投稿日:2023.5.8
裏側矯正が難しい理由とは
みなさま、こんにちは♪♪
新宿歯科・矯正歯科です(^_-)-☆
歯並びは綺麗にしたいけど歯列矯正中の見た目が嫌だなぁ、と誰しもが悩む問題だと思います。
最近ではマウスピース矯正が一般的になり、矯正治療中の審美性問題に光が差してきましたが、
マウスピース矯正だと1日20時間以上装着する必要があり、
自己管理を怠ると治療が長期化してしまう方も、中にはいらっしゃいます。
着脱式はついつい忘れてしまうので、固定式で尚且つ目立ちにくい装置がいい!っと言う方には
「裏側矯正(舌側矯正)」という種類の矯正装置がおすすめです。
今日は裏側矯正について説明していきます(*^^*)☆彡
※当院の裏側矯正の治療内容はこちら>>
裏側矯正って何?
歯列矯正の代表的な治療法と言えば、歯にブラケットという小さい金属とワイヤーを着けて
歯を動かす「ワイヤー矯正」があげられます。
そのワイヤー矯正には2種類あり、
・表側矯正
・裏側矯正
の方法から選択することが可能です。
この2種類の違いは矯正装置の位置だけではなく、力のかかり方や作業の難しさなどが異なり、
裏側矯正の方が技術的に難易度が高いと言われています。
具体的には、何が異なるのでしょうか?詳しくお話していきます。
1.ブラケットの位置決め
ブラケットを正確に接着しなければ治療後の歯並びに大きく関わります。
しかし裏側は目視することが困難で操作が難しいです。
前歯の裏側は形がシャベル状になっているので、
正確な位置にブラケットを接着させることは経験と実績が必要になります。
しかし!!新宿歯科・矯正歯科では、今まで経験と実績を頼りにしてきた方法を辞め
誰でも正確な位置につけられるような仕組み・デジタル矯正を取り入れております。
そのため術者の技術力などに差が出てきませんし、表側矯正でも裏側矯正でも難易度はさほど変わらなくなりました^^
2.力のかかり方
裏側矯正は表側矯正に比べて、ブラケット同士の距離が短くなるので、ワイヤーが引っ張る力は表側より強くなります。
しかし必要以上に強い力をかけると、歯に負担がかかり、
歯根が周りの骨に吸収されて短くなる歯根吸収のリスクや痛みを伴います。
そのため、ワイヤーは強度や太さなど細かい注意が必要でコントロールが難しいです。
では裏側矯正の歯並びを矯正していくうえでメリット・デメリットは何でしょうか。
裏側矯正のメリット
① 審美性が優れている
裏側矯正はブラケットを歯の裏側に装着しワイヤーを通すので表側からは装置が見えないのが最大のメリット(*^^*)☆★
お口を覗き込んだり、大きいお口で笑ったりすると装置が見える可能性はありますが、
基本的には外見を気にせず日常生活を送ることができます。
② 歯列を並べやすい
矯正治療は抜歯して歯が綺麗に並ぶスペースを作り、
奥歯を固定源とし前歯を後方へ移動させます。
表側矯正では固定源である奥歯が前方へ引っ張られやすいので歯の移動のコントロールが難しい場合があります。
裏側矯正は歯を後方へ移動させやすいので、比較的前歯がスムーズに並びやすいのが特長です。
口元を下げたい等のご要望を叶えるのに向いてる装置ともいえます(^^♪
③ 虫歯になりにくい
ワイヤー矯正は装置が固定されているので磨きにくく歯垢や食べかすが残りやすく虫歯になりやすい環境です。
それに加えて、表側矯正だと装置で唾液が循環しにくく乾燥しやすいので菌が増殖し虫歯のリスクが高まります。
しかし、裏側矯正は唾液が常に循環し溜まりやすいので殺菌作用や再石灰化作用等が働くので虫歯になりにくいです。
④ お食事後も気にならない
食べ物が矯正装置に詰まる事は頻繁にあるので、表側矯正だとお食事後は詰まっていないか常に気にしてしまいます。
それに対して裏側矯正は、詰まっても裏側なので見えないし気にせずお食事や会話を楽しむことができるのです。
裏側矯正のデメリット
① 滑舌が悪くなる
矯正装置が歯の裏側にあるので、舌を歯の裏側につけて発音する
さ行・た行・ら行が言いづらくなります。
会話に影響が出やすくなりますが、慣れれば通常時のように発音できるようになります。
② 費用が高い
歯の裏側は複雑な形をしているので、既製品の装置を使うことができません。
その為、裏側矯正は患者様一人ひとりの歯並びに合った装置を作る必要があるので
表側矯正に比べて1.5 倍の費用がかかると言われています。
また、装置を作るのにも時間がかかります。歯科医院によっては装置を作成するのに3ヵ月程かかるところも…‥
装置を作るまでにどれくらいの納期が掛かるか、チェックするのも重要です。
③ 歯磨きが難しい
ブラケット装置周りに歯垢が付着しやすくワイヤーにより歯と歯の間が磨きにくい環境ですが、
裏側となると鏡越しで目視することが難しいので歯磨きが困難になります。
磨き残しが多いと虫歯や歯周病、口臭の原因になるので補助清掃道具を併用し丁寧に磨き、
生活習慣を見直し虫歯のリスクを減らしましょう。
定期的に歯医者に行き、クリーニングしてもらうことが大切です。
磨き残しがある所、磨き方なども伝授してもらうことで虫歯予防に繋がります。
裏側矯正の歯磨きの仕方
裏側矯正は、歯磨きが難しくなりますが、ポイントを意識しながらしっかりと歯磨き・口腔ケアをすれば大丈夫です!
毛先の細い歯ブラシでワイヤーの間を掃除する
ブラケット装置周辺をしっかりと磨くことが大切です。おすすめなのは「ワンタフトブラシ」という毛先が一本の歯ブラシを使用すると、簡単にお掃除ができます。
ます、歯ブラシをワイヤーと平行に当てることを意識しながら歯ブラシの毛先はワイヤーの間に入れこみます。そこから左右に小刻みな振動を与えて隙間のお掃除をします。
歯ブラシの方向を変えて、ワイヤーの上段と下段でブラッシングをしていきます。
ブラケット装置の表面も磨く
ワイヤーをお掃除したら、ブラケットの表面もブラッシングしてあげましょう。装置が見えないため、最初はコツを掴むまでには時間がかかるかと思います。
矯正を始めたばかりのうちは鏡で確認しながらブラッシングを進めていきましょう。慣れてくると感覚で出来るようになりますよ!
歯列の表側を磨く
矯正装置がついている歯列の裏側のブラッシングが終わったら、次はしっかり表側を磨いていきましょう!
表側は、いつも使っている歯ブラシで普段通りに磨いてください(^_-)-☆
歯間ブラシを使用する
矯正治療をしていると、歯を動かす為に、かならず歯と歯の間にすき間が発生します。
必ず歯のすき間もデンタルフロス、歯間ブラシなどを使用して、お掃除してあげましょう。
現在はワイヤーを付けていても簡単にお掃除できる歯間ブラシもたくさん販売されています。
自分にあったグッズを探すのも楽しいかもしれません♪♪
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・裏側矯正歴16年、症例数20,000件以上
・全国に分院を持つ裏側矯正専門医
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