投稿日：2023.3.24

Eラインって知ってる？

みなさんこんにちは～！新宿歯科・矯正歯科です！
いつも当院ブログをご覧いただきましてありがとうございます。

皆さんは「Eライン」という言葉を聞いたことはありますか？
美容や歯科矯正の分野では、美しい横顔の基準の一つとして用いられていることが多いため、美意識が高い方はご存じの方もいるでしょう。

当院も、Eライン（横顔）を矯正で綺麗にしたい！とご要望の方がたくさんいらっしゃいます。
特に最近は、女性だけでなく男性もEラインを気にされている方が増えてきてます！
美しい顔になりたい！というお気持ちに男女は関係なくなってきていますね＾＾

そこで本記事では「Eラインって知ってる？」をテーマに、
Eラインとは何か、セルフチェック方法、歯列矯正で手に入るのか、について紹介します！
男性の方も女性の方もどちらもぜひご覧くださいね♪♪

Eラインとは？

Eラインとは、鼻の先端と下顎の先端を結んだ線のことです。
唇がEラインよりも内側に入っていると美しい横顔と言われています。
しかし、Eラインは、アメリカの歯科医師ロバート・リケッツ氏が提唱したもののため、あくまでも欧米人向けです。
そのため、日本人は唇がEラインに触れている、または、ほんの少し内側に入っていると良いとされています。

横顔は自分では見ることが難しいですが、他人に多く見られているのは正面よりも横顔になります。
そのため、歯列矯正を検討している方の中には、Eラインを整えたいという方は多いです。
Eラインを手に入れるためには、整った歯並びと正しい顎の位置が重要になります。

Eラインのセルフチェック方法

Eラインのチェック方法は簡単です！
ぜひ一度鏡の前でご自身で試してみてください！

STEP１：ペンや定規を用意する

もしなければご自身の指でも可能です！

STEP２：鼻先と顎先にペン・定規を一直線になるよう当てる

STEP３：真横から見た時にペン・定規などに唇るが当たるか、当たらないかを確認

日本人の場合はペンや定規に唇が触れない、もしくは触れるギリギリであった場合、美しいEラインであるといえるでしょう。
逆に唇にペンや定規がくっつく、食い込んでしまう場合はEラインが崩れている状態といえるでしょう。
Eラインの乱れは、とくに病気などではありませんので気にならない方もいらっしゃると思いますが、
写真や動画を見返した際や、周囲からはよく見られる角度ですので、コンプレックスを抱く方も少なくありません。

Eラインが崩れやすい歯並び

Eラインは、歯並びや鼻の高さ、顎の位置などが関係しています。
ここでは、歯並びに焦点をあててEラインが崩れる原因を3つ紹介します。

原因①口ゴボ

口ゴボとは、口元が前方に盛り上がって見える状態のことです。
専門用語では、上下顎前突（じょうげがくぜんとつ）や上顎前突（じょうがくぜんとつ）と呼ばれており、Eラインよりも唇が前方に出ている状態になります。
原因は、前歯が前方に生えている、鼻や唇などの厚み、上下の顎の骨格が前方に位置していることが挙げられます。

原因②受け口

受け口とは、下の歯が上の歯よりも前に出ている状態のことです。
専門用語では、反対咬合（はんたいこうごう）や下顎前突（かがくぜんとつ）と呼ばれており、Eラインに唇が全く触れない状態になります。
原因は、歯が生えている位置や下顎の骨の過成長が挙げられます。

顎の骨が問題で受け口が生じている場合、重度の症例は歯列矯正だけでは改善が難しいです。
そのため、歯列矯正と併用して顎の骨を整える外科手術を行うことがあります。

原因③出っ歯

出っ歯とは、上の前歯が前方に突出した状態のことです。
専門用語では、上顎前突（じょうがくぜんとつ）と呼ばれており、Eラインよりも唇が前方に出ている状態になります。
原因は、歯が前方に向かって斜めに生えている、上顎の骨の過成長、下顎の骨の劣成長、が挙げられます。

歯列矯正でEラインは手に入る？

口ゴボや受け口、出っ歯など、歯並びの問題はEラインが崩れる原因となります。
これらの症例は歯列矯正で歯並びを整えると、理想的なEラインに近づけることが可能です。
また、口元やお顔のバランスが整い印象を変えることもできます。
矯正には３つ種類があります。

ワイヤー矯正

歯に直接、矯正装置をつけて歯並びを整えるワイヤー矯正がオーソドックスな方法です。
ワイヤー矯正は中〜重度の歯並びや噛み合わせの問題に対して有効で、さまざまな症例に対応します。
特に今よりも、口元下げたい・Eラインを綺麗にしたい！という方は、
抜歯をした後、ワイヤー矯正をしてもらうのが一番有効的です。

ワイヤー矯正は、表側、裏側、ハーフリンガルという３種類の装置に分けられます。
どの装置がおすすめかは、その方の現在の症状によりますので、希望の装置が特にない方は
矯正カウンセラーや歯科医師に相談してみるといいでしょう＾＾

マウスピース矯正

透明なマウスピースを交換しながら歯並びを整えるマウスピース矯正も現在主流の矯正装置になります。
マウスピース矯正は見た目に影響を及ぼすことなく歯並びを整えることが可能です。
比較的、軽度な歯並びの方に向いてる装置のため
抜歯症例や、口元を大きく下げたいなどの希望の方にはあまり向いていない装置といえます。

外科矯正

口元が出ている原因が、顎の骨が原因の場合、歯列矯正と併用して外科手術が必要になることもあります。
新宿歯科・矯正歯科では、サージェリーファーストといって、外科手術を先に行い一番気になるポイントを解消してから
歯列矯正で歯並びを整えていく方法をご提供しております。

また、歯列矯正をしたからといって必ずしもEラインが整えられるわけではありません。
鼻が低い、唇が厚い、顎が引っ込み過ぎているような場合は、歯列矯正で改善が見込めない可能性があります。
どのような矯正方法が適しているかは、歯並びや骨格の状態によって異なるため、歯科医師とよく相談したうえで自分に合った方法を選択しましょう！！

まとめ

Eラインは横顔の美しさを示す一つの基準です。
症例にもよりますが歯並びや顎の大きさに問題があるケースは、歯列矯正や外科矯正を行うことで理想のEラインに近づけることができます。
また、歯列矯正で歯並びと噛み合わせを整えると、お顔のバランスが整ったり、虫歯や歯周病の予防につながったりと、さまざまなメリットがあります。

当院では、Eラインを含め、口元やお顔のバランスを考慮した歯科矯正を提供しています。
カウンセリングを行っていますので、Eラインが気になる方はもちろんのこと、歯並びに少しでも気になることがございましたらお気軽にご相談ください。

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