顎が成長しすぎると、受け口になりかみ合わせが反対になるため、顔が歪んでみえますよね。
骨格的な問題で歯並びが悪い方は、顔が歪む恐れがあります。

歯並びのせいで顔は歪むの？改善できる？

「顔が歪む理由」のお話しから分かるように、歯並びのせいで顔は歪みます。
反対に、歯並びを改善すると顔の歪みは改善できる可能性が高いです。

骨格的に問題がある場合は、矯正治療をすることで歯並びだけではなく、顔の見た目もある程度変えることができるのです。
特に口元にボコっと膨らみがある方は、骨格的な問題がある可能性が高いため、矯正歯科にご相談ください。

歯並び自体がガタガタになっていなくても、骨格的に問題がある場合は、かみ合わせが崩れるため悪い歯並びに分類されます。
歯並びの見た目でわからなくても、じつは悪い歯並びのせいで顔が歪んでしまっていることがあるのです。

そして、歯並びのせいで顔が歪んでいる場合は、歯列矯正で改善することができます。
矯正治療では、歯並びの見た目はもちろん、上下のかみ合わせを整えること、骨格的な問題を解決するための治療もできます。
さらに、口周りの筋力が弱まることで歯並びに影響を及ぼしてしまい、顔が歪んでいる場合は、歯列矯正と共にお口周りの筋力を整えるトレーニングをするのが有効です。

顔の歪みを改善する歯列矯正とは

歯並びにより顔の歪みを引き起こしている場合は、歯列矯正により顔の歪みを改善できる可能性が高いです。
歯並びが悪くてEラインが乱れているケースでは、矯正装置を用いた治療で改善できます。

しかし、骨格的な問題がある場合は、外科手術を行うとより美しい歯並び、かみ合わせ、輪郭をめざせます。

当院では、以下の歯列矯正を取り扱っています。

裏側矯正

裏側矯正とは、歯の裏側にブラケットと呼ばれる小さな矯正装置を貼り付けて、ワイヤーを通して徐々に歯並びを整える方法です。
基本的に3週間に1回くらいのペースで通院していただき、ワイヤーを新しいものに取り換えていきます。
治療期間は1～2年くらいで表側矯正とほぼ変わりがありませんので、目立ちにくい矯正をお探しの方はご相談ください。

マウスピース型矯正

マウスピース型矯正は、取り外し式の透明のマウスピースを用いて歯並びを整える方法です。
当院は、インビザラインを採用しております。
通院は約2ヶ月に1回と、歯医者に通院する時間が確保しにくい方でも続けやすいのが特徴です。

ご自身でマウスピースを１０日に１回のペースで交換していただくなど自己管理が必要です。

サージェリーファースト

サージェリーファーストとは、骨格的な問題がある場合に、顎の骨を切除する外科手術を先に行い、後に矯正装置で歯並びを整える治療方法です。
外科手術を行うことで、上下のかみ合わせをよりしっかり整え、輪郭によい変化をもたらします。
当院は提携している医療機関で外科手術を行えますので、まずは新宿歯科・矯正歯科へご相談にお越しください★
→外科矯正にご興味がある方はこちらの記事もご覧ください

 

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