
ブログ
矯正治療の大きな流れ
皆様、こんにちは💑
新宿歯科・矯正歯科と申します。
今回は矯正治療の大きな流れについてご説明させて頂きます。
目次
①カウンセリング
初めて来て頂きましたら、問診票をお渡しさせて頂きますので記入します。
治療への希望や現状の状態、アレルギー等もご記入して頂きます。
問診票を受付へ提出しカウンセラーとお話します。
歯並びに対して気になっている点・悩んでいる事・治療に対しての希望や要望を
カウンセラーにお伝えして頂きます。
また、矯正費用や期間・痛み・通院頻度など疑問や心配していることがあれば、
カウンセラーに遠慮なく質問してください。
納得いくまで説明受けることが肝心です。
②精密検査
矯正治療をする上で必要な検査や写真撮影を行います。
お顔・口腔内のお写真を何枚か撮影させて頂きます。
その後レントゲンを撮影します。
こうした写真撮影は重要で顎の骨にどれくらいスペースがあるか、歯列の状態、
歯根(歯の根っこ)の長さがどれくらいかなど詳細に検査する必要があります。
次に歯型を取ります。
この模型を用いて歯列のズレを正確に把握します。
その他に噛み合わせを検査するセファロという専門的な検査を行います。
あごや顔面の骨格の形態や位置を分析して不正咬合の診断を行います。
③診断(検査の結果・治療方法について)
精密検査から約1週間で結果が出ます。
担当医(院長先生)から検査の結果と治療方法を説明させて頂きます。
レントゲンや写真、歯型の模型、シュミレーションを見ながらどのようにして治療を
進めていくか、担当医から細かく説明させて頂きます。
わからないところ、気になっているところがあれば、
納得するまで聞くのがおすすめです。
④契約手続き
担当医からどのように治療するのかを聞き、治療したい!と思いましたら
治療に関する注意事項やお支払い方法など細かいことをカウンセラーから説明させて頂き
契約手続きを行います。
⑤装置装着
いよいよ矯正装置を装着します。
1本1本の歯にブラケットと呼ばれる装置を接着剤で着けていきます。
その後金属のワイヤーを一つ一つのブラケットに通していきます。
このワイヤーを曲げたり、締め付けたりして歯を動かしていきます。
上下一気に装置を付けてしまうと違和感がすごく私生活に影響することがあるので、
基本的に上顎・下顎は分けて装置を付けます。
装置・ワイヤーが着いたあとで、歯磨きの仕方や食事する際の注意点などを
説明させて頂きます。
⑥動的治療期間(装置を付けて歯を動かす期間)
装置を付けている期間は不正咬合の度合いや
治療の進み具合にもよりますが、1年半から2年が一般的です。
だいたい月1回のペースで通院して頂き、
ワイヤーなどの調整をしていきます。
歯が順調に動いているかどうかを確認し、
次のステップへと治療を進めていきます。
ワイヤーを締めて行ったり、ワイヤーの太さを変えたり、
輪ゴムなど取り外しが出来る装置を使ったり、その時の口腔内の状況で違いますが、
様々な方法で歯の移動を行なっていきます。
治療の途中でワイヤーが外れたり、装置が壊れるなど
アクシデントが起こる場合があります。
その時にはすぐにクリニックで連絡し直してもらいます。
装置の不具合、ワイヤーが外れた時などは出来るだけ早く診てもらうことがオススメです。
歯の移動がそれだけて停滞して治療期間が延びてしまうこともあります。
また、予約を入れたら必ず行くようにすることが大切です。
最短で治療を終わらせたいと思ったなら、休まずクリニックへ通うことが1番です!
キャンセルをすると完全予約制になるので、クリニックに迷惑がかかるだけでなく
それだけ治療期間が延びてしまうことがあります。
治療期間をできるだけ短くするコツはしっかり予約した日に休まず行くことです!!
⑦保定期間・メンテナンス
最初に立てた治療計画通りに歯の移動が完了して
最終の仕上げをしたら装置を全て取り除きます。
装置を取ったまま放置すると歯が後戻りするので、
リテーナーといった保定用マウスピースを1日20時間以上つけて頂きます。
リテーナーをしないとせっかくキレイに整った歯列もまた、
乱れてきてしまいますので必ずしてください!
メンテナンスに入ると3ヶ月から半年に1回のペースで通って頂きます。
メンテナンスの際に歯の全体のクリーニングと歯が後戻りしていないかの確認をさせて頂きます。
まとめ
矯正自体の治療も年単位と長く、それに加えて矯正がやっと終わったと思ったら
次は保定期間でマウスピースを付けなくてはいけないと
心が折れそうになる方もいらっしゃると思いますが、
キレイな歯並びのために一緒に頑張っていきましょうね。
御一読して頂きありがとうございました。